経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)財政学BPublic Finance B
小林 克也Katsuya KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K6064 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | オンライン/online |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | クラス指定あり【2年DEFGNOTUVWXYZ組、3年生以上は指定なし】 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Course outline:
Students learn the roles of public policies on the basis of "Public Finance A," microeconomics, and macroeconomics. In particular, students understand the economic impact of taxation, government bonds, and an increase of government expenditure.
Learning objective:
The goals of this course are to understand various polices implemented by the central government such as taxes in our life and macroeconomic policies. Students should be able to consider effects of these policies.
Leaning activities outside of classroom:
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand course contents and basic concepts of economics.
Grading criteria/policies:
Final grade will be calculated by term-end exam 50% + five homework 50% = 100%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
春学期の財政学Aの内容(財政の考え方や日本の財政の制度と現状)を前提として、ミクロ経済学とマクロ経済学の理論に基づいて、さまざまな財政上の政策を学びます。具体的には、課税や公債発行が家計に与える影響、政府支出の増大がマクロ経済に短期的に及ぼす効果を学びます。春学期に予定した内容で扱えなかったものがある場合は、秋学期の最初で扱います。
到達目標Goal
私たちの生活に密接な税から、国全体のマクロ経済政策まで、政府が実施している様々な政策について、具体的にどのようなものがあるのかについて知るとともに、これらの経済上の効果を経済学の理論を用いて理解します。その上で、これらの政策によって私たちの生活がどう影響を受けるのかについて、自分で考えられるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP1」「DP7」「DP8」に関連。国際経済学科は「DP1」「DP7」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、昨年度受講者数が多かったためにオンデマンドのオンラインで実施します。Hoppiiで講義ノートと資料を配信します。あわせて解説をした音声を配信します。講義ノートと資料を見ながら音声を聞いて学習をしてください。Hoppiiのテスト/アンケートを使って課題を5回出します。採点の際、全員向けと適宜個別にコメントを付けます。みなさんはそれらを読んで復習をして下さい。授業の質問や意見はHoppiiの掲示板に書き込みをして下さい。掲示板に返信する形で私がお答えします。なお対面で期末テストを実施します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
財政学A の復習、財政学Bで扱う内容の紹介
2[オンライン/online]:国と地方との関係(1)
国から地方自治体への移転と規模
3[オンライン/online]:国と地方との関係(2)
地方交付税と国庫支出金
4[オンライン/online]:租税の転嫁と帰着(1)
税の転嫁の紹介
5[オンライン/online]:租税の転嫁と帰着(2)
需要曲線と供給曲線による余剰分析
6[オンライン/online]:所得税と消費税
所得税と消費税の理論的比較
7[オンライン/online]:消費税のしくみ
付加価値税、日本の制度、長所と問題点
8[オンライン/online]:国民所得決定の理論(1)
有効需要の原理
9[オンライン/online]:国民所得決定の理論(2)
経済政策(政府支出増大)の効果
10[オンライン/online]:国民所得決定の理論(3)
ビルトイン・スタビライザー、均衡予算定理
11[オンライン/online]:IS-LM 分析(1)
財市場の均衡
12[オンライン/online]:IS-LM 分析(2)
貨幣市場の均衡
13[オンライン/online]:IS-LM 分析(3)
財政政策・金融政策の効果
14[オンライン/online]:公債の経済学
公債負担についてのさまざまな考え方
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
経済学の基本的な考え方を使うので、1年次必修の経済学の授業を理解しているとこの授業も理解しやすいです。理解に不安のある場合は、授業で扱う概念について自分で1年次の講義ノート等を復習して下さい。日経新聞も使いながら日本の財政の現状を扱うので、日頃、新聞を見ることを推奨します。これらと本授業の準備学習・復習時間で、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。毎回、授業の講義ノートと必要に応じてデータ等をまとめた資料を配布します。
参考書References
履修者が授業に関連する内容を自習する際に、以下の文献が役立ちます。
制度やデータの把握:『図説日本の財政(最新年度版)』東洋経済新報社。
財政学を通しで学ぶ:麻生良文、小黒一正、鈴木将覚(2018)『財政学15講』新世社。
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面で筆記の期末試験を実施します。おそらく期末試験期間中に実施しますが詳細は授業内でお話しします。授業の内容に関する課題をHoppiiのテスト/アンケート機能を使って5回出します。期末試験で半分、5回の課題で半分の合計100%の評価をします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
掲示板に書かれるみなさんからの質問や提出された課題の採点を通じて、みなさんの理解度を把握しながら、わかりやすい講義を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCとインターネット環境が必要です。Hoppiiを利用できる環境は必須です。Hoppiiで講義ノートと資料を配付し、音声はgoogle driveを使って配信します。google上の音声再生機能は不具合が多いので、PCにダウンロードして、PC上の音声再生ソフトを用いて聞いてください。
その他の重要事項Others
Hoppiiを通じて、講義ノートと資料の配付、課題の出題と提出をします。学生のみなさんは、自分がきちんと学習支援システム上に登録されているか確認をして下さい。特に、履修変更をした方は、自分でHoppiiにこの授業を登録をして下さい。授業についての変更や追加の情報はHoppiiの「お知らせ」で掲示しますので、お知らせを見るようにして下さい。また、対面で筆記の期末試験を実施します。