キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
PSY500M1-1202(心理学 / Psychology 500)教育心理学Educational Psychology
田澤 実Minoru TAZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | X8005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
基礎・共通科目 共通科目 |
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Outline (in English)
This course introduces mental and physical development characteristics and basic knowledge of learning theory to students taking this course.
By the end of the course, students should be able to do the following:
− To acquire the specialized knowledge of educational psychology needed to support the learning of others,
− To be able to explain own interest topics from the perspective of learning.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting.
Your study time will be more than four hours for a class.
Grading will be decided based on reports (60%) and in-class contributions (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
主に【発達】【パーソナリティ・心理尺度】【学習理論】【認知・臨床】を学ぶ。これらは教育心理学の伝統的なテーマでもあり、キャリアとの関連性が深い特徴がある。
到達目標Goal
自らの関心テーマについて「学び」という観点から捉えることができる。
他者の学びを支援する際に、教育心理学の専門的な知識を踏まえた工夫ができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち,「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義と授業内での発表。課題等の提出後に授業内でフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
この授業の内容について説明をする。
第2回[オンライン/online]:学習の適時性
発達と教育の関連について扱う。ヴィゴツキーの発達の最近接領域などを説明する。
第3回[オンライン/online]:生涯発達とアイデンティティ
エリクソンのアイデンティティについて説明する。
第4回[オンライン/online]:教育心理学における量的研究/質的研究
教育心理学に関連した量的研究や質的研究を読むときに必要な知識について説明する。
第5回[オンライン/online]:モチベーション(1)
内発的動機づけ、外発的動機づけ等を扱う。
第6回[オンライン/online]:モチベーション(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第7回[オンライン/online]:性格の測定
教育心理学に関連した研究でよく用いられている性格テストを体験する。
第8回[オンライン/online]:自己効力(1)
Banduraの社会的学習理論について説明する。
第9回[オンライン/online]:自己効力(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第10回[オンライン/online]:キャリア意識の効果測定(1)
大学におけるキャリア意識の発達に関する効果測定テストの活用事例を扱う。
第11回[オンライン/online]:キャリア意識の効果測定(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第12回[オンライン/online]:時間的展望(1)
個人が過去を振り返ったり、将来を見通したりすることについて心理学的な見解を紹介する。
第13回[オンライン/online]:時間的展望(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第14回[オンライン/online]:学習と教授法
学習理論に基づいた指導法を扱う。
第15回[オンライン/online]:ワークショップによる学び(1)
ワークショップを理解するための学習理論を紹介する。
第16回[オンライン/online]:ワークショップによる学び(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第17回[オンライン/online]:レポート中間発表
受講者による発表。自らの関心テーマについて「学び」という観点からまとめる。質疑応答を行い、今後の方針を考える。
第18回[オンライン/online]:学習の転移
以前の学習がこれからの学習にどのような影響を与えるのか説明する。
第19回[オンライン/online]:経験学習(1)
Kolbの経験学習を扱う。
第20回[オンライン/online]:経験学習(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第21回[オンライン/online]:記憶
人間が記憶をする際に、どのようなプロセスを辿るのか紹介する。
第22回[オンライン/online]:発達障害(1)
発達障害の種類や特徴について理解する。学びや就労の場面においてどのような困難が生じやすいのか説明する。
第23回[オンライン/online]:発達障害(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第24回[オンライン/online]:若年無業者の支援(1)
包括的な若者支援を紹介し、支援が必要な若者の心理状態について説明する。
第25回[オンライン/online]:若年無業者の支援(2)
受講者による上記の関連文献のレジュメ発表。
第26回[オンライン/online]:レポート進捗発表(1)
各自、中間発表での指摘を受けて、レポートの完成を目指して最後の発表をする。
第27回[オンライン/online]:レポート進捗発表(2)
レポートの完成を目指して最後の発表をする。質疑応答を踏まえて、レポートの構成の方向性を固める。
第28回[オンライン/online]:レポートのフィードバック
最終レポートの返却と解説。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
関連文献を事前に配布する。受講生にレジュメ発表を求める回もある。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
梅崎修・田澤実 2013 『大学生の「学び」とキャリア』法政大学出版局
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点40%、レポート60%にて評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度も、受講者に進行案を示し、意見を交わして、進め方の調整をしていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パワーポイントを使用する。
その他の重要事項Others
受講者の人数によって、シラバスは変更することがある(「レポート作成に向けて」の回数およびタイミングなど)。また、受講者の関心にあわせて、扱う関連論文を変更することもある。初回の授業でその調整の仕方について説明する。