人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS500B4（史学 / History 500）西洋史学特殊講義ＣⅠLecture:Western HistoryCⅠ
稲垣 春樹
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X1330 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 史学専攻(博士後期課程) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course Outline:
The class will read books and discuss various topics on modern European history.
Learning Objectives:
The goal of this class is to cultivate skills of critical reading and writing relevant for historical research.
Learning activities outside of classroom:
Students are expected to read course materials in advance of the class (2 hours). After the class, they need to spend 2 hours to upgrade their own research based on the discussion in the class.
Grading Criteria/Policy:
Grading will be decided based on their performance in the class (preparation for and contribution to the discussion: 100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
テクストの講読とグループディスカッションにより近現代ヨーロッパ史研究の基本的な方法を身につける。各自の学位論文の課題に沿った文献講読と研究報告とする。ただし受講者が多い場合には共通テクストとして感情史に関する日本語文献を読む。
到達目標Goal
学生は、近現代ヨーロッパ史に関する研究を具体的に進めていく方法を身につけることができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
演習形式。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
授業の進め方について案内する。
第2回[対面/face to face]：研究報告１
受講者各自の研究について簡単に報告する。次週以降に読む文献を持ち寄る。
第3回[対面/face to face]：文献講読１
受講生の選んだ文献１の講読
第4回[対面/face to face]：文献講読２
受講生の選んだ文献２の講読
第5回[対面/face to face]：文献講読３
受講生の選んだ文献３の講読
第6回[対面/face to face]：文献講読４
受講生の選んだ文献４の講読
第7回[対面/face to face]：研究報告２
受講生各自の研究の進捗状況について報告する。
第8回[対面/face to face]：文献講読５
受講生の選んだ文献５の講読
第9回[対面/face to face]：文献講読６
受講生の選んだ文献６の講読
第10回[対面/face to face]：文献講読７
受講生の選んだ文献７の講読
第11回[対面/face to face]：文献講読８
受講生の選んだ文献８の講読
第12回[対面/face to face]：研究報告３
受講生各自の研究の進捗状況について報告する。
第13回[対面/face to face]：文献講読９
受講生の選んだ文献９の講読
第14回[対面/face to face]：文献講読１０、まとめ
受講生の選んだ文献１０の講読
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備時間は4時間を標準とする。授業前に文献講読あるいは研究報告の準備をし、授業後は授業の内容を自身の研究に反映させること。
テキスト（教科書）Textbooks
各自の選んだ論文や研究書をテクストとして使用する。受講者が多い場合には感情史の日本語テクストを読む。まずは以下の参考書から始める。
参考書References
ヤン・プランパー『感情史の始まり』みすす書房、2020年
バーバラ・H・ローゼンワイン、リッカルド・クリスティアーニ『感情史とは何か』岩波書店、2021年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点100％。毎回の事前準備（論点コメントの作成）と授業中のディスカッションへの参加により判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の研究関心に基づく授業内容にすることで、学習効果が高まることがわかったので、今年度も学生主体の授業にする。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞イギリス帝国史
＜研究テーマ＞植民地における政治と法、インド、ジャマイカ
＜主要研究業績＞「専制と法の支配―1820年代ボンベイにおける政府と裁判所の対立―」『史学雑誌』 127編1号（2018年1月）1～34頁。