理工・生命科学部教養科目KLAC Course
BSP100LC（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）科学実験ＩＩＩScience Lab III
水澤 直樹Naoki MIZUSAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H3365 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 理系教養科目（理科系） |
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Outline (in English)
(Course outline)
The aim of this course is to help students acquire an understanding of the structure and function of a cell, the basic unit of life, and biological molecules composing a cell, through basic biological experiments.
(Learning Objectives)
You can learn skills to use experimental devices and experimental methods and data processing methods. In addition, this course helps you to acquire a skill to write logical sentences through writing reports.
(Learning activities outside of classroom)
Before each class, you refer the textbook to be distributed in guidance and grasp and image of experiment. Before/after each class, you will be expected to spend at least one hour to understand the course content and prepare the report.
(Grading Criteria /Policies)
Grading will be decided based on reports (50%) and in-class active contribution (50%). We will give you the details in guidance.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
生命の基本単位である細胞や生体を構成する分子の構造や機能についての理解を深め、そうした概念が得られる科学的アプローチの方法を、実験を通して体系的に学ぶ。受講学生は生命現象を細胞および分子レベルで理解するための基本的な実験手法を習得する。
到達目標Goal
受講学生は光学顕微鏡、マイクロピペット、遠心分離機、電気泳動槽、分光光度計などの使用方法、細胞の観察、タンパク質の定量と機能解析、DNA の単離と解析、細菌の培養と無菌操作などの実験手法、およびデータ処理の方法を習得する。レポート作成を通じて、実習内容の理解を深めると同時に論理的な文章を書く技術を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。理工学部：「DP2」と「DP4」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は大きく「基礎実験（実験機器・器具の取り扱い、顕微鏡による細胞観察、タンパク質濃度測定）」、「遺伝子実験（大腸菌を用いた分子生物学的な解析）」、「酵素実験（酵素特性の解析）」から構成される。各回の授業開始時に実験の目的・背景・方法について解説して実験の内容理解を深めたのちに、ティーチングアシスタントの補助のもとで実験を行う。論理的な文章を書くためのレポート指導を行う。グループディスカッションを通じて、実験結果の考察を深める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス・安全教育・基礎実験1
実験の進め方・実験器具の取扱い・記録と報告書作成方法・微量定量ピペットの使い方
第2回[対面/face to face]：基礎実験2
試薬調製（生物実験使用試薬組成・調製）
第3回[対面/face to face]：基礎実験3
顕微鏡の使い方（含マイクロミクロメーターの使用法）
第4回[対面/face to face]：基礎実験4
顕微鏡による生物試料の観察
第5回[対面/face to face]：基礎実験5
タンパク質水溶液の濃度調製と未知検体濃度測定
第6回[対面/face to face]：遺伝子実験1
無菌操作の習得
第7回[対面/face to face]：遺伝子実験2
細菌培養（大腸菌培養・増殖測定）
第8回[対面/face to face]：遺伝子実験3
DNAの分離・精製
第9回[対面/face to face]：遺伝子実験4
DNAの制限酵素による切断と電気泳動
第10回[対面/face to face]：遺伝子実験5
大腸菌プラスミドのDNA鑑定
第11回[対面/face to face]：遺伝子実験6
遺伝子発現（ラクトースオペロン発現制御の観察）、グループディスカッション
第12回[対面/face to face]：酵素実験1
酵素活性測定実験の計画、反応液調製
第13回[対面/face to face]：酵素実験2
酵素活性測定
第14回[対面/face to face]：酵素実験3
酵素反応速度の解析
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、1時間を標準とする】実験内容を予習する。
テキスト（教科書）Textbooks
担当教員が編集したテキストを第１回授業時に配布する。
参考書References
高等学校「生物基礎」「生物」の教科書、高等学校の生物図録など資料集
和田勝著「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」 羊土社
成績評価の方法と基準Grading criteria
実験への積極的な貢献度を含む平常点50%、レポート点など50%で評価する（詳細は初回ガイダンスで説明する）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レポートの作成指導に力を入れてほしいとの要望があったため、よりきめ細かなレポート指導を計画している。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
「お知らせ」などで学習支援システムを使用します。
履修上の注意
科学実験はⅠ、Ⅱ、Ⅲセットで履修する。第１回目の授業のはじめには、共通ガイダンスと各実験の個別ガイダンスがあるので、必ず出席すること。ガイダンスの実施方法は学習支援システムで連絡する。共通ガイダンスでは実験の実施方法・成績評価基準など履修する上で重要な説明がある。