人文科学研究科Graduate School of Humanities
GEO500B5（地理学 / Geography 500）自然地理学特殊講義ⅡSpecial Lecture on Physical Geography Ⅱ
町田 功
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0417 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期集中/Intensive(Fall) |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 地理学専攻(修士課程)-専門科目 |
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Outline (in English)
Hydrogeology. The goals of this course is to understand groundwater resources quantitatively. The first half of this lecture is to have students gain the general aspect of groundwater resource and its relationship to our society. In the second half, the students learn how to code simple groundwater flow on the basis of theoretical aspect of Darcy's law. Students will be expected to have completed the homework after the lecture. Grading will be decided based on mini-exam and final exam (80%), and the quality of the students performance in the lecture (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
水文地質学の講義です。学生が我が国の地下水資源を定量的な視点から考えることができることを目的とします。前半は地下水と我々の社会の関係について、後半はダルシー式を元にした計算方法を学びます。
到達目標Goal
学生は、前半では水循環を構成する地下水のあり方や一般的性質、社会とのかかわりを学びます。学生は水資源としての地下水のあり方を理解できるようになります。後半ではダルシー式を差分プログラムで解くことにより、数式の意味と解の意味を理解できるようになります。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
前半は講義と小テストです。講義前半はオンラインとしますが、講義後半のエクセルマクロを用いた実習では、対面とします。後半はパソコンを用います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：地下水をとりまく環境
講義目的 地下水とは 水循環 水文地質学を学ぶ理由
第2回[オンライン/online]：水収支と緑のダム
不飽和帯～地下水面 山地流域の調査 緑のダム
第3回[オンライン/online]：地理学の視点
山地流域の水収支 地下水の水収支 現場調査
第4回[オンライン/online]：地下水面図と地下水障害
地下水面、地盤沈下、塩水化など
第5回[オンライン/online]：水循環基本法
日本の地下水管理とドイツの地下水管理
第6回[オンライン/online]：ダルシーの式
ダルシーの式
フラックス
透水係数
第7回[オンライン/online]：動水勾配
動水勾配とダルシーの式
第8回[オンライン/online]：地下水流動系
現場の視点と地下水資源
第9回[対面/face to face]：タンクモデル
河川流量予測法
エクセルマクロの練習
第10回[対面/face to face]：支配方程式
1次元の地下水流動式
第11回[対面/face to face]：差分法（その1）
導関数について
定常1次元地下水流動計算
エクセルマクロの練習
第12回[対面/face to face]：差分法（その2）
続き
第13回[対面/face to face]：差分法（その3）
定常2次元地下水流動計算
第14回[対面/face to face]：試験
試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義の終わりに宿題を出します（毎日1時間程度）。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用せず、配布資料に沿って講義を行います。配布資料はpdfファイルをweb上に置くので各自ダウンロードして使用してください。
参考書References
新版 地下水調査法 山本荘毅 古今書院
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト＋最終試験（80％）、平常点（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義中の質疑応答などを考慮して、講義スピードを調整します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
後半はエクセルマクロを用います。
担当教員の専門分野等
専門領域：水文地質学