情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
COT111KA-CS-105（計算基盤 / Computing technologies 100）情報科学リテラシLiteracy for Computer and Information Sciences
坂本 寛Kan SAKAMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | J0407 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022~) | |
| カテゴリー（2021年度以前入学者）Category (~2021) | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門科目 |
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Outline (in English)
This course aims to strengthen the ability to read English necessary for learning computer science. Learn the expression of basic terms and concepts of computer science in English, using introductory English texts of computer science.
Students will acquire logical English expressions that are frequently used in the scientific and engineering fields.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Grading will be decided based on Term-end examination.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この科目は情報科学を学ぶ上で必要となる英語を読む力を強化することを目的とします。情報科学の導入的な英文テキストを用い、情報科学の基礎的用語および概念の英語での表現を学びます。
今後の情報科学の英文論文、英語で書かれた仕様書、インターネット上でいち早く入手できる英語で書かれたICTの最新動向を読むための支えとなることを期待しています。
到達目標Goal
情報科学分野の英語文献を自力で読解することができるようになる。その実現のためには以下の各スキルを獲得する。
(1)論理的な表現ができる。(2)自らの英語語彙力を把握し、標準的な英文読解に必要な水準に満たない場合は語彙力を高める。(3)英文法に従って英文を論理的に読むことができる。(4)科学・工学分野で頻出する論理的な英語表現を習得することができる。(5)情報科学分野で使われる英語の専門用語を把握することができる。(6)日常的に情報科学に関する知識を英語で調べることができる。(7)日常的に情報科学に関する英語で書かれたドキュメントを読む習慣を身に着けることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
米国で大学初年度程度を対象としたSchaum's Outlinesシリーズの情報科学の教科書"Schaum's Outline of Principles of Computer Science"を読んでいきます。内容は基礎的なものなので、英文で内容を理解することを目指します。数回の講義で教科書の1章分を読み進める予定です。
事前に指名された学生数名が口頭発表によって読み進めます。教師はそれに対して質問・アドバイスを行います。
受講生は授業中に発表された訳やそれに対して指摘されたフィードバックを聞き逃さず、予習で事前に各人が翻訳してきたものと比較して修正を行ってください。
また、重要な英単語については適宜小テストを行います。
課題の提出・フィードバックは学習支援システムを通じて行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
授業の進め方や勉強の方法についてのガイダンスを行います。
2[対面/face to face]：What Is Computer Science?
"CHAPTER 1 Introduction to Computer Science"の導入部を読み進めます。
3[対面/face to face]：Computing History
コンピュータの歴史について学びます。
4[対面/face to face]：Review Questions
第1章の復習問題に取り組みます。
5[対面/face to face]：Algorithms:Example—Designing a Staircase
"CHAPTER 2 Algorithms"の導入として「階段の設計」アルゴリズムを考察します。
6[対面/face to face]：Example—Finding the Greatest Common Denominator
最大公約数を導出するアルゴリズムを考えます。
7[対面/face to face]：Representing Algorithms with Pseudocode
アルゴリズムを疑似コードで表現することを学びます。
8[対面/face to face]：Characterizing Algorithms
逐次検索を題材に"Characterizing Algorithms"について学びす。
9[対面/face to face]：Analyzing Algorithms
挿入ソートを題材にアルゴリズム解析について学びます。
10[対面/face to face]：Merge sort
マージソートについて学びます。
11[対面/face to face]：Binary search
2分探索法について学びます。
12[対面/face to face]：Formal Models of Computation
計算の形式理論について学びます。
13[対面/face to face]：Church–Turing Thesis
チャーチ・チューリングのテーゼについて学びます。
14[対面/face to face]：Summary & Review Questions
第2章のまとめと復習問題に取り組みます。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備時間は、2時間以上を標準とします。また復習時間は、1時間以上を標準とします。
毎回教科書の指定箇所を予習して学習支援システムにて提出してもらいます。
各人が時間を費やして英語のテキストを読み進めることを目的としているので、機械翻訳、翻訳の共同作業や他人の翻訳を参考にする等の行為は無意味なので禁止します。
テキスト（教科書）Textbooks
"Schaum's Outline of Principles of Computer Science"
By Paul Tymann, Carl Reynolds
ISBN:0071460519 / 9780071460514
Publisher:McGraw-Hill
参考書References
「図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で書けるようになる方法」出版社: 翔泳社 ISBN-13: 9784798158891
辞書や文法書(高校時代のものでよい)。
辞書はオンラインのものでもよい。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験 100%
小テストの成績を考慮することがある。
原則として毎回の課題提出と期内1回以上の口頭発表が単位修得の必要条件となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
内容は情報科学の入門教科書なので日本語の教材を使用する方が達成度が高くなるのは明らかですが、本学部においてこの科目が置かれている目的はあくまでも「英語による情報科学リテラシ」ですので、まずはその趣旨を理解していただきたい。
多人数のクラスなので教師の一方通行の講義になりがちですが、学生による発表も重視して出来るだけ双方向性を持てるよう心掛けたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与ノートPCとイーサネットケーブルを毎回持参すること。