人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT700B2（文学 / Literature 700）日本文学特殊演習ＡSeminar: Japanese Literature A
宮本 圭造
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X0616 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 日本文学専攻(博士後期課程) |
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Outline (in English)
This course deals with the Shinsaku nō from Edo-period onwards. By the end of the course, students should be able to deeply research documentary materials of Noh. Before/after each class meeting, students will be expected to have read the relevant books. Grading will be decided based on lab reports (70%), and the quality of the students’ experimental performance in the lab (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
博士論文の作成に向けて、江戸期以来の新作能の文化的背景について学ぶ。
到達目標Goal
博士論文の作成をめざし、資料の収集、読解、および問題を設定して、それにふさわしい構成と文体の論文を執筆できるようにする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は主に受講生の発表によって行われる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：近世の新作能の概要
近世の新作能の全体像をつかむ。
第2回[対面/face to face]：武家が関わった新作能
武家が関わって新作能を概観する。
第3回[対面/face to face]：武家の新作能の文化的背景
武家の新作能がどのような文化的背景の中で生まれたのかを学ぶ。
第4回[対面/face to face]：武家の新作能と政治状況とのかかわり
武家の新作能とそれを生み出した政治的背景とのかかわりについて学ぶ。
第5回[対面/face to face]：武家の新作能の上演
武家の新作能がどのような場で上演されたのかを学ぶ。
第6回[対面/face to face]：武家の新作能の受容
武家の新作能が当時の人々にどのように受容されていたのかを学ぶ。
第7回[対面/face to face]：御当地物としての新作能
近世に多く作られた御当地能について概観する。
第8回[対面/face to face]：御当地能の制作背景
御当地能がどのような人々によって作られたのかを学ぶ。
第9回[対面/face to face]：御当地能と寺社縁起
御当地能に寺社縁起の素材がどのように取り込まれているのかを学ぶ。
第10回[対面/face to face]：御当地能の影響
御当地能が文芸に与えた影響について学ぶ。
第11回[対面/face to face]：御当地能の上演状況
御当地能がどのような場で上演されたのかを学ぶ。
第12回[対面/face to face]：新作能の謡本
新作能の謡本の出版状況を学ぶ。
第13回[対面/face to face]：新作能の謡本の書誌
新作能の謡本がどのような版元によって出版されたのかを学ぶ。
第14回[対面/face to face]：御当地能の復活
近年における御当地能の復曲について学ぶ。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業のテーマに沿った関連の参考文献を読むことが望ましい。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は特に使用しない。
参考書References
岩波講座『能・狂言』第一巻能楽の歴史
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点３０パーセント、発表・レポート７０点。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞中世文学・芸能史
＜研究テーマ＞能楽
＜主要研究業績＞『上方能楽史の研究』(2005年、和泉書院)