理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
BLS500Y2（生物科学 / Biological science 500）生命機能学演習２Frontier Bioscience Seminar 2
川岸 郁朗、常重 アントニオ、山本 兼由、水澤 直樹Ikuro KAWAGISHI, Antonio TSUNESHIGE, Kaneyoshi YAMAMOTO, Naoki MIZUSAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | YD201 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 生命機能学専攻 |
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Outline (in English)
[Course outline & Learning Objectives] The aim of this course is to improve your skills of speaking as well as those of reading and writing in Frontier Bioscience (genome science, protein science, cell biology and biological systems) by learning how to obtain information about previous findings, to analyze experimental results, and to present the research outcome. [Learning activities outside of classroom] Before/after each class meeting, graduate students will be expected to spend four hours to understand the class topics. [Grading Criteria /Policy] Grading will be decided based on the quality of your literature search (30%), understanding and discussion (40%), and presentation (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習では，「読む・書く」に加えて，「話す」能力の向上に主眼を置き，ゲノム・蛋白質・細胞・生命システムという4分野について実践的な学習を行う。さらに，研究するための基礎知識，先人の研究成果，実験結果の理解，総合的考察能力，発表能力を養う。
到達目標Goal
研究を遂行する上で必要な基礎知識，実験結果の解析，総合的考察能力，発表能力を身につけ，研究計画・成果を具体的に英語・日本語でまとめて公表する能力の向上を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
生命機能学の研究課題に沿った実験の結果を解析し，その結果の意義を，先人のデータと比較しながら評価し，問題解決のための対策を立て，結果の発表の仕方，論文の書き方について修得する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：序論
生命機能学演習の目標、授業概要、受講の心構え、授業外での学習活動など（担当：川岸郁朗，常重アントニオ，水澤直樹，山本兼由）
第2回[対面/face to face]：ゲノム情報と転写調節
ゲノム情報の研究最前線の情報・文献収集（担当：山本兼由）
第3回[対面/face to face]：ゲノム情報・モデル系の演習１
細菌ゲノムをモデルとしたグローバルな転写・翻訳制御の実験結果の解析（担当：山本兼由）
第4回[対面/face to face]：ゲノム情報・モデル系の演習２
先人の文献データに基づく実験結果の解析の評価と考察（担当：山本兼由）
第5回[対面/face to face]：蛋白質の構造形成と機能発現
蛋白質の構造形成と機能発現の研究最前線の情報・文献収集（担当：常重アントニオ）
第6回[対面/face to face]：蛋白質の構造と機能・モデル系の演習１
ヘモグロビンをモデルとした、高次構造、機能発現、機能調節の実験結果の解析（担当：常重アントニオ）
第7回[対面/face to face]：蛋白質の構造と機能・モデル系の演習２
先人の文献データに基づく実験結果の解析の評価と考察（担当：常重アントニオ）
第8回[対面/face to face]：細胞の構造と機能
細胞の構造と機能の研究最前線の情報・文献収集（担当：川岸郁朗）
第9回[対面/face to face]：細胞構造と機能・モデル系の演習１
べん毛装置をモデルとした、動的構造構築、細胞内コミュニケーションの実験結果の解析（担当：川岸郁朗）
第10回[対面/face to face]：細胞構造と機能・モデル系の演習２
先人の文献データに基づく実験結果の解析の評価と考察（担当：川岸郁朗）
第11回[対面/face to face]：光合成装置
光合成装置の研究最前線の情報・文献収集（担当：水澤直樹）
第12回[対面/face to face]：光合成装置・モデル系の演習１
光合成装置をモデルとした、エネルギー変換反応の実験結果の解析（担当：水澤直樹）
第13回[対面/face to face]：光合成装置・モデル系の演習２
先人の文献データに基づく実験結果の解析の評価と考察（担当：水澤直樹）
第14回[対面/face to face]：研究成果の英語抄録作成とプレゼンテーション
研究成果の英語抄録作成とプレゼンの要領を修得する（担当：川岸郁朗，常重アントニオ，水澤直樹，山本兼由）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各４時間を標準とします。】常に，新聞，雑誌，インターネットなどのメディアを利用して，生命科学実験法に関する世の中の動向，最新情報などの知識の修得に努めること。他の大学の研究室や研究所などの見学も有意義である。また，英文論文は勿論であるが，生命科学関連分野の文章をできる限り多く読むことを推奨し，日本語・英語で正確な文章が書けるように努力すること。
本授業の準備・復習時間は、各4時間程度とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。適宜プリントなどの資料を配付する。
参考書References
特になし。必要・要望に応じて適宜参考書を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
（１）設定された研究課題に関する文献データの収集ができること（30%），（２）その課題の実験データを解析し，その結果の意味を理解し，他者の結果と比較して，評価・考察ができること(40%)，（３）得られた研究成果の発表，論文作成の要領を修得していること(30%)を総合的に判断して評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各自の研究と一見関連の薄い事項でも，それを理解することの重要性について解説する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じて授業支援システムを利用する。