理工・生命科学部教養科目KLAC Course
ECN100LC（経済学 / Economics 100）基礎経済学Introductory Economics
呉 暁林Xiao Lin WU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H3107 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 人文・社会・自然科学系 |
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Outline (in English)
This course uses N. Gregory Mankiw's textbooks to cover a basic knowledge of microeconomics and macroeconomics. The goal is to understand the ideas and concepts of economics.
Grades are based on the quality of the lab report (80%) and the final report at the end of the term (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
大学生として日常生活・家計の管理，また近い将来の就職，仕事などにおいて，経済学的教養と知識は不可欠であります。経済学を勉強したい,または経済や経営のことを知りたいと思っている学生を対象とする入門の授業です。
受講者が講義と読書を通して,限られた資源の効率的配置を考えるミクロ経済学の基本的な命題、一国の経済全体の機能を考えるマクロ経済学の基本的な枠組みを学び、経済学的な物事の考え方を理解できるように進めます。
到達目標Goal
受講者が経済学の基本的概念と考え方を習得し、世の中の経済問題や、日ごろの経済記事と経済ニュースを理解できることを到達目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。理工学部：「DP2」と「DP4」、生命科学部「DP1」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は講義と読書を二本柱とします。
講義では経済学の基本原理，ミクロ経済学とマクロ経済学の基本的な概念と考え方を解説し，それを応用して日常生活のなかの経済現象を共に考えていきます。
読書は基礎知識の理解を深めるのに不可欠です。受講者が負担にならないように世界的に読まれている標準的な教科書－マンキュー入門経済学を使用します。毎回、一つのテーマについて前半は講義で基本的な概念と考え方を解説し、後半は選択肢問題、応用問題を解いてもらい、理解を深めるように取り組んでいきます。マンキュークラウドキャンパス （イーラーニングサービス）を利用して問題を解いて学習の理解度の向上を図ります。マンキュークラウドキャンパスはすべて自動採点テストです。受講はＰＣだけでなく、スマホやタブレットでも可能で、いつでもどこでも学生はテストを受けることができます。
原則として対面授業（分散登校を含む)を主体としつつ、情勢によってはオンライン・オンデマンド授業も併用する可能性があります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
なぜ経済学が必要なのか?
ＤＶＤ 経済学のセンス－「サンクス」「機会費用」「比較優位」
第2回[オンライン/online]：経済学の十大原理
経済の根本原理－やる気
ＤＶＤ「インセンティブ」「モラルハザード」「逆選択」
第3回[オンライン/online]：経済学の十大原理
人と企業を動かす価格の影響力について
ＤＶＤ「価格差別」「裁定」「囚人のジレンマ」
第4回[オンライン/online]：市場における需要と供給
市場と競争、需要曲線、供給曲線、均衡価格
第5回[オンライン/online]：需要、供給、および政府の政策
価格規制、税金、弾力性
第6回[オンライン/online]：消費者、生産者、市場の効率性
消費者余剰、生産者余剰、市場の効率性
市場の失敗
税と効率・公平
第7回[オンライン/online]：外部性
外部性と市場の非効率性
外部性に対する公共政策
外部性に対する当事者間による解決方法
第8回[オンライン/online]：Ⅱマクロ経済学
国民所得の測定
経済の所得と支出
国内総生産の測定
GDPの構成要素
実質GDPと名目GDP
GDPは経済厚生の良い尺度
第9回[オンライン/online]：生計費の測定
消費者物価指数
インフレーション
物価スライド制
実質金利と名目金利
第10回[オンライン/online]：生産と成長
世界各国の経済成長
生産性：その役割と決定要因
経済成長と公共政策
長期的成長の重要性
第11回[オンライン/online]：貯蓄、投資と金融システム
アメリカ経済における金融機関
国民所得勘定における貯蓄と投資
貸付資金市場
貨幣システム
第12回[オンライン/online]：総需要と総供給
経済変動とその現象
短期経済変動の説明
総需要曲線と総供給曲線
経済変動の原因
第13回[オンライン/online]：開放マクロ経済学
財と資本の国際フロー
実質為替相場と名義為替相場
購買力平価
第14回[オンライン/online]：振替レポート
経済学の基本的な考え方や心得について振り替えて記述する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】教科書を通読することを薦めます。授業開始後、イーラーニングの登録を行い、練習問題を解いて学習の理解度を図ってください。
テキスト（教科書）Textbooks
N．グレゴリ・マンキュー／足立英之ほか訳『マンキュー経済学入門第3版』（東洋経済新報社
書籍代が少し高いですが、非常に良質な本です。キーワードは日本語と英語が併記しており、十分に購入する価値があります。
参考書References
井堀利宏著『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA（2016）
伊藤元重著『入門経済学第３版』日本評論社（2009年）
小塩隆士著『高校生のための経済学入門』ちくま新書、筑摩書房(2002年)
神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社（2014年）
飯田泰之著『経済学思考の技術－理論・経済理論・データを使って考える』ダイヤモンド社（2008年第10刷）
成績評価の方法と基準Grading criteria
通常の場合は演習課題など(80％）、期末レポート(20％）を合点して評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
イーラーニングの登録を怠らないでください。授業支援システムで案内する課題の提出期限をきちんと守って、課題を完了しましょう。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPCを持参してください。
その他の重要事項Others
授業中の私語、またスマートフォンによるゲーム遊びなどを禁止