経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)金融論AMoney and Banking A
武田 浩一Koichi TAKEDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K6066 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | オンライン/online |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This is a course on the economics of money, banking, and financial markets. The course aims to provide the students with an introduction to the role of money, financial markets, financial institutions, and monetary policy in the economy.
Students will be expected to have completed the required assignments after class meetings. Your study time will be more than four hours for a class. Your overall grade in the class will be decided based on short reports (80%) and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この講義の目的は,初めて金融を学ぶ人を対象として,金融や経済に関する身近な問題を考えるときに金融の基礎理論がいかに役立ってくれるかを解説することを通じて,まず金融に興味を持ってもらい,さらには現実の金融問題を理解し考察するために必要になる基本的な考え方の枠組みを身につけてもらうことです。
到達目標Goal
この講義の最終的な目標は、現実の金融問題を理解し考察するために必要になる基本的な考え方の枠組みを修得することです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP1」「DP8」「DP9」に関連。国際経済学科は「DP1」「DP9」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
今年度の本講義では,新型コロナウイルス感染症対策のため,オンライン講義を行います。
第1回講義は、Zoomによるリアルタイムのオンライン形式の講義ガイダンスとなります。学習支援システム上でZoomでの講義への参加方法をお知らせしてオンライン講義の方法や内容などに関するガイダンス資料を教材として配布します。この講義の履修を検討する学生は,学習支援システムでこの講義に仮登録してオンライン講義に参加した上でガイダンス資料をよく読んで,履修するかどうかを決めてください。
第2回以降の講義では,学習支援システムのオンデマンドシステムで受講登録者が動画コンテンツを視聴する形式のオンライン講義となります。仮登録期間中は,オンデマンドシステムでこの講義の動画コンテンツを視聴するためには,受講者はこの講義の履修を仮登録することが必要になります。
この講義では,「金融ビッグバン」という言葉に象徴されるように,日本や海外の金融が近年ダイナミックに変化を遂げて,少し前にあたかも金融の世界の常識であるかのようにいわれていた知識の多くが陳腐化して必ずしも実態にそぐわなくなりつつあることを念頭において,今動いている金融の実態に即したup-to-dateな金融論の基礎を紹介することに力を入れます。また、初めて金融を学ぶ人でも講義内容を理解できるように,金融を理解する上で不可欠となる専門的な用語や概念を初めて使うときには,それらの意味をできるだけ平易な言葉や図を使って解説するようにします。
講義のフィードバックは,リアルタイム形式の講義の回には授業の中で行い,オンデマンド形式の講義の回には,学習支援システムの「お知らせ」での通知と授業内掲示板での質疑応答を通じて行うほか,個別的な連絡が必要になる場合にはメールを通じて行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:講義ガイダンス
講義の方法や内容に関する説明
第2回[オンライン/online]:イントロダクション:金融とは
金融とは何か
第3回[オンライン/online]:直接金融と間接金融
直接金融と間接金融の違い
第4回[オンライン/online]:銀行の決済機能と信用創造機能
銀行の決済機能と信用創造機能の意味
第5回[オンライン/online]:日本の金融組織と銀行
日本の金融組織の特徴と銀行について
第6回[オンライン/online]:日本の金融組織
協同組織金融機関と証券会社について
第7回[オンライン/online]:日本の金融組織
保険会社とその他の金融機関について
第8回[オンライン/online]:資金循環と金融構造
マクロ的な資金循環から見た日本の金融の特徴
第9回[オンライン/online]:貨幣の意義と機能
貨幣の本質的な機能と通貨制度について
第10回[オンライン/online]:日本の決済システム
決済システムの仕組みについて
第11回[オンライン/online]:貨幣需要
人々はなぜ貨幣を保有するのか
第12回[オンライン/online]:貨幣供給と流動性のわな
貨幣供給について
第13回[オンライン/online]:マネーストック
マネーストックとは何か
第14回[オンライン/online]:公的金融
日本における公的金融の役割について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義では先に説明した知識を後の説明のときに使いますので,講義で分からないことがあるときには,教員に質問したり講義ノートや教科書で復習したりして,次の講義までに分からないことを持ち越さないように心がけることが重要です。
現代経済学入門や企業と経済・基礎で学ぶ経済学の基礎知識があれば,金融論の理解はより深まります。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
酒井良清・鹿野嘉昭『金融システム』第4版(有斐閣,2011年刊)
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
主に学期末試験によって成績を評価します(80%)。試験は定期試験期間に教室での対面形式(参照不可)で行う予定です。
授業への参加が単位習得の前提条件となりますので,授業での学習状況や参加度を加味することとし,オンデマンドシステムでの動画コンテンツの視聴状況やZoomミーティングへの参加状況などを確認し,平常点として加算します(20%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
関心はあっても難しい印象がある金融について、基本事項を丁寧に分かりやすく説明することに対するニーズが高いことがうかがわれますので、その点を徹底して講義を進める方針です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
受講生への閲覧用資料の配布や課題の提示などに学習支援システムを利用します。