情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
PSY241KA-GH-205（心理学 / Psychology 200）心理学Psychology
伏田 幸平Kohei FUSEDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | J0308 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022~) | |
| カテゴリー（2021年度以前入学者）Category (~2021) | |
| カテゴリーCategory |
教養科目 人文系科目 |
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Outline (in English)
Various scientific methods of measuring human and animal mind are introduced in this course. The measurements here include obtaining behavioral and physiological responses employing experimental procedures. Basic anatomical and physiological knowledge are covered. The latter half of the course will focus on theories of perception, emotion, cognition, learning, and developments. “Clinical psychology” is not the core topic of this course since psychology is an interdisciplinary academic field of study. The students are required in this course to understand 1) means to measure mind and 2) mechanisms of stimulus (information) processing in “your” mind. The students are also required eventually to understand numerous differences between the so-called “concept of psychology” that we take for granted and authentic one. Hopefully the students will realize the real concept of psychology through this course. In this class, it is required that students spend approximately 2 hours each for preparation and review. Evaluation will be determined based on the assignments (20%) and final examination (80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義は，まず，「どのように心を測るのか」，その科学的手法を紹介する．その後，ヒトや他の動物の行動や生理反応を心のモノサシとした研究を紹介する．そのため，基礎的な解剖学・生理学的知識も取り扱う．これらの知識を修得した後に，刺激の知覚・認知，感情，学習に関わる理論等を紹介していく．なお本講義では，受講前に受講希望者が期待する「臨床心理学的内容」のみに焦点を当てることはない．心理学は多くの領域を含んでいるため，心理学とはどのような学問であるか，授業を通して理解してもらう．以上のことを踏まえ，学生の目的は本講義を通して，1）目には見えない心を測る方法，そして，2）心が行っている刺激（情報）処理メカニズムを理解することとする．また，日常会話で扱われる心理学という言葉から連想される内容と，学問としての心理学との差異を十分に理解することも目指す．
到達目標Goal
学生が以下のことを達成することを目標とする．
1）目には見えない心をどのように測るのか，その科学的手法を理解する．またそれを他者に説明できる．
2）心が行っている刺激（情報）処理メカニズムを理解する．またそれを他者に説明できる．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち「DP1」と「DP3-1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
パワーポイントを使用した講義の動画を配信する．授業内容によっては，その理解を深めるために，簡易的な心理調査を行い，その結果に基づいた授業を進めていく．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：心理学とは
目には見えない心を測るためのモノサシについて学ぶ．特に行動・言語反応について学ぶ．
2[オンライン/online]：心のモノサシ（1）
目には見えない心を測るためのモノサシについて学ぶ．特に行動・言語反応について学ぶ．
3[オンライン/online]：心のモノサシ（2）
目には見えない心を測るためのモノサシについて学ぶ．特に中枢・抹消神経系の反応について学ぶ．
4[オンライン/online]：視覚・聴覚
視覚・聴覚刺激の知覚に重要な役割を担っている神経回路を学ぶ．
5[オンライン/online]：触覚・味覚・嗅覚
触覚・味覚・嗅覚刺激の知覚に重要な役割を担っている神経回路を学ぶ．
6[オンライン/online]：注意
注意の定義や種類，そのメカニズムを学ぶ．
7[オンライン/online]：オブジェクト認知
外界に存在する情報をどのように知覚し，認知するのか，その概要を学ぶ．
8[オンライン/online]：学習
学習の定義や種類，そのメカニズムを学ぶ．
9[オンライン/online]：記憶
記憶の定義や種類，そのメカニズムを学ぶ．
10[オンライン/online]：感情
感情の定義や種類，その喚起メカニズムを学ぶ．
11[オンライン/online]：言語
ヒトの使用する言語に焦点を当てて，その処理について学ぶ．
12[オンライン/online]：心の発達
生まれてから，または，生まれる前から心がどのように発達しているのかを学ぶ．
13[オンライン/online]：精神疾患
精神疾患とは何か，その概要を学び，それが引き起こされるメカニズムや心理的支援について学ぶ．
14[未定/undecided]：試験
試験を実施する．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各自予習・復習を行う必要がある．授業内で指定する参考文献には各授業に対応する章があるため，その部分を熟読して理解するように努めること．各講義に対する予習・復習はそれぞれ2時間程度うことが望ましい.
テキスト（教科書）Textbooks
授業内で資料を提示するため，テキストは使用しない
参考書References
都度授業で紹介を行う
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験成績（80%），授業時間外の課題成績（20%）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各講義で授業に対するコメントを記述式で得る．得られたコメントに対するフィードバックを次回以降の講義で時間の許す範囲内で行う．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネット上にアップロードされた動画を見るための機器が必要となる．スマートフォンでも授業は受けられるが，文字の見やすさなどを考慮すると，パソコンやタブレット型端末の方が望ましい．また，トラブル無く授業を受けるために，Wi-Fiを利用可能な環境で授業を受けることが望ましい．
その他の重要事項Others
履修希望者は第1回目の講義から参加すること．