人文科学研究科Graduate School of Humanities
HUG700B5（人文地理学 / Human geography 700）地理学特別演習ⅡSeminar:Geography Ⅱ
伊藤 達也
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0448 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 地理学専攻(博士後期課程) |
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Outline (in English)
（Course outline）（Learning Objectives）We aim to complete the doctoral dissertation by reporting and discussing the doctoral thesis theme of the students. Students basically present the concept and preparation status of their doctoral dissertations in class. Conduct joint surveys at the same time. Be able to create appropriate doctoral dissertations. Specifically, students will acquire appropriate knowledge, appropriate explanatory logic, and appropriate explanatory skills to write doctoral dissertations, and will be able to write doctoral dissertations with appropriate originality.
（Learning activities outside of classroom）The preparation study and review time for this class is 2 hours each as the standard. Be prepared for your research projects. Concretely, students read the preceding research, acquire the explanation logic, acquire the analysis means, execute the investigation, and summarize and analyze the investigation result, etc.
（Grading Criteria /Policy）Presentation: 50% Discussion: 50% Well prepared is a major prerequisite. The evaluation of the presentation with the clarification of the problem and the issue is high. It is desirable that discussions be conducted in a carefully divided manner: simple questions, questions about opinions, and rebuttals.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
受講生の博士論文テーマを報告し、討論をすることによって、博士論文の完成を目指す。受講生は基本的に授業内で博士論文の構想、準備状況を発表する。同時に共同調査を実施する。
到達目標Goal
適切な博士論文が作成できるようになる。具体的には、博士論文を作成するための適切な知識、適切な説明論理、適切な説明能力を獲得し、適切なオリジナリティを有した博士論文の作成ができるようになる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は受講生の発表と共同調査を行う。研究内容の報告については、授業内のやりとりで対応する。共同調査については、最後に提出してもらうレポートの評価を行い、受講生に返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
ゼミの運営についての議論
第2回[対面/face to face]：研究内容の報告（１）と研究題名
受講生の発表と研究題名について説明する。
第3回[対面/face to face]：研究内容の報告（２）と研究目的
受講生の発表と研究目的における「オリジナリティの重要性」について説明する。
第4回[対面/face to face]：研究内容の報告（３）と方法論
受講生の発表と経済地理学の方法論、地域事例の理論について説明する。
第5回[対面/face to face]：研究内容の報告（４）と先行研究
受講生の発表と理論をたどる先行研究の重要性、類型化について説明する。
第6回[対面/face to face]：共同調査（１）－アンケート調査（１）－
フィールドワークを行う。アンケート調査の実施（１）
第7回[対面/face to face]：共同調査（２）－アンケート調査（２）－
フィールドワークを行う。アンケート調査の実施（２）
第8回[対面/face to face]：共同調査（３）－公的機関への訪問（１）－
フィールドワークを行う。関係公的機関への訪問（１）
第9回[対面/face to face]：共同調査（４）－公的機関への訪問（２）－
フィールドワークを行う。関係公的機関への訪問（２）
第10回[対面/face to face]：共同調査（５）－アンケート調査の取りまとめ－
フィールドワークを行う。アンケート調査の取りまとめを行う。
第11回[対面/face to face]：共同調査（６）－公的機関での聞き取り調査の取りまとめ－
フィールドワークを行う。公的機関での聞き取り調査の取りまとめを行う。
第12回[対面/face to face]：研究内容の報告（５）と引用文献の表示方法
受講生の発表と引用文献の表示方法について説明する。
第13回[対面/face to face]：研究内容の報告（６）と注の付け方
受講生の発表と注の付け方について説明する。
第14回[対面/face to face]：研究内容の報告（７）と構成表
受講生の発表と構成表について説明する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
自らの研究課題に対しての準備をしっかり行うこと。具体的には、先行研究の読破、説明論理の獲得、分析手段の獲得、調査の実施、調査結果のとりまとめと分析などである。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
別途、授業内で提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表：50％ 討論：50％ 十分な準備が大前提となる。問題、論点の明確化された発表の評価が高い。討論は、単純な質問、意見に対する疑問の提示、反論を丁寧に分けて行われることが望ましい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
十分な議論の時間の確保に努めます。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 水資源研究、資源環境論、地域経済論
＜研究テーマ＞ 木曽川水系の水資源問題、地域資源の持続可能な利用、地域経済
＜主要研究業績＞
１．「熊本県五木村における村民意識調査の分析結果と地域再生」法政大学文学部紀要82 2021
２．「ダムと環境問題について考える－川辺川ダム問題を事例に－」都市問題112-8 2021
３．「熊本県五木村における観光客の意識調査の分析結果と地域再生」法政大学文学部紀要83 2021
４．伊藤達也・小田宏信・加藤幸治編『経済地理学への招待』ミネルヴァ書房 2020
５．「河童による水辺環境保全運動と地域振興効果－福岡県久留米市田主丸町を事例に－」水資源・環境研究32－1 2019
６．｢長良川河口堰最適運用方法の模索」法政大学文学部紀要78 2019
７．「国土利用」（岡橋秀典・伊藤達也共著）（経済地理学会編『キーワードで読む経済地理学』原書房 2018）
８．「環境問題への地理学のかかわり」（竹中克行編『人文地理学への招待』ミネルヴァ書房 2015