キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP200MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 200)メディアリテラシー実習ⅡEssential Skills in Media Literacy Ⅱ
坂本 旬Jun SAKAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7129 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
展開科目 選択必修(体験型) |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
To explore how the core concepts of media literacy are adapted to the documentary
To study how to make and evaluate the documentary
The goal of the course is for students to understand the history and concepts of documentary video and to be able to produce short documentary videos. Students will produce videos outside of class time. Evaluation will be based on 30% quizzes, 50% submissions, and 20% study attitude.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
受講生は、メディアリテラシーの基礎概念に関する学習を土台に、ドキュメンタリーの技法と分析手法を学び、キャリアヒストリーをテーマにしたショート・ドキュメンタリーを制作する。
到達目標Goal
・メディアリテラシーの観点からドキュメンタリーの歴史と理論を学ぶ
・メディアリテラシーの概念を用いてドキュメンタリーを分析する
・取材による実践的なドキュメンタリー映像の制作および評価を行う。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は、「メディアリテラシー実習Ⅰ」の学習を土台に、短いドキュメンタリー映像制作を行い、基本的な映像制作の方法を学ぶ。なお、本授業は春学期に「メディアリテラシー実習Ⅰ」を履修し、メディアリテラシーの基本概念を学習した学生のみが履修できる。「メディアリテラシー実習Ⅱ」のみの受講は認めないので、注意すること。
・授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーバーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。
・良いリアクションペーバーは授業内で紹介し、さらなる議論に活かす。
・課題等の提出・フィードバックはHoppiiを通じて行う予定。
・オフィス・アワーで、課題(試験やレポート等)に対して講評する。
・最終授業で、13回までの講義内容のまとめや復習だけでなく、授業内で行った試験や小レポート等、課題に対する講評や解説も行う。
この授業は、基本は対面とし、必要に応じてオンラインとする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス・公共広告作品上映会
メディアリテラシー実習1の受講生が作った公共広告映像作品の上映を行う
2[対面/face to face]:メディアリテラシーとドキュメンタリーの基礎
ドキュメンタリー映像の基礎理論を学ぶ
3[対面/face to face]:メディアリテラシーとドキュメンタリーの歴史
ドキュメンタリー映像の歴史を学ぶ
4[対面/face to face]:メディアリテラシーとドキュメンタリーの構造
ドキュメンタリーのシーンやカットの構造を学ぶ
5[対面/face to face]:カメラ・マイクの使い方
施設の使い方とカメラとマイクの基本的な使い方を学ぶ。
6[対面/face to face]:ビデオ撮影実践法
ビデオ撮影の実際のノウハウを実践的に学ぶ。
7[対面/face to face]:構成・絵コンテの作成
実際に企画書や絵コンテを制作し、映像の構成を組み立てる。
8[対面/face to face]:企画の発表
受講生ひとりずつによる企画の発表。
9[対面/face to face]:編集の仕方(1)キャプチャーの仕方
パソコンに撮影した動画を取り込む方法を学ぶ。
10[対面/face to face]:編集の仕方(2)編集の基本
動画編集の基本を学ぶ。
11[対面/face to face]:編集の仕方(3)音響とテロップ
動画に音声・音楽やテロップを入れる方法を学ぶ。
12[対面/face to face]:編集の仕方(4)仕上げ
編集の仕上げの方法を学ぶ。
13[対面/face to face]:編集作業の点検
それぞれの編集作業の点検を行う。
14[対面/face to face]:発表会
制作映像のオンライン発表会
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ロケハンや取材、撮影、編集はすべて各人が課外時間に行う。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
坂本旬『メディアリテラシーを学ぶ』大月書店、2022年
参考書References
坂本旬『メディア情報教育学』法政出版局、2014年
坂本・山脇編著『メディアリテラシー 吟味思考を育む』時事通信社、2021年
寺崎里水・坂本旬『地域と世界をつなぐSDGsの教育学』法政大学出版局、2021年
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト30%、提出物50%、平常点20%
授業評価基準(ルーブリック)
・基本
積極的に授業に参加し、発言する
静止画・動画による映像作品を制作する
締め切りに間に合うように作品を提出する
振り返りレポートを書いて提出する
・発展
メディア・リテラシーの5つのキークエスチョンを理解している
映像の表現技法を説明することができる
絵コンテを作ることができる
映像編集の方法を理解し、パソコンで編集ができる
・応用
映像の企画・取材・制作が一人でできる
他者に適切なアドバイスや支援ができる
授業以外のさまざまな社会活動に学んだことを活用できる
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度および2021年度はオンライン授業により、大学の機材を使うことができず、学生所有の機材を活用せざるを得なかった。しかし、それでも作品を制作することができた。この経験を生かしたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
映像編集可能なWindowsまたはMacノートブックPCを用意すること。
編集ソフトとして無料版ダビンチ・リゾルブ(DavinciResolve)をインストールしておくこと。https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
カメラとして使用できるスマートフォンやデジタルカメラを用意すること。
その他の重要事項Others
「メディアリテラシー実習Ⅰ」で身につけたスキルをもとに、ひとり一つの作品の制作を行う。共同制作は認めないので注意。実践的な学習のため、無断欠席は禁止する。授業時間外の学習活動が多いため、アルバイトやサークル活動が忙しい学生は注意すること。また、春学期の「メディアリテラシー実習Ⅰ」を履修していない学生は原則として履修できない。
キャリアデザイン学部より
本科目を履修するには3月下旬の体験型選択必修科目ガイダンスに出席し、抽選に合格する必要があります。必ず掲示で詳細を確認してください。
履修条件
本科目は「メディアリテラシー実習Ⅰ」を習得(S~C-)した場合のみ履修可能です。