キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
SOC200MA（社会学 / Sociology 200）家族論Family Studies
齋藤 嘉孝Yoshitaka SAITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C7306 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
展開科目 選択必修（領域別） ライフ |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
This course deals with contemporary families in Japan, especially, in terms of such keywords as "diversity." We think of how the families work for individuals and the society.Learning objectives of this course are to understand variation of contemporary family issues and to get ideas about career design of students themselves. Learning activities outside of classroom are homework and preparation (about 2 hours per class). Grading criteria are composed of class participation 40%, reports 10% and final exam 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
現代日本における家族を扱い、その中でもキーワードを『多様性／多様化』とする。また『多様性／多様化』の是非について考え、個人と社会にとっての家族のあり方について考える。
到達目標Goal
本講義の目標は、２つである。①家族という問題を、常識や自らの経験の中での理解を超え、家族社会学を基盤として、統計的実態・事例・政策／制度・研究知見などを題材に『多様性／多様化』の内実を理解する。②家族とは個人のキャリアが発展するフィールドであり、家族を知ることは自らのキャリアをデザインすることに役立つと思われるため、職場や地域コミュニティとの関係も視野に入れつつ、受講者が自らのキャリアをデザインするためのヒントを得る。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業では、就労・結婚・出産・子育て・離婚・介護などの典型的なライフイベントに注目し、受講者自身がこれまでの家族生活を整理したり、今後の家族生活をデザインしたりするための題材を提供する。また応用的論点として、男女の差異や平等性をめぐるジェンダー、家族を取り巻く地域コミュニティ、欧米や発展途上国あるいは前近代社会との比較、家族の機能不全としての虐待や諸問題に対応する政策・制度や支援職に言及する。必要に応じて、視聴覚資料・ＤＶＤ・ビデオ教材などを使用する。リアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす予定である。なお、2021年度はオンライン形式での実施予定であり、オンデマンド型とリアルタイム型を併用する予定。初回から学習支援システムを確認すること。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：ガイダンス
講義の概要、進め方等
2[オンライン/online]：親子関係①
児童虐待の現状
3[オンライン/online]：親子関係②
文化的再生産、子どもへの親の影響
4[オンライン/online]：親子関係③
今どきの親の抱える問題
5[オンライン/online]：男女と結婚生活①
パートナーの選定、結婚事情
6[オンライン/online]：男女と結婚生活②
家事・育児、就労、専業主婦
7[オンライン/online]：男女と結婚生活③
夫婦関係
8[オンライン/online]：“ふつうの人生”から外れること①
未婚・晩婚
9[オンライン/online]：“ふつうの人生”から外れること②
無子夫婦、不妊
10[オンライン/online]：離婚や一人親家庭①
離婚の現状・社会的背景、その影響
11[オンライン/online]：離婚や一人親家庭②
一人親家庭の現状、関連諸制度
12[オンライン/online]：高齢者と家族
独居・同居、介護、虐待
13[オンライン/online]：国際比較
他社会や歴史性、現代日本の客観視
14[オンライン/online]：まとめ
家族生活のキャリアデザインに向けて
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
適宜、指定された課題を遂行すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『親になれない親たち』（斎藤嘉孝、2009年、新曜社）
参考書References
・『よくわかる現代家族』（神原文子・杉井潤子・竹田美和編著、2009年、ミネルヴァ書房）
・『論点ハンドブック 家族社会学』（野々山久也編、2009年、世界思想社）
・他は随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への貢献度(40%)・小レポート(10%)・期末試験(50%)と総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
引き続き、学生の視線に立った家族論を展開したい。
その他の重要事項Others
受講者の希望等によって、上記の予定が若干変更される可能性がある。