社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－0304（社会学 / Sociology 500）学際研究５（場の質的心理学）Interdisciplinary Studies 5
土倉 英志
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | X6034 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
In this course, students learn qualitative methodologies for investigating cognition and action in the real world, not in the laboratory. In particular, we focus on the interview method. The goal of this course is to obtain basic knowledge of qualitative approaches in psychology. Students conduct field research, interview informants, transcribe interview data, analyze transcripts, and report research outcomes. The goals of this course are to acquire basic knowledge of interviewing, to develop basic skills in analyzing qualitative data, and to understand the process of qualitative research. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Grading will be decided based on presentation (30%), and in-class contribution (70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人の認知や行為はつねにどこかの「場」でなされる。人を理解するにあたり、場から切り離してしまうのではなく、場と関連をとどめたまま理解する方法を模索しながら学んでいく。本講義では、特に質的心理学の立場から、インタビューと観察を用いた研究に取り組んでいく。第一に関心を寄せる対象はコミュニティカフェである。
到達目標Goal
・質的データの分析に関する基本的な考えかたを身につける
・質的研究のプロセスを見とおせるようになる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・授業はグループワークとディスカッションを中心に進める。
・フィールドワーク、インタビュー、データの書き起こしは授業時間外に実施する。
・最終的に研究成果をまとめたプレゼンを行なう。
・提出された課題にたいする講評や解説は、授業内で定期的に行なう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
調査テーマの説明
2[対面/face to face]：調査テーマの説明
調査テーマの説明と議論
3[対面/face to face]：RQの説明
リサーチクエスチョンの確認と再検討
4[対面/face to face]：調査項目の設定（1）
調査項目の確認
5[対面/face to face]：調査項目の設定（2）
調査項目の再検討
6[対面/face to face]：研究手法の説明
インタビューの練習
7[対面/face to face]：分析手続きの説明
質的データの分析の説明
8[対面/face to face]：トランスクリプトの説明
トランスクリプトの作成方法の説明
9[対面/face to face]：データの分析（1）
グループでデータを分析する
10[対面/face to face]：データの分析（2）
グループでデータを分析する
11[対面/face to face]：データの分析（3）
グループでデータを分析する
12[対面/face to face]：プレゼンの作成
研究成果の報告資料を作成する
13[対面/face to face]：プレゼンテーション
研究成果を報告し、討論する
14[対面/face to face]：まとめ
プレゼンの修正、まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業時間外にも様々な活動に取りくむことが必要になります。たとえば、指定の文献を読む、調査に出かける、インタビューの書き起こしを行なう、データの整理を行なう、研究成果の報告資料を作成する、といったことです。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
・特になし
参考書References
・適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・授業内外で課される課題（調査含む）への取り組み（70％）と最終プレゼンの完成度（30％）によって評価する。
・指定の回数を越えた欠席は単位修得不可となります。無断欠席は厳しく評価します。
・詳細は初回の授業で説明するので必ず出席してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・授業時間を有効に利用するために、授業外の課題も取り入れることとする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・学習支援システムを利用する。
・PCを使って作業を進める。Excelも利用する。
その他の重要事項Others
・調査にかかる交通費は原則、自己負担となります。
・授業計画や進めかたは、受講者のスキルや授業の展開に応じて変更することがあります。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞社会心理学、認知科学、質的心理学
＜研究テーマ＞創造性、経験／創造による学習、コミュニティデザイン
＜主要研究業績＞教員のウェブサイトを参照してください
https://kenkyu-web.hosei.ac.jp/Profiles/107/0010660/profile.html