経済学部Faculty of Economics
LAW200CA（法学 / law 200）日本国憲法Japanese Constitutional Law
村元 宏行Hiroyuki MURAMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K6004 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経202 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Course outline
The purpose of this lecture is to understand the basic principle that supports the Constitutional law and its historical background.
Learning Objectives
The goals of this course are to understand the basic principle that supports the Constitutional law and its historical background
Learning activities outside of classroom
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policies
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 50%、Short reports : 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
皆さんは本学で経済学を学んでいる。経済学にせよ、社会福祉を学ぶにせよ、またその他の分野を学ぶにせよ、社会制度の多くは法によって定められている。いうまでもなく憲法は国の最高法規であるから、どんな分野の法であっても、憲法に違反するものは効力を有しない。したがって、憲法を学ぶことは、どんな分野を学ぶにしても、重要な関わりがある。
また、主専攻との関係を意識するでもなく、現実に生起している憲法問題を学ぶことによって、さまざまな社会問題と向き合うことは、皆さんがこれから一市民として生活していくにあたって、重要なことである。
この授業では憲法の概論のオーソドックスなスタイルとして、前半で人権を、後半で統治機構を主にとりあげ、それらの歴史的、社会的背景もとりあげることとする。
到達目標Goal
憲法が存在する意義について理解できる。
日本国憲法の全体構造について理解できる。
現実に生起している憲法上の争点について整理し、自分なりの見解をまとめることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP8」「DP9」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業はレジュメに沿って講義形式で行う。ただし一方通行にならないためにも、毎回小レポート（リアクションペーパー）を提出してもらい、授業の初めにいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックを行うなど、授業に取りいれていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
受講に際しての諸注意など。
第2回[対面/face to face]：憲法とは何か
立憲主義について学ぶ。
第3回[対面/face to face]：日本国憲法の誕生
憲法の制定過程について学ぶ。
第4回[対面/face to face]：国民主権と象徴天皇制
国民主権の意義や象徴天皇制の概要を学ぶ。
第5回[対面/face to face]：憲法9条と平和主義（その1）
憲法9条制定の背景等を学ぶ。
第6回[対面/face to face]：憲法9条と平和主義（その2）
憲法9条をめぐる裁判等について学ぶ。
第7回[対面/face to face]：基本的人権（基本的人権とは）
憲法で基本的人権が保障されている意義について学ぶ。
第8回[対面/face to face]：基本的人権（基本的人権の類型と人権保障の限界）
自由権や社会権などの人権分類と、公共の福祉などの人権制約の概念を学ぶ。
第9回[対面/face to face]：基本的人権（包括的基本権）
憲法13条の幸福追求権について学ぶ。
第10回[対面/face to face]：基本的人権（自由権 その1）
精神的自由権について学ぶ。
第11回[対面/face to face]：基本的人権（自由権 その2）
人身の自由と経済的自由権について学ぶ。
第12回[対面/face to face]：基本的人権（社会権 その1）
生存権について学ぶ。
第13回[対面/face to face]：基本的人権（社会権 その2）
教育を受ける権利、勤労の権利について学ぶ。
第14回[対面/face to face]：基本的人権（参政権）、国民の義務
選挙権などの参政権と、国民の義務について学ぶ。
第15回[対面/face to face]：統治制度と権力分立制
権力分立制の意義について学ぶ。
第16回[対面/face to face]：立法権（その1）
立法権について概要を学ぶ。
第17回[対面/face to face]：立法権（その2）
立法権を担う国会の諸問題について学ぶ。
第18回[対面/face to face]：行政権（その1）
行政権についてその範囲や概要を学ぶ。
第19回[対面/face to face]：行政権（その2）
行政権を担う内閣や、行政機関をめぐる諸問題について学ぶ。
第20回[対面/face to face]：司法権（その1）
司法権の独立など、司法権の概要を学ぶ。
第21回[対面/face to face]：司法権（その2）
司法権を担う裁判所をめぐる諸問題を学ぶ。
第22回[対面/face to face]：地方自治
地方自治の本旨や、地方自治をめぐる諸問題を学ぶ。
第23回[対面/face to face]：財政
財政民主主義など、財政規定の概要を学ぶ。
第24回[対面/face to face]：憲法改正（その1）
憲法改正について、議論の変遷を学ぶ。
第25回[対面/face to face]：憲法改正（その2）
憲法改正をめぐる現代的争点を学ぶ。
第26回[対面/face to face]：憲法をめぐる現代的課題（その1）
これまでの授業を踏まえ、憲法に関する現代的課題を取り上げて学ぶ。
第27回[対面/face to face]：憲法をめぐる現代的課題
（その2）
これまでの授業を踏まえ、憲法に関する現代的課題をもう一つ取り上げて学ぶ。
第28回[対面/face to face]：授業のまとめ
1年間の授業のまとめをする。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎時限毎にわからない事柄について自宅学習を行うことはもちろんのこと、新聞等で憲法をめぐる時事問題について把握しておき、どのような意見対立があるのかといった点について把握しておくことが求められます。予習と復習は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しない。
ただし、授業に六法の持参を求めるが、詳しくは初回授業で指示する。
参考書References
授業において紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験（50％）：授業内容を踏まえて憲法の基本的概念について説明し、自己の見解をまとめることができるかどうかを評価する。
小レポート（50％）：授業の感想や意見、質問を書く（リアクションぺーパー）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度から担当
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用する場合がある。
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし