国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
LANk300GA(朝鮮語 / Korean language education 300)朝鮮語圏の文化Ⅱ(朝鮮語の構造)Cultures of the Korean-Speaking Community II
内山 政春Masaharu UTIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | C0921 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y804 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | |
毎年・隔年Frequency | 隔年開講 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
<Course outline>
The aim of this course is to help students acquire advanced skills and knowledge of the Korean languages by observing linguistically from various aspects such as sounds, letters, vocabulary and grammar.
<Learning Objectives>
The goal of this course is for students who have a certain degree of practical language skills to gain a deeper understanding "rules" of Korean grammar and vocabulary.
<Learning activities outside of classroom>
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
<Grading Criteria / Policy>
Grading will be decided based on assignments (80%) and term-end report (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
その他言語 / Other
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
朝鮮語を音声,文字,語彙,文法などさまざまな面から言語学的に観察することによって,朝鮮語の力を高めるのに(さらに言えば他の外国語を学ぶにあたって)役立つ知識を提供することを目的としています.
また日頃接する機会の少ない,北朝鮮の言語と,さらに方言と古語についても言及したいと思っています.
到達目標Goal
この授業は,実践的な語学力をある程度もつであろう受講生が,その裏にある文法や語彙などの「ルール」を理解することで,ブロークンではないきちんとした語学力を身につけるのに役立つことを目的としています.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語と朝鮮語を併用
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
みなさんには,少なくとも朝鮮語を2年(週3コマとして)学んだ程度の語学力が必要とされます.他学部学生(朝鮮語受講者)の受講も歓迎しますが,ついていくにはかなりの努力を要します.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:音声と音素
2種類の「音」についての解説を行なう.
2[対面/face to face]:音素交替①
つづりと発音の「規則的なずれ」についての解説を行なう.
3[対面/face to face]:音素交替②
つづりと発音の「規則的ではないずれ」についての解説を行なう.
4[対面/face to face]:語種
おもに漢字ごと外来語についての解説を行なう.
5[対面/face to face]:体言と格
品詞分類や助詞についての解説を行なう.
6[対面/face to face]:用言①
用言の語幹と語尾の結合方式についての解説を行なう.
7[対面/face to face]:用言②
不規則用言についての解説を行なう.
8[対面/face to face]:ボイス
用言の受身と使役についての解説を行なう.
9[対面/face to face]:待遇法と敬語
朝鮮語の各種文体,ていねい形と尊敬形の区別などについての解説を行なう.
10[対面/face to face]:アスペクトと接続形
「〜ている」の2つの意味と動詞の性質の関係についての解説を行なう.
11[対面/face to face]:方言
おもに韓国の方言資料を見ながら標準ごとの違いについての解説を行なう.
12[対面/face to face]:南北の朝鮮語
北朝鮮の文献資料を見ながら韓国の朝鮮語との違いについての解説を行なう.
13[対面/face to face]:古語
『訓民正音』を見ながら現代語との違いについての解説を行なう.
14[対面/face to face]:まとめ
1学期間のまとめを行なう.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「この授業のため」というのではなく,授業外でも朝鮮語に積極的に触れることが大切です.「この授業のため」の準備学習は特に必要ありませんが,毎回課題を出す予定なので,次回の授業までにやってきてください.授業外学習の標準時間は授業1回につき4時間を標準とします.
テキスト(教科書)Textbooks
プリントを配布します.
参考書References
授業中に必要に応じて説明します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(80%)とレポート(20%)によります.平常点は,なるべく毎回の授業で課題を出し,その評価によって決定します.あまりにも出席が少ない場合は評価の対象から外すこともあります.この成績評価の方法をもとに,本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とします.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
この授業は朝鮮語の運用能力をある程度持つ学生を対象としているのは上に書いたとおりですが,にもかかわらず,シラバスも読まずにその前提条件を知らずに受講しようとする学生が毎回います.そういう非常識なことはやめてほしいと思います.
韓国人留学生(朝鮮語母語話者)の受講者の受講も歓迎しますが,単に「簡単そうだから」受講するのではなく,「なぜそうなのか」自分の母語を振り返る機会を持とうという意欲のある者に受講してほしいと思います.たとえば授業中に(授業内容とは無関係に)スマホを見てばかりの学生などがいた場合,途中でやめてもらうことになるかもしれません.
その他の重要事項Others
履修者の状況によっては,授業を朝鮮語で行ないます.またおそらく少人数の授業になると思いますので,受講者の希望があれば内容を一部変更することも考えられます.