現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JB,PSY300JC（心理学 / Psychology 300 , 心理学 / Psychology 300）異文化心理学Intercultural Psychology
奥山 今日子Kyoko OKUYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | N1223 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多大B-202 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度対象科目で修得者は履修不可 |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 他学部公開科目で修得者は履修不可 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) | |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) |
専門教育科目 専門展開科目 |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) |
専門教育科目 専門展開科目 |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
The definition of "culture" varies. In this lecture, the interaction between all individuals is considered as cross-cultural exchange to contribute to the lives of the students. We experience things from time to time, and many of those experiences are shaped in ways we don't realize.
It can be said that the result of the interplay between our qualities and our previous experiences defines the way we feel, know and interpret now.
I hope this lecture will be an opportunity for you to see that the alien / different culture / others that we unknowingly exclude have the potential to make us richer.
The students will be exposed to the alien / different culture / others through watching several movies and holding group discussions on the themes I will present. I will introduce a psychoanalytic point of view.
【Goal】
Through this course, I would like to encourage students to (1) become aware of their own experiences, (2) become able to communicate them to others, (3) become more self-reflective about their own experiences, and (4) acquire skills that can enrich themselves through interaction with others.
【Methods】
In the lecture, movies are mainly shown as stimulus materials. You watch these movies paying attention to how you experience them. First, you
will try to put what you feel, imagine, reflect and think into words as much as possible, and then touch on the alien / different culture / others through group discussions. I will introduce a psychoanalytic point of view.
I will change the contents to be viewed according to the student's response. We have a hybrid of face-to-face and online classes. The learning support system will show you which way the next class will be. Feedback on assignments, etc. is given sequentially and comprehensively in class. If you personally wish to receive feedback, please let us know by email.
【Work to be done outside of class】
Pay attention to what and how you are experiencing — what you feel, what you imagine, reflect, think, and do.
【Grading criteria 】
Normal point (reaction paper, active participation in class) 40%
Year-end Report 60%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「文化」の定義は様々です。この講義においては、受講生の生活に資するように、全ての個人間の相互作用までを異文化交流として捉えます。私たちは時々刻々とものごとを経験をしていますが、そのような経験は私たちが気づかないところでかたどられている部分が多くあります。
私たちが持って生まれた資質と私たちのこれまでの諸経験の相互作用の結果が、いまの私たちの感じ方、知り方、解釈の仕方を規定しているとも言えるでしょう。
私たちが知らないうちに排除してしまっている異質なもの/異文化/他者が私たちをより豊かにする可能性を持っていることを知る機会になればと考えています。
授業内で映画を視聴し、私が提示するテーマについて、グループディスカッションを行うことを通じで、異質なもの/異文化/他者に触れていきます。私は精神分析的な観点を紹介します。
到達目標Goal
この講義を通じて、受講生のみなさんに目指していただきたいのは、①自分自身の経験に気づき、②それを他者に伝えることができるようになり、③自分の経験について自分自身がより考えられるようになり、④他者との交流を通じて、自身をより豊かにする可能性のあるスキルを身につけることです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面で行います。講義では刺激素材として主に映画を上映します。その際、みなさんはそれらの映画をどのように経験しているかに注意を払いながら視聴します。まずは、みなさんそれぞれが感じたり想ったり思ったり考えたことを可能な限り言語化し、その上で、グループディスカッションを通じて、異質なものに触れていきます。私は精神分析的な観点を紹介します。
受講者の反応に従って、視聴するDVD素材の内容・順序を変更します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の全体像が理解できるよう説明する。
第2回[対面/face to face]：アサーション・トレーニング（1）
授業で多く行うグループ・ワークは他者/異文化との交流として位置づけられる。そこで重要と思われる基本的なスキルを学ぶ。
第3回[対面/face to face]：アサーション・トレーニング（2）
さらにアサーティブ・コミュニケーションを学ぶ
第4回[対面/face to face]：映画視聴（1）とディスカッション
家族関係について
第5回[対面/face to face]：同一素材を視聴し更にディスカッションを行う
家族関係について更に学ぶ
第6回[対面/face to face]：映画視聴（2)とディスカッション
心理的な成長や発達とは何か
第7回[対面/face to face]：同一素材を視聴し更にディスカッションを行う
心理的な成長や発達とは何かについて更に学ぶ
第8回[対面/face to face]：映画視聴（3）とディスカッション
心理的な成長あるいは発達あるいは展開の行き詰まり
第9回[対面/face to face]：同一素材を視聴し更にディスカッションを行う
心理的な成長あるいは発達あるいは展開の行き詰まりについて更に学ぶ
第10回[対面/face to face]：映画視聴（4）とディスカッション
人生に登場する壁のような存在について
第11回[対面/face to face]：同一素材を視聴し更にディスカッションを行う
人生に登場する壁のような存在について更に学ぶ
第12回[対面/face to face]：映画視聴（5）とディスカッション
夢と現実、無意識とは
第13回[対面/face to face]：同一素材を視聴し更にディスカッションを行う
夢と現実、無意識について更に学ぶ
第14回[対面/face to face]：映画視聴(6)
ある人生を考える
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分が何をどのように経験しているのか、つまり、何を感じ、どのようなことを想い、考え、行動しているのかに注意を払うようにして下さい。本授業の準備・復習時間は、各1時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない
参考書References
『こころの処方箋』 河合隼雄 新潮社（新潮文庫）
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（リアクションペーパー・授業への能動的参加）40％
期末レポート60％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
発言を求められたり、グループワークをすることが多いことが、受講者によっては負担となっているようです。私は、そういう方たちにこそ、この際、苦手に感じられていることに挑戦してみてほしいと思います。