人文科学研究科Graduate School of Humanities
PSY500B6（心理学 / Psychology 500）発達心理学特殊講義Lecture: Advanced Research in Developmental Psychology
渡辺 弥生
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0560 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 心理学専攻(博士後期課程) |
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Outline (in English)
<Course outline>We will select several important topics in developmental psychology The aim is to understand the background, challenges, and methodology of related research.
<Learning Objectives>Based on this understanding, students will be expected to examine what kind of research is necessary to contribute to current social problems, formulate concrete plans, and present them.
<Learning activities outside of classroom>Students are expected to take at least two hours each for preparation and review.
・Students will be required to submit a report (100%) based on the assumption that they will complete the assignments in each class.
<Grading Criteria>Evaluation will be based on presentations (50%) and submission of assignments (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
発達心理学において重要なトピックからいくつか選び出し、その研究の背景と課題、方法論について理解する。その上で、現在の社会問題に貢献するためにどのような研究が必要かを検討し、具体的に計画するとともに発表する。
到達目標Goal
（１）学術的に子どもにかかわる事実や現象をマクロに認識する。
（２）子どもの発達を学んでいくための発達心理学の役割について認識を深める。
（３）子どもを通して人間や社会のいろいろな問題に気づき、深めていくことができることを、それぞれの領域における研究事例から学ぶ。
（４）授業者としても発達心理学を教えられるスキルを学ぶ。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
最初の時間に、この講義の進め方を説明する。発達心理学の学問体系を理解し、大学の授業を実施するにあたって必要な知識およびスキルを習得する。選んだトピックについての基本と最新の知見をリサーチし、大学生に伝える必要のある内容をまとめ、課題の設定や、説明の仕方などの体験をするため、授業のシミュレーションを実施する。課題などのフィードバックは学習支援システムまたGoogle Classroomを活用する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
生涯発達心理学という学問が目指すものと体系の理解、発達という概念、方法論など。
第2回[対面/face to face]：生涯発達についての著名な理論にはどのようなものがあるか？また方法論は？
Freud,Erickson, Piaget,Kohlberg,など。
縦断的研究、横断的研究、
観察、調査、実験、コホートなど。
第3回[対面/face to face]：どのような研究がなされてきたのか。
胎児期、乳児期、幼児期、児童期、青年期、成人期、老年期
第4回[対面/face to face]：発達研究の選択
様々な研究分野の中から、この授業で発表するトピックスを選ぶ。テキスト参考。
第5回[対面/face to face]：リサーチ１
先行研究の問題意識の流れを知る。
第6回[対面/face to face]：リサーチ２
先行研究の問題意識の流れを知る。
第7回[対面/face to face]：ノートづくり１
教えるための知見をまとめる。誰に、どのくらいの質と量の知見を伝えるか考える。
第8回[対面/face to face]：ノートづくり２
教えるための知見をまとめる。誰に、どのくらいの質と量の知見を伝えるか考える。
第9回[対面/face to face]：今後の課題
この分野の研究課題をまとめる。
第10回[対面/face to face]：新しい研究の検討
どのような研究が重ねられる必要があるか、具体的に考える。
第11回[対面/face to face]：授業シミュレーション
大学での発達心理学の講義をシミュレーションした形でプレゼンをする。
第12回[対面/face to face]：授業シミュレーション
大学での発達心理学の講義をシミュレーションした形でプレゼンをする。
第13回[対面/face to face]：授業シミュレーション
大学での発達心理学の講義をシミュレーションした形でプレゼンをする。
第14回[対面/face to face]：総括
全体の反省と今後の課題
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
いずれの回も課題を明確にして、次の授業につなげられるよう、予習と復習２時間ずつ期待する。
テキスト（教科書）Textbooks
授業において適宜紹介する。
参考書References
渡辺弥生・西野泰代編著 (2020)ひと目でわかる発達 誕生から高齢期までの生涯発達心理学 福村出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
プレゼンテーション(50%)と課題の提出(50%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年講義がなかったので，特に無し。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業時に説明する。
その他の重要事項Others
新型コロナウイルス感染状況によって、オンラインになる可能性あり。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞発達心理学、発達臨床心理学、学校心理学
＜研究テーマ＞社会性と感情の発達および、学校危機予防教育
＜主要研究業績＞
https://sites.google.com/site/emywata/参照。