経済学部Faculty of Economics
ECN200CD（経済学 / Economics 200）企業と経済・応用ＢAdvanced Business Economics B
河村 真Makoto KAWAMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6103 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経103 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※現代ビジネス学科生のみ履修できます。 |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The objective to this course is to understand IS-LM model, and AD(Aggregate Demand)-AS(Aggregate Supply) model to determine the levels of interest rate, price level, and GDP in short run. Moreover, The effects of fiscal and monetary policy on GDP, price level and, interest rate could become to be determined, based on IS-LM model, and AD-AS model.
The learning objectives are for students to determine the levels of GDP, interest rate, and overall price, and predict the effects of fiscal/monetary policies on GDP,interest rate, and overall price level correctly, based on IS-LM model and, AS-AD model.
More than 2 hours are required to get the views of many graphical explanations, and follow the logic of these, after each classroom.
Your overall grade in the class will be decided based on the following,
Term-end examination: 90%, Mid-term report: 10%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
企業と経済基礎Aで均衡GDP（国民所得）の決定の説明（45°線分析）を学習した。その延長線上として、GDP（国民所得）と金利の水準を同時に決定する説明（IS-LM分析）さらに、GDP（国民所得）と物価水準を同時に決定する説明（総需要-総供給分析）を理解することが本講義の目的の一つである。これらの説明に基づき（応用問題として）、財政政策及び金融政策がGDP（国民所得）、金利および物価水準への効果を自分で予測できるようになることが第二の目的である。
到達目標Goal
・IS-LM分析に基づくGDP（国民所得）および金利の水準の決定の仕組みを理解する。
・総需要-総供給分析に基づくGDP（国民所得）および物価の水準の決定の仕組みを理解する。
・財政政策及び金融政策が金利およびGDP（国民所得）にあたえる効果を予測できるようになる。（IS-LM分析の仕組みに基づき）
・財政政策及び金融政策が物価水準およびGDP（国民所得）にあたえる効果を予測できるようになる。（総需要-総供給分析の仕組みに基づき）
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面授業により行う。秋学期中に、１回課題を出すので、1週間を目途に授業支援システムの「課題」にその解答をアップしてほしい。締め切り直後に、授業内で正解の解説を行う。後半の5回分は、zoomによる授業で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション
マクロ経済学の理論に基づきGDP、金利、物価水準の動きを説明する理由
2[対面/face to face]：消費関数と貯蓄関数
消費関数の復習とその裏表の関係にある貯蓄関数の説明（限界貯蓄性向）
3[対面/face to face]：投資関数
投資関数の背後にある投資の水準の決定の考え方（機会費用）
4[対面/face to face]：IS曲線の導出－財市場の均衡－
貯蓄関数と投資関数を組み合わせ、財市場を均衡させる金利とGDP（国民所得）の組み合わせの導出
5[対面/face to face]：貨幣供給
中央銀行による貨幣供給の仕組み（マーシャルのkなど）
6[対面/face to face]：貨幣需要
IS-LM分析における貨幣需要の考え方および貨幣需要関数（取引的動機および投機的動機に基づく）
7[対面/face to face]：LM曲線の導出－貨幣市場の均衡－
貨幣市場を均衡させる金利とGDP（国民所得）の水準の導出
8[対面/face to face]：IS-LM分析に基づく均衡GDPおよび金利の水準の決定－財市場および貨幣市場の同時均衡－
IS-LM分析に基づく２つの市場を均衡させるGDP（国民所得）および金利の水準の導出
9[対面/face to face]：IS-LM分析に基づく財政政策・金融政策の効果
金融政策及び財政政策美変化が金利およびGDP（国民所得）の水準に与える効果の予測（IS-LM分析に基づき）
10[オンライン/online]：総需要曲線の導出
貨幣市場および財市場を同時に均衡させるGDP（国民所得）と物価水準の導出
11[オンライン/online]：生産関数および労働需要曲線
国全体の生産と生産要素需要の決定
12[オンライン/online]：労働市場を均衡させるGDP及び物価水準の関係－総供給曲線の導出－
総供給曲線の導出（労働市場を均衡させる物価水準とGDP（国民所得）の水準の導出
13[オンライン/online]：総需要-総供給分析に基づく物価水準とGDP（国民所得）の導出
財市場、貨幣市場および労働市場を同時に均衡させるGDP（国民所得）および物価水準の導出
14[オンライン/online]：総需要ー総供給分析に基づく金融政策、財政政策の効果
金融政策および財政政策の変化がGDP（国民所得）および物価水準に与える効果の予測
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
対面授業の回については、基本的に板書で説明を行う。その際は、授業を録画し、その録画ファイルのzoomでのリンクをお知らせする。オンラインの授業の回については、授業の説明に使った電子ノートのPDFファイルを授業支援システムにアップする。本授業は、主に図による説明により行う。そのため、複雑な図による説明や例題もあるので、録画ファイルまたはPDFファイルでの復習が2時間程度必要と思われる。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指示しない。参考書は、要望が多ければ、授業の際に紹介する。
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、基本的に、期末試験期間中の授業曜日、授業時限開始時に期末課題を授業支援システムの「課題」にアップします。解答作成し、「解答」を収めたファイルを、授業曜日、授業時限中に、「課題」にアップにより提出してもらいます。その課題解答の素点に関して85%、1回行う学期内での課題提出の状況（提出の有無）に関して15%のウェイトで評価を行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義での板書は、ほぼ図解の説明によるため、図解の中で、書き込みの多いものについては、なるべく大きく示すよう心掛ける。