国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
ART200GA（芸術学 / Art studies 200）比較表象文化論Comparative Studies of Representation
竹内 晶子Akiko TAKEUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C1000 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y606 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course Outline】
Students will learn the basic theoretical frameworks of Orientalism and gender studies, and then apply them to the analysis of actual art works of various genres (ex. opera, ballet, film, theater).
【Learning Objectives】
Students will learn how to compare and analyze films and theatrical performances while taking into consideration their sociohistorical contexts.
【Learning Activities outside of Classroom】
Students are expected to submit their answers to weekly study questions by due date.
【Grading Criteria/Policy】
Assignments: 50%
Active Participation in class discussion: 20%
term paper: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
学生は、オリエンタリズムとジェンダー論、それぞれについて基本的な枠組みを学んだあと、オペラ、バレエ、映画、舞台などの具体的な作品に対して、理論を応用した分析を試みていきます。
到達目標Goal
・作品分析のツールとして理論を使いこなす力をつけるとともに、様々な表象文化作品の比較分析に必要な、基本的な能力を身に着ける。
・作品をとりまく時代・社会・文化が作品にどのように反映されているのか、また、伝達手段（メディア）が作品の表現にどのような影響を与えているのか、という表象文化分析に必須の問題意識を高める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この授業では、比較の手法を取り入れた表象文化分析を、理論の勉強と応用を通じて学びます。具体的には学期前半でオリエンタリズムを、後半でジェンダー論をとりあげ、これらの理論を用いて、オペラ、バレエ、映画、舞台などの作品群（同一テーマを扱いつつも、時代・メディアを異にする作品群）を比較分析していきます。
毎回、課題テキストや前回の授業で鑑賞した作品を考察し、SQ（Study Questions）への答えを提出してから授業に出席することが必須です。実際に自分の頭を悩ませて「分析」する作業を通じて初めて、「理論」を自分のツールとして使いこなすことが可能になり、具体的な作品を分析していく力が身につくはずだからです。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：イントロダクション
授業説明
2[対面/face to face]：オリエンタリズムI
オペラ『蝶々夫人』台本分析
3[対面/face to face]：オリエンタリズムII
オペラ『蝶々夫人』演出分析
4[対面/face to face]：オリエンタリズムIII
映画『ラスト・サムライ』鑑賞
5[対面/face to face]：オリエンタリズムIV
映画『ラスト・サムライ』分析
6[対面/face to face]：オリエンタリズムV
映画『ベイマックス』鑑賞
7[対面/face to face]：オリエンタリズムVI
映画『ベイマックス』分析
8[対面/face to face]：ジェンダー論I
「シンデレラ」コンプレックス
9[対面/face to face]：ジェンダー論II
アニメ『シンデレラ』鑑賞
10[対面/face to face]：ジェンダー論III
アニメ『シンデレラ』分析
11[対面/face to face]：ジェンダー論IV
映画『エバーアフター』鑑賞
12[対面/face to face]：ジェンダー論V
映画『エバーアフター』分析
13[対面/face to face]：ジェンダー論VI
バレエ「シンデレラ」分析
14[対面/face to face]：総論
まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎週、定められた期限までに学習支援システムに課題(SQ)へのレスポンスを提出すること。
本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
適宜配布プリントを使用します。教科書は用いません。
参考書References
授業内で適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・課題(Study Question): 50％
・積極的な授業参加（ディスカッション）：20%
・期末レポート：30%
・この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
・4回以上欠席した場合は、単位修得の権利を失います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の回答を授業内で多く紹介します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
感染状況他の理由でオンライン授業になった場合、「ラスト・サムライ」、「ベイマックス」、ディズニーアニメ「シンデレラ」、「エバーアフター」は当該週に学生各自がオンラインでレンタルして視聴する必要があります。レンタル料はそれぞれ３００円程度～かかります（レンタル方法によって料金は異なります）。
その他の重要事項Others
第一回目の授業はオンラインで行います。履修希望者の数によっては初回の課題をもとに選抜を行いますので、必ず初回授業後、定められた締切日までに課題を提出してください。