経済学部Faculty of Economics
ECN200CA（経済学 / Economics 200）アメリカ経済論ＢAmerican Economy B
増田 正人Masato MASUDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6163 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経202 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The U.S. established the model for the post-war world economic order, and to this day it continues to be one of the most influential countries in the international community in all aspects, including economic power, military power, and educational standards.
In this lecture, based on the spring semester, we will deepen our understanding of the current status and challenges of the U.S. economy by focusing on topics that we consider particularly important for understanding the modern U.S. economy.
It is highly recommended that students prepare in advance and review the contents after the class. Students are encouraged to read textbooks according to the course schedule.
The final evaluation will be based on the following: submitted reports 30% and final exam 70%; total: 100%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
アメリカは戦後世界の経済秩序モデルを構築し、現在にいたるまで経済力や軍事力、文化などで国際社会においておおきな影響力を持ち続けている。本講義では、春学期に学んだことを踏まえて、アメリカ経済の課題、現状について、歴史的に重要な問題に焦点を当てながらより深く学ぶ。
到達目標Goal
現代アメリカ経済が抱える諸問題の内容やその歴史的な背景を正しく理解し、グローバル経済の行方を展望するための視座を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この講義は、原則として対面授業で実施するが、コロナの感染状況等に応じてオンラインで実施する場合もある。講義は、事前にレジメや講義資料をHoppiiに載せるので、プリントアウト等をして、授業時に参照できるようにしておくこと。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：高度成長から低成長へ①
公民権運動と黒人差別問題
公民権運動、黒人差別問題について解説する。
第2回[対面/face to face]：高度成長から低成長へ②ドル危機とニクソン・ショック
ドル危機、オイルショックについて解説する。
第3回[対面/face to face]：高度成長から低成長へ③スタグフレーションとレーガノミックス
スタグフレーション、それに対応したレーガノミックスについて解説する。
第4回[対面/face to face]：高度成長から低成長へ④
日米貿易摩擦と競争力の強化政策
日米貿易摩擦とその帰結、アメリカの戦略について解説する。
第5回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済①
クリントン政権とニューエコノミー
クリントン政権の経済政策、ニューエコノミー、知財重視の戦略について解説する。
第6回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済②
国際経済秩序の再編とWTO
新たな国際経済秩序の構想とそれを具体化したWTOについて解説する。
第7回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済③
高成長とグローバル・インバランス
WTO体制の下で、高成長を続けるアメリカ経済の好循環の仕組みを解説する。
第8回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済④
リーマンショックと世界金融危機
住宅金融、サブプライム問題、リーマンショックとその世界的波及について解説する。
第9回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済⑤
金融危機への対応とオバマ政権
金融危機への対応とそれがもたらしたものについて解説する。
第10回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済⑥
富の二極化と分断されるアメリカ社会
アメリカの富の二極化の現状について解説する。
第11回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済⑦
トランプ政権とアメリカ単独主義
トランプ政権の経済政策について解説する。
第12回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済⑧
米中新冷戦と世界の分裂
米中新冷戦の構造、アメリカの戦略、ロシアのウクライナ侵攻の背景等について解説する。
第13回[対面/face to face]：グローバル化とアメリカ経済⑨
バイデン政権の課題
気候変動危機や米中新冷戦など、アメリカの直面する様々な課題に対して、どのような政策がとられているのかを解説し、アメリカの課題について検討する。
第14回[対面/face to face]：試験と解説
期末試験の実施。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習として、指定される教科書や参考文献をよく読み、単元について理解を深める。復習はレジメや参考文献をもとに課題レポートに取り組む。それぞれ2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
『21世紀のアメリカ資本主義』河音琢郎・豊福裕二・野口義直・平野健編、大月書店、2023年。
『現代アメリカ政治経済入門』河崎信樹・河音琢郎・藤木剛康編著、ミネルヴァ書房、2021年。
参考書References
『米国経済白書2022』萩原伸次郎監修、蒼天社、2022年。
その他、講義時に関連する文献を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験を中心に評価するが，授業の中でレポート課題を出します。
提出されたレポート課題（30％）期末試験（70％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度初めて担当するので、特にない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義時に、事前には配信されたレジメ、資料等をプリントアウトしておくか、PC等で見られるようにしておくこと。
その他の重要事項Others
可能な限り、春期開講のアメリカ経済論Aとあわせて履修する。