人文科学研究科Graduate School of Humanities
OTR600B7（その他 / Others 600）国際日本学演習ⅡSeminar: International Japan StudiesⅡ
伊藤 達也
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X1031 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 国際日本学インスティテュート(修士課程)-必修科目 |
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Outline (in English)
（Course outline）(Learning Objectives）Students aim to complete their master's thesis by reporting and discussing the progress of the master's thesis. At the same time, students will learn the various items necessary for writing a paper. Other students aim to enhance the content of the presentation by submitting questions and opinions to the presentation, and at the same time learn to write their own master's thesis.
（Learning activities outside of classroom）Master's thesis requires overwhelming effort outside of class. Preparatory study and review time for this class is standard for 2 hours each.
（Grading Criteria /Policy）Presentation: 50%, Debate: 50%
Sufficient preparation is a major prerequisite. The question and the clarification of the issues are highly evaluated, and it is desirable to carefully separate simple questions, questions about opinions, and rebuttals.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
受講生は修士論文の作成経過を報告し、討論をすることによって、修士論文の完成を目指します。同時に論文作成に必要な諸項目を学びます。他の受講生は発表に対して、質問、意見を提出することによって、発表の内容を高めることを目指し、同時に自らの修士論文作成の学びとします。
到達目標Goal
適切な修士論文の完成を目指します。具体的には、修士論文を作成するための適切な知識の獲得、適切な説明論理の獲得、適切なオリジナリティを有した修士論文の作成が授業のテーマとなります。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基本的に学生の発表を中心に行います。教員は論文の作成方法を説明します。フィードバックについては、できる限り授業中のコミュニケーションで対応しますが、足りない場合は次の授業において継続して議論します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
秋学期のゼミ概要の説明とゼミ方針の決定をします
第2回[対面/face to face]：修士2年生の発表と研究題名
修士2年生の研究テーマ発表と「疑問文で成り立つ題名」の説明をします
第3回[対面/face to face]：修士１年生の発表と研究目的
修士１年生の研究テーマ発表と研究目的における「オリジナリティの必要性」について説明します
第4回[対面/face to face]：修士１年生の発表と方法論(1)
修士１年生の研究テーマ発表と経済地理学の方法論について説明します
第5回[対面/face to face]：修士１年生の発表と方法論(2)
修士１年生の研究テーマ発表と方法論「地域事例の理論」について説明します
第6回[対面/face to face]：修士１年生の発表と先行研究(1)
修士１年生の研究テーマ発表と理論をたどる先行研究の重要性について説明します
第7回[対面/face to face]：修士2年生の二度目の発表と先行研究(2）
修士2年生の二度目の研究テーマ発表と先行研究の類型化の重要性について説明します
第8回[対面/face to face]：修士１年生の二度目の発表と説明順序の説明(1)
修士１年生の二度目の研究テーマ発表と説明順序「単純ストーリー」の重要性について説明します
第9回[対面/face to face]：修士１年生の二度目の発表と説明順序の説明(2)
修士１年生の二度目の研究テーマ発表と説明順序「クロスストーリー」の重要性について説明します
第10回[対面/face to face]：修士1年生の二度目の発表と構成表の説明(1)
修士1年生の二度目の研究テーマ発表と構成表による「全説明事項の見える化」の重要性について説明します
第11回[対面/face to face]：修士１年生の二度目の発表と構成表の説明(2)
修士１年生の二度目の研究テーマ発表と構成表による「ボリュームの見える化」の重要性について説明します
第12回[対面/face to face]：日本語の説明
論文を支える日本語の文法の重要性について説明します
第13回[対面/face to face]：結論の説明
結論の中の「提案と願望」について説明します
第14回[対面/face to face]：論文を支える問題意識の説明
研究を支える「熱い心と冷静な頭」の重要性について説明します
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
修士論文は授業以外での努力が圧倒的に求められます。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
別途、授業内で提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表：50％、討論：50％
十分な準備が大前提となります。問題、論点の明確化された発表の評価が高く、討論は、単純な質問、意見に対する疑問の提示、反論を丁寧に分けて行うことが望ましいです。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
丁寧な説明に心がけます。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 経済地理学、地域経済論、水資源研究、資源環境論
＜研究テーマ＞ 木曽川水系の水資源問題、地域資源の持続可能な利用、地域経済
＜主要研究業績＞
１．「熊本県五木村における村民意識調査の分析結果と地域再生」法政大学文学部紀要82 2021
２．「ダムと環境問題について考える－川辺川ダム問題を事例に－」都市問題112-8 2021
３．「熊本県五木村における観光客の意識調査の分析結果と地域再生」法政大学文学部紀要83 2021
４．伊藤達也・小田宏信・加藤幸治編『経済地理学への招待』ミネルヴァ書房 2020
５．「河童による水辺環境保全運動と地域振興効果－福岡県久留米市田主丸町を事例に－」水資源・環境研究32－1 2019
６．｢長良川河口堰最適運用方法の模索」法政大学文学部紀要78 2019
７．「国土利用」（岡橋秀典・伊藤達也共著）（経済地理学会編『キーワードで読む経済地理学』原書房 2018）
８．「環境問題への地理学のかかわり」（竹中克行編『人文地理学への招待』ミネルヴァ書房 2015）