キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
SOC200MA（社会学 / Sociology 200）地域文化論Community Culture
緑川 岳志Takeshi MIDORIKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C7310 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） ライフ |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
Course outline:
We will explore what the community is going to be in the future through various data and your research.
In particular, from the viewpoints of history, economy, society, and law, we look at changes in people, changes in culture.
In this lesson, we will become the "Regional Policy Division Manager" of the municipalities where you live and speak and group work.
Learning Objectives:
By understanding the local policies of your city from macro and micro perspectives, you can make recommendations on what local cultural policies will be needed in the future.
Learning activities outside of classroom
You will participate by researching the policies and data of your municipality in advance.Therefore, homework will be assigned for each session and group work session.There will be homework presentations, and the amount of homework will increase, especially at the October and November. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria /Policy
Evaluation will be based on participation in lectures, final examinations, and workshop content.
Ordinary marks: 35%.
Sessions and workshops: 55%.
Final report: 10% (there is no final exam)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地域社会がこれから課題となってくることは何かについて、様々なデータや研究を通じて、一緒に探っていきます。特に歴史、経済、社会、法律の各視点から、生活者の変化、文化の変容を見つめます。授業に参加される方には、それぞれ自分の住んでいる市区町村の「地域政策課長」になって、発言やグループワークを行っていただきます。グループワークは全体のうち３回となります。
対象は、日本国内になります。
到達目標Goal
自分の住んでいる街の地域政策をマクロ、ミクロ視点で理解することで、これから必要になる地域文化施策はなにかを提言することができます。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講生は、自分の住んでいる市区町村の地域政策課長になっていただき、毎週レポートをまとめ授業に参加いただきます。すべての分析や検討について、地域政策課の課長としての意見が求められます。レポートについては、各自の発表後、授業内でフィードバックを実施します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
＜講義形式＞本講義は地域文化施策をする当事者になって参加をすることが前提であることを中心にガイダンスを行います。
第2回[対面/face to face]：地域文化の歴史と現在
＜講義形式＞地域文化はだれのためのものかを歴史を振り返りながら確認していきます。
第3回[対面/face to face]：地域文化を残す、地域文化を創る
＜講義形式＞地域文化の創成がどのように生まれて、どのように継承されてきたかを確認します。
第4回[対面/face to face]：地域コミュニケーションの成り立ち方
＜講義形式＞地域文化施策に必要な広報活動および生活者同士のコミュニケーションの活性化施策を歴史背景も踏まえて確認します。
第5回[対面/face to face]：地域の課題：高齢者福祉、医療から文化施策を考える
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、福祉や医療の問題点と歴史的視点も入れてその施策について話し合います。
第6回[対面/face to face]：地域の課題：教育、スポーツから文化施策を考える
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、教育やスポーツ振興の問題点とその施策について歴史的視点も入れて話し合います。
第7回[対面/face to face]：地域の課題：防犯、防災から文化施策を考える
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、地域の安心安全にまつわる問題点とその施策について歴史的視点も入れて話し合います。
第8回[対面/face to face]：地域の課題：外国人、異文化住民から文化施策を考える
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、地域に生活する外国人との異文化交流の問題点とその施策について歴史的視点も入れて話し合います。
第9回[対面/face to face]：地域の課題：財源の確保
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、地域文化施策を行う際の重要な財源を確保していくアイデアを考えます。
第10回[対面/face to face]：地域の課題：地域文化の広報施策を考える
＜セッション形式＞各自治体の地域政策課長として、地域文化施策の広報活動について歴史的視点も入れて話し合います。
第11回[対面/face to face]：SECIモデル（暗黙知と共有知）の活用について
＜講義形式＞地域文化施策に必要な知の共有化について、SECIモデルについて習得します。
第12回[対面/face to face]：地域文化ランキングの指標づくり（グループワーク）
＜ワークショップ＞グループワークで、地域文化度の高い街はどんな街か、指標作りをしていただきます。
第13回[対面/face to face]：地域文化ランキングワークショップ（グループワーク）
＜ワークショップ＞グループワークで、地域文化度の高い街はどんな街か、指標作りの発表資料を作成いただきます。
第14回[対面/face to face]：期末・まとめ
＜最終レポートの提出＞担当した地域の課題と解決策について提言を行います。（レポート型）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分が住んでいる市区町村の施策やデータを事前に調べて参加します。
そのため、セッションおよびグループワークの回は、毎回宿題が課されます。
宿題のプレゼンテーションがあり、10月、11月のタイミングは特に分量が増えます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
必要に応じて、資料を配布いたします。
参考書References
「実践ソーシャルイノベーション - 知を価値に変えたコミュニティ・企業・NPO」
著：野中 郁次郎 出版社: 千倉書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義への参加および期末試験とワークショップの内容で評価します。
・平常点：35％
・セッション＆ワークショップ：55％
・期末試験：10％（期末試験はなく、レポート提出となります）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講師は、リクルートや毎日新聞社で地域活性化事業を行ってきた実業家です。
他大学では、社会実装を研究テーマとしてマーケティング領域を中心に教員としても従事しています。
論文やネット情報ではなく、リアリティのある現場の話を交えながら講義やワークショップを進めます。
なお、本講座は、課題・宿題も多いため受講者数は多くありませんのでゼミナール形式でワークを進めております。
受講者数が少ない場合は後半のセッションの「グループワーク」を個人ワークに変更します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報機器（パソコン）およびパワーポイントやKeynoteといったプレゼンテーションソフトが必須となります。
その他の重要事項Others
考える力を養いますので、毎度の宿題と講義への出席が必須となります。