キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
HIS200MA（史学 / History 200）学習の社会史ＢSocial History of Learning B
原 葉子Yoko HARA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C7196 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | S306 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） 発達・教育 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
In what ways have modern education and learning been shaped since modernization? This course will help students understand issues related to education and learning in modern and contemporary Japan in the context of changes in the life course, family, gender, etc., and relate them to current issues.
It is desirable for students to have studied Japanese modern and contemporary history at the high school level and to read newspapers on a regular basis. Students are expected to spend approximately one hour before and after each class to understand the class content. Grading will be based on the final exam (50%) and submission of assignments (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日本における教育や学習のあり方は、近代化以降どのような経路をたどって形作られてきたのだろうか。この授業では、日本近現代において展開されてきた教育や学習に焦点を当て、ライフコース、家族、ジェンダー等の変容と関連させて理解するとともに、現代の問題につなげて考察することを目的とする。
到達目標Goal
・教育や学習の社会史に関わる基礎的な知識を獲得する。
・歴史を学ぶことを通じて、現在の社会的事象を考察する力を養う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デイプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面とオンラインの両方で授業を行う。講義中心だが、対面授業においては、受講人数によってグループワークを採り入れることがある。また、授業のテーマについての考察を深めるため、原則として毎回の授業後にリアクションペーパー等の提出を求める。場合によっては事前課題や小テストを課すことがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
この授業で何を学ぶか、社会史とは何か
第2回[対面/face to face]：社会の近代化と教育
おもに西洋における近代化の諸相と、それに伴う教育や家族の変容
第3回[オンライン/online]：学校の近代
日本社会の近代化と学校制度
第4回[対面/face to face]：「教育する家族」の誕生
「教育する家族」としての近代家族の生成とその特徴
第5回[オンライン/online]：子ども観の変容
近代における「子ども中心主義」の展開とその影響
第6回[対面/face to face]：「教育する家族」の社会史①配偶者選択の変容
戦後の結婚観と配偶者選択方法の変化
第7回[オンライン/online]：「教育する家族」の社会史②ライフコースの変容
性別役割分業に基づいたジェンダー別ライフコースの形成とその影響
第8回[対面/face to face]：「教育する家族」の社会史③母親役割の変容
長期にわたる三歳児神話の影響と、母親観の変容
第9回[オンライン/online]：「教育する家族」の社会史④祖父母役割の変化
家族規範の変容にともなう祖父母役割の変化
第10回[対面/face to face]：「教育する家族」の社会史⑤父親役割の変容
「権威者」から「ケアする男性性」へ
第11回[オンライン/online]：女子教育の展開
近代の女子高等教育から、戦後の家庭科共修まで
第12回[対面/face to face]：スポーツと身体の社会史
近代スポーツとジェンダーの関係
第13回[オンライン/online]：教育とセクシュアリティの社会史
性的身体の管理と性教育の歴史
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業の振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業を理解するにあたり歴史についての知識を必要とするため、高校レベルの日本近現代史の概要を学習しておくこと。授業後は、参考文献等にあたり知識を深めるとともに、新聞等を読み現代社会の問題に関心を開いておくことを推奨する。予習時間・復習時間ともに各1時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
必要に応じて指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（課題提出など）50％、期末試験50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックなし。