経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)現代アジア経済論AModern Asian Economics A
馬場 敏幸Toshiyuki BABA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K6166 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | オンライン/online |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this class, you learn economics and geography of ASIAN NIEs; South Korea, Singapore, Taiwan and Hong Kong, since end of WWII to present time. You also learn cultures and histories of that area in order to understand more deep. I hope you learn those countries and area in many directions then you have good knowledge how to face, judge and deal with those countries and area. As outside studies, I hope one and half hour before classroom and two and half hours after classroom. Grading is mainly based on quizzes and reports.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
アジアNIEs(韓国、シンガポール、台湾、香港)の経済・地理・文化・歴史的内容の理解と第二次世界大戦後のアジアの発展の経緯と原動力を理解することが本授業のテーマである。この講義受講の意義として、単なる数字・経済情報だけでなく、それぞれの国・地域を生活・文化など地域的特色を含めて多層的に理解し、我々が国際社会に主体的に生き、どう向き合い、公正に判断し、対処するのか、その基礎知識を学んでほしい。
到達目標Goal
アジアで第二次世界大戦後に高度経済成長を果たしたアジアNIEs(韓国、シンガポール、台湾、香港)を軸に、第二次世界大戦後のアジアの発展を多層的に講義する。第一に各国・地域の置かれた地理・経済・政治・歴史的経緯などの諸条件を講義することで、それぞれの国・地域の基礎の理解を目指す。第二に、第二次世界大戦後から現在における各地域・国の経済・産業の発展経路について講義を行うことで、アジアの発展の大きな流れの俯瞰的把握を目指す。第三に、電気電子産業・自動車産業を軸とした工業化とその諸条件、輸出、投資について講義を行うことで、アジアの経済発展の原動力の理解を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の前半では対象となる対象国・地域の現状について、オンラインデータベースの紹介と実際の使用方法を学習しつつ進めていく。中盤では経済発展のエンジンとなる産業や貿易などの育成とグローバル化に焦点を置く。後半は第二次世界大戦後の経済発展史を学ぶ。授業進展に伴い、理解力などを実施し、適宜フィードバックや講評を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション
本授業の内容、対象国・地域の地理的位置、気候区分など(地図資料)
2[オンライン/online]:アジアNIEsの俯瞰
GDP、一人当たりGDPの理解と所得基準
3[オンライン/online]:アジア経済の底流1
貧困の悪循環を抜け出せ!
4[オンライン/online]:アジア経済の底流2
工業化戦略、投資、貿易
5[オンライン/online]:アジア経済の底流3
為替レートがもたらす構造変化とアジアの発展
6[オンライン/online]:アジアNIEs1
初期の発展の共通点
7[オンライン/online]:アジアNIEs2
経済発展モデルと各国の実際
8[オンライン/online]:アジアの工業技術獲得1
OEM・ODMとスマイルカーブ
9[オンライン/online]:アジアの工業技術獲得2
OEM・ODMで発展した現地資本メーカー
10[オンライン/online]:アジアの工業技術獲得3
技術導入経路と学習パターン
11[オンライン/online]:シンガポール
地理、経済統計、第二次世界大戦後の発展史
12[オンライン/online]:韓国
地理、経済統計、第二次世界大戦後の発展史
13[オンライン/online]:台湾・香港
地理、経済統計、第二次世界大戦後の発展史
14[オンライン/online]:総括
まとめ・解説・フィードバック・講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
アジア経済に関連するニュースに興味を持つ。配布資料や教科書、参考データベースによる学習など。本授業の予習1時間半・復習時間2時間半を目安とする。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
馬場敏幸(2013)『アジアの経済発展と産業技術』ナカニシヤ出版。講義中に使用する主な各種統計資料とURLはURL詳細は通年科目「世界の経済」を参照。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義で理解力テストを課し、点数を100点に案分し評価を行う(100%)。なお、状況に応じて授業への取り組み、発言など平常点で点数の加減を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義スライドの事前配布を望む声があった。本講義ではまず授業時間内にしっかりと講義を聞いてもらい、講義後に配布するスライドを復習として用いてもらう方針なので、なにとぞご理解願いたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義はZoomで行い、理解力テストはHoppiiで行う。そのため、インターネット環境は必須であり、良好なWifi環境を強く推奨する。講義はスマホやタブレットなどでも受講可能であるが、データベース検索などはPCの方が行いやすい。PC利用での受講を強く薦める。
その他の重要事項Others
本講義とともに現代アジア経済論B(秋学期)の履修により、より立体的にアジアをとらえることができるため、A・B双方での履修を望む。
Zoomによる授業参加の場合、自分の発言の際にはビデオオンにしての発言をお願いします。またZoom講義でのプライバシー保護のため、画像保存、録画などは一切禁止します。発覚した場合は、単位を出さない場合もありますので、ネチケットには十分気をつかってください。