情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
COT311KA-CS-301（計算基盤 / Computing technologies 300）オブジェクト指向プログラミングObject-oriented Programming
雪田 修一Yukita SYUICHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | J0545 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) |
（１） 受講希望者 (受講検討中の者も含む) は、情報科学部学部Googleフォーム（https://forms.gle/ECvwxVe2NcxmrbTK9）で初回講義前までに希望申請をしてください。（※以下URLのご案内があるGoogleフォームとは異なるのでご注意ください。） （２） 以下のURLと教育開発支援機構事務局の案内に従って、履修希望の申請を行ってください。 https://www.hoseikyoiku.jp/risyu/index.html （３） 履修取消については、ご自身の所属学部の履修取消期間内に必ず同時に履修削除を行ってください。 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022~) | |
| カテゴリー（2021年度以前入学者）Category (~2021) | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門科目 |
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Outline (in English)
We study design patterns in object oriented software developments using the Java language. We focus on GOF's famous 23 patterns.
Students will be able to write OOP systems using the patterns. They will also be able to explain the effects of abstraction that are at the core of the patterns. All these abilities are checked by the term examination (50%) and the weekly assignments (50%),
in each of which an average student spends four hours.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
オブジェクト指向開発におけるデザインパターンをJava言語を通じて学ぶ。
到達目標Goal
GOFの23のパターンのうち特に多く使われている12のパターンに習熟し、オブジェクト指向開発でパターンを意識した設計やプログラミングができるようになる。デザインパターンの言葉を設計者・プログラマーの間のコミュニケーションツールとして使いこなせるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち「DP4-3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
毎回、１つのパターンを取り上げ、解説する。適宜、適用例をめぐって討論を行う。毎回、授業外で行うべき課題が出される。授業で課した課題(小テストやレポート)等を取り上げ、授業内で全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：Iterator パターンと Adapter パターン
最も優しい2つのパターンを取り上げ、講義の目的と方法を説明し、履修すべきか判断するための材料を提供する。教科書のIntroductionに相当。
第2回[対面/face to face]：Template Method パターンと Factory Method パターン
抽象化の重要性を2つのパターンを通じて意識化する。
第3回[対面/face to face]：Singleton パターンと Prototype パターン
インスタンス生成の仮想化、抽象化について学ぶ。
第4回[対面/face to face]：Builder パターンと Abstract Factory パターン
オブジェクトの生成を抽象化するためのFactoryパターンについて学ぶ。
第5回[対面/face to face]：Bridge パターンと Strategy パターン
直交する抽象化階層を理解する。
第6回[対面/face to face]：Composite パターンと Decorator パターン
入れ子の構造の定石を学ぶ。
第7回[対面/face to face]：Visitor パターンと Chain of Responsibility パターン
Double dispatch の手法を体験する。
第8回[対面/face to face]：Facade パターンと Mediator パターン
異なるインターフェースを結合するパターンと様々なインターフェースの集まりに単純なインターフェースを提供するパターンについて学ぶ。
第9回[対面/face to face]：Observer パターンと Memento パターン
GUIライブラリーで基本となるパターンを学ぶ。
第10回[対面/face to face]：State パターンと Flyweight パターン
有限状態マシンに対して、状態の追加がストレスなくできるパターンについて学ぶ。
第11回[対面/face to face]：Proxy パターンと Command パターン
メソッド呼び出しを抽象化してローカル、リモートの区別をクライアントプログラムから隠すためのパターンを学ぶ。
第12回[対面/face to face]：Interpreter パターン
簡易プログラミング言語の作成パターンについて学ぶ。
第13回[対面/face to face]：オブジェクト指向の一般原理(1)
Liskov substitution,
Open closed,
Dependency inversion
などの原理を学ぶ。
第14回[対面/face to face]：オブジェクト指向の一般原理(2)
Composition over inheritance,
Interface segregation,
Least knoledge
などの原理を学ぶ。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎週の課題に取り組む。
本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、各週につき4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門,
結城浩,
SoftBank
Kindle版もある。
参考書References
Head First Design Patterns, E. Freeman, free online version is available.
成績評価の方法と基準Grading criteria
期内レポート(50%), 期末試験(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レポートの採点基準を事前に公示し、授業時間内で実例を交えて説明する必要がある。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与パソコン。