国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
HUMc200GA北米文化論（ケベック講座）Cultures of North America (Course on Quebec)
廣松 勲Isao HIROMATSU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C0947 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市G‐G602 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | ○ |
| ダイバーシティCPDiversity CP | ○ |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
| 人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | |
| 毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
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Outline (in English)
This course introduces the key themes for a deeper understanding of the socio-cultural situation of the province of Québec (Canada). In 14 courses, we will deal with a variety of themes or problematics of the contemporary Québec (politics, social problems, economics, music, cinema, literature, etc). Each course will be given by the specialists of each research domain.
The goals of this course are to understanding and explaining the socio-cultural situation of Quebec.
Before and after each class meeting,students will be expected to spend four hours to read the relevant documents.
Your overall grade in the class will be decided based on the followings:
in class contributions (discussion, reaction paper, etc): 40%, term-end report: 60%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は、ケベック州政府の寄付講座である。
本授業は、北米のフランス語圏の一つである「カナダのケベック州」をフィールドとして、オムニバス形式で、各分野の専門家や招聘作家・研究者が担当する授業である。言語・文化・歴史・社会・政治といった包括的な側面から、現代のケベック社会を学ぶことによって、一つの地域において複数の価値観（言語、文化、歴史、政治、経済、社会など）が共生する方法を解説・検討することを主たる目的とする。
なお、具体的な授業内容や講演者については、初回授業において改めて通知するため、以下の「授業計画」は予定であることをご理解いただきたい。
到達目標Goal
本授業の到達目標は、以下の通りである。
①フランス語圏の一例として、ケベック州の社会文化的状況を概説できる。
②多文化・多言語共生の一例として、ケベック州の社会文化的状況を概説できる。
③一つのフィールドを複数の観点から理解するという方法を理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オムニバス形式の授業によって、できるだけ包括的に「現代のケベック社会」に関する紹介・説明・分析を行う。
具体的な授業の進め方は、以下の通りである。最初と最後の数回の授業（3回程度）では、一人の教科担当者が「導入」や「総括」などを行う。それ以外の授業（11回程度）については、各分野の専門家の先生方などが授業を行うことになる。その内、少なくとも一度は、ケベック州からの招聘研究者による授業内の講演会を実施する（通訳付き）。
なお、毎回授業ではコメントシートを作成・提出してもらう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：・イントロダクション：
フランコフォニーとは何か？
・授業の進め方や最終課題について説明
・フランス語圏（フランコフォニー）の歴史・社会・言語状況などについて概説
第2回[対面/face to face]：ケベック州の歴史①
・北米大陸のフランス語圏（フランコフォニー）の広がり
・ケベック州とはどのような地域なのか？
・ケベック州の歴史に注目しつつ、社会状況を概説する
第3回[対面/face to face]：ケベック州の歴史②
・ケベック州の歴史をより詳しく学ぶ
第4回[対面/face to face]：ケベック州の地理
・ケベック州の地理を学ぶ
第5回[対面/face to face]：授業内の講演会
・ケベック州の政治・歴状況を当事者から学ぶ
第6回[対面/face to face]：ケベック州の言語
・ケベック州の言語状況を包括的に学ぶ
第7回[対面/face to face]：ケベック州の政治①
・ケベック州の政治状況を具体例に基づいて学ぶ。
第8回[対面/face to face]：ケベック州の政治②
・ケベック州の政治状況を理論的に学ぶ。
第9回[対面/face to face]：ケベック州の社会問題①
・ケベック州の社会問題を具体例に基づいて学ぶ（主権獲得を巡る問題など）。
第10回[対面/face to face]：ケベック州の社会問題②
・ケベック州の社会問題を具体例に基づいて学ぶ（移民や宗教に関わる問題など）。
第11回[対面/face to face]：ケベック州の文化①
・ケベック州の文化を具体例に基づいて学ぶ（舞台芸術など）。
第12回[対面/face to face]：ケベック州の文化②
・ケベック州の文化を具体例に基づいて学ぶ（文学・映画など）。
第13回[対面/face to face]：ケベック州の文化③
・ケベック州の文化を具体例に基づいて学ぶ（音楽・ダンスなど）。
第14回[対面/face to face]：総括
・本授業の全体のまとめ
・映像資料などを用いて、現代ケベック州の社会を知る。
・期末レポートの提出
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・毎回の授業をより深く理解するために、日頃からできるだけ広く・複合的な視点からケベック州（やカナダ）に関する情報を集めてほしい。
・期末レポート執筆のために、配布資料についても熟読してほしい。本授業の準備学習・復習時間は合計4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
・テキストは指定しない。各授業において資料などを配布する。
参考書References
・各分野の参考書は、各授業において提示する。
・全体的な導入となる書籍としては、以下がある。
小畑精和・竹中豊編著『ケベックを知るための54章』エリアスタディーズ・72巻，明石書店，2009年．
成績評価の方法と基準Grading criteria
・平常点と期末レポートに基づき、総合的に評価する。
①平常点（コメントシートなど）：40％
②期末レポート：60％
・期末レポートでは、本授業で扱われたいずれかの専門分野・側面を参照しつつ、自ら選択したテーマについて論じてもらう。この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・14回という少ない回数だが、授業内容について、可能な限り多様になるよう心がける。
・質疑応答の時間を、可能な限り長く設けるようにする。
その他の重要事項Others
・第一回授業において、各授業の担当者・内容などを記載した資料を配布するため、必ず出席してほしいです。
・毎年度秋学期に開講予定の授業ですが、ケベック州政府寄付講座であるため、事情によって「閉講」となる年度もありえます。