理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
BLS600Y2（生物科学 / Biological science 600）生命機能学特別実験1・2 Frontier Bioscience Laboratory１・２
金子 智行、川岸 郁朗、佐藤 勉、常重 アントニオ、廣野 雅文、水澤 直樹、山本 兼由、曽和 義幸、西川 正俊Tomoyuki KANEKO, Ikuro KAWAGISHI, Tsutomu SATOH, Antonio TSUNESHIGE, Masafumi HIRONO, Naoki MIZUSAWA, Kaneyoshi YAMAMOTO, Yoshiyuki SOWA, Masatoshi NISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | YD833 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 生命機能学専攻 |
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Outline (in English)
This course deals with how to plan and conduct experiments of the state-of-the-art research in Frontier Bioscience (genome science, protein science, cell biology and biological systems).
The goals of this course are to acquire experimental techniques for studying the mechanisms of biological function expression at each level of the hierarchy (genome, protein, cell, and biological system) based on the structure, function, interaction, and integration of the biomolecules.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Final grade will be calculated according to the following process Reports (40%), presentation (40%), and in class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
ゲノム・蛋白質・細胞・生命システムという各階層での生命機能発現のメカニズムを、それらを担う生体分子の構造、機能、相互作用、統合作用を研究するための実験を行う。
到達目標Goal
ゲノム・蛋白質・細胞・生命システムという各階層での生命機能発現のメカニズムを、それらを担う生体分子の構造、機能、相互作用、統合作用を研究するための実験手技を習得し、それらを駆使して当該分野の進展に貢献できる成果をあげる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
生命機能学の研究課題に沿った実験を行う。すなわち，設定した研究課題の達成に必要なさまざまな実験技法を学び，それを適切に用いた実験計画を立て，試行錯誤を繰り返しながら研究を遂行し，議論を通してフィードバックしながら，当該分野の進展に貢献できる成果をあげることを目指す。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：序論
生命機能学実験の基礎
第2回[対面/face to face]：ゲノムの構造・機能の実験法
ゲノム研究の一般的実験法
第3回[対面/face to face]：ゲノム・モデル系の実験１
枯草菌における細胞分化をモデルとした、グローバルな転写・翻訳制御の実験
第4回[対面/face to face]：ゲノム・モデル系の実験２
大腸菌における環境応答をモデルとした、グローバルな転写・翻訳制御の実験
第5回[対面/face to face]：蛋白質の構造と機能の実験法
蛋白質構造の構造決定法、構造安定性、機能の多様性、酵素作用、分子進化に関わる実験法
第6回[対面/face to face]：蛋白質・モデル系の実験１
分子モーター蛋白質をモデルとした、蛋白質の構造、運動メカニズムの実験
第7回[対面/face to face]：蛋白質・モデル系の実験２
ヘモグロビンをモデルとした、構造決定法、高次構造、機能発現機構、分子進化の実験
第8回[対面/face to face]：細胞の構造と機能の実験法
動物細胞、植物細胞の構造、細胞内小器官の機能、細胞内代謝の実験法
第9回[対面/face to face]：細胞・モデル系の実験１
動物細胞の機能発現、蛋白発現系、iPS細胞を用いたネットワークの構成的理解の実験
第10回[対面/face to face]：細胞・モデル系の実験２
植物細胞の機能発現、細胞増殖、機能分化、成長と植物ホルモンの実験
第11回[対面/face to face]：生命システムの構造・機能の実験法
生命システムの階層構造、分子構築および機能発現、システム統合の実験
第12回[対面/face to face]：生命システム・モデル系の実験１
真核細胞の細胞小器官構築をモデルとしたシステム分子機構の実験
第13回[対面/face to face]：生命システム・モデル系の実験２
原核細胞における環境応答をモデルとしたシステム分子機構の実験
第14回[対面/face to face]：生命機能学実験のトピックス
生命機能学の実験法の最新トピックス、先端技術の現状と将来
第15回[対面/face to face]：生命機能学実験結果の解析と考察の基礎
生命機能学実験結果の解析と文献データ、データベースに基づく考察の基礎
第16回[対面/face to face]：ゲノム実験の解析とプレゼン１
ゲノム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第17回[対面/face to face]：ゲノム実験の解析とプレゼン２
ゲノム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第18回[対面/face to face]：ゲノム実験の解析とプレゼン３
ゲノム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第19回[対面/face to face]：蛋白質実験の解析とプレゼン１
蛋白質関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第20回[対面/face to face]：蛋白質実験の解析とプレゼン２
蛋白質関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第21回[対面/face to face]：蛋白質実験の解析とプレゼン３
蛋白質関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第22回[対面/face to face]：細胞実験の解析とプレゼン１
細胞関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第23回[対面/face to face]：細胞実験の解析とプレゼン２
細胞関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第24回[対面/face to face]：細胞実験の解析とプレゼン３
細胞関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第25回[対面/face to face]：生命システム実験の解析とプレゼン１
生命システム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第26回[対面/face to face]：生命システム実験の解析とプレゼン２
生命システム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第27回[対面/face to face]：生命システム実験の解析とプレゼン３
生命システム関係の実験結果の解析と考察、結果のプレゼン
第28回[対面/face to face]：生命機能学の研究成果の発表
生命機能学実験の成果の学会発表および論文作成の要領
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各1時間を標準とします。】常に、新聞、雑誌、インターネットなどのメディアを利用して、生命科学実験法に関する世の中の動向、最新情報などの知識の修得に努めること。他の大学の研究室や研究所などの見学も有意義である。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。適宜、プリントなどの資料を配付する。
参考書References
特になし。適宜、分野に応じて参考書を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
広く生命科学の基礎的実験手法について習熟していること。設定された研究課題の実験法を習熟していること。実験データを解析し、その結果の意味を理解し、他者の結果と比較して、得られた成果を発表できること。成績は研究内容の発表(40％)、レポートの提出(40％)、発表に対する議論(20％)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。