キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
SOC200MA(社会学 / Sociology 200)アイデンティティ論Identity
熊谷 智博Tomohiro KUMAGAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7311 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(領域別) ライフ |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
Students will learn theories concerning "identity" from social psychology perspective. Especially, it is focused on social identity theory and group dynamics.
Goals of this course are when students try to design their own career, they are able to think about the effects of identity and use it for better designing.
Your overall grade in the class will be decided based on the following: Term-end examination: 40%, Short reports and in class contribution (e.g. asking questions): 60%Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人生における「アイデンティティ」とは何か、どのように発達し、人生にどのような影響をあたえるのかを理解する事が本講義の目的である。個人的アイデンティティと社会的アイデンティティの両面からアイデンティティをどのように形成・獲得し、またそれから意識的・無意識的にどのような影響を受けるのかを学び、将来のキャリアデザインに活用できる知識の獲得を目指す。
到達目標Goal
受講者が自分や他人のキャリアデザインを行う際に、アイデンティティの影響を考慮に入れて検討し、それを活用出来るようになる事を目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本年度は毎回オンデマンド(動画配信)型オンライン授業形式となる予定である。学習支援システムに各回の指示を掲載するので、各自で確認の上、課題を提出するという形式で行う予定。動画は各回1週間のみ視聴可能。尚,課題の範囲は複数回の授業内容をまたがる事もある。リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に生かす予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション及び基礎知識の解説
授業のスケジュール、内容、形式、評価方法及びアイデンティティについて学ぶ事の意義について説明する。
第2回[オンライン/online]:自己とはなにか:心理学から見たアイデンティティ
自己に関する諸理論からアイデンティティについて議論する。
第3回[オンライン/online]:自己とはなにか:社会心理学的アプローチ
社会心理学の観点から自己とアイデンティティの研究を解説する。
第4回[オンライン/online]:社会的アイデンティティの理論と代表的研究
社会心理学における自己及び社会的アイデンティティに関する代表的理論とその研究成果をレビューする。
第5回[オンライン/online]:社会的アイデンティティ(集団間関係)
集団成員となることで他の集団と対立的になる心理過程に関する研究成果を解説する。
第6回[オンライン/online]:社会的アイデンティティ(集団間葛藤)
集団成員となることで生じる集団間葛藤について、特に解決の観点から解説する。
第7回[オンライン/online]:社会的アイデンティティ(集団内過程)
集団成員となることで他の集団と対立的になる心理過程について、主に集団内に対する影響について解説する。
第8回[オンライン/online]:グループダイナミクス
社会的促進と社会的手抜きの心理、及びその解決方法について解説する。
第9回[オンライン/online]:アイデンティティと意思決定
集団の一員としてのアイデンティティが、集団内での意思決定に与える影響について、共有バイアスや集団極性化などを取り上げて解説する。
第10回[オンライン/online]:社会的公正とアイデンティティ
アイデンティティの獲得が不公正感に与える影響について解説する。
第11回[オンライン/online]:差別とアイデンティティ
性別、人種、年齢(例えば世代論)等に関する偏見や差別とアイデンティティの関係について解説する。
第12回[オンライン/online]:差別の正当化とアイデンティティ
自我脅威と差別の正当化の関係について、先行研究を元に解説する。
第13回[オンライン/online]:過激化とアイデンティティ
人々の過激な行動に対するアイデンティティの影響について解説する。
第14回[オンライン/online]:まとめと総括
講義内容についての振り返り
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業用資料を学習支援システムにアップロードする。それを元に授業内容を事前に確認した上で、次の授業に臨むこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
授業開始時点では特定の教科書の指定は行わない。授業の進行によって必要な場合は適宜テキストを紹介する。
参考書References
脇本竜太郎編著/熊谷智博・竹橋洋毅・下田俊介共著『基礎からまなぶ社会心理学』サイエンス社 2014
成績評価の方法と基準Grading criteria
本年度は毎回オンデマンド型オンライン授業形式となる予定。課題の提出と授業に対する積極的な質問を中心に成績評価を行う。具体的には課題+質問で60%、学期末試験(試験期間に実施予定。場合によってはレポート課題)40%の配分とする。課題や質問の具体的なやり方については授業開始時に学習支援システムに記載する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学習支援システムを通じて学生のからのフィードバックを受け、授業方法に反映させる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
一部課題はwindowsPCを利用する場合があるので、利用環境を整えておくこと。