理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
ELC500X2（電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 500）電気化学エネルギー工学特論Advanced Topics on Electrochemical Energy
五十嵐 泰史Yasushi IGARASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | YA549 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土4/Sat.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 電気電子工学専攻 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to understand basic electrochemistry, especially redox reaction. By learning the course, you can understand the mechanisms of the electrochemical applications, such as primary batteries, rechargeable batteries, and artificial photosynthesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
講義と最新の論文を教材にした輪講により、基礎から応用までの電気化学を学ぶ。
酸化・還元反応から電池までのメカニズムが理解できる。
到達目標Goal
・化学反応の基礎を理解する。
・最新の電気化学(次世代電池、人工光合成など)について学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
前半は電気化学の基礎について講義を行う。基礎の理解ができた後、テーマを決めて論文を選択し、輪講形式(受講生が毎週持ち回りで担当箇所を理解して発表する)で進める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：電気化学とは何か？
電気化学の概要
最近の話題
第2回[対面/face to face]：電気化学の基礎
電池の電極周りの電気化学的なふるまい、電気二重層、ファラデー定数
第3回[対面/face to face]：基準電極について
仕組み、基準電極電位
第4回[対面/face to face]：酸化還元反応について
アノード反応、カソード反応、化学ポテンシャル
第5回[対面/face to face]：電池の起電力について
ネルンストの式、pHの測定
第6回[対面/face to face]：電池の温度特性
イオンの輸送、活性化エネルギー
第7回[対面/face to face]：次世代電池について
電解質、電極材料の開発
第8回[対面/face to face]：電解質の研究開発
固体電解質など
第9回[対面/face to face]：電極材料の研究開発
正極材料、負極材料
第10回[対面/face to face]：キャパシタへの応用
スーパーキャパシタ
第11回[対面/face to face]：人工光合成について(1)
光合成の仕組み、自然界の光合成と人工光合成の比較
第12回[対面/face to face]：人工光合成について(2)
最近の研究成果
第13回[対面/face to face]：人工光合成について(3)
最近の研究成果と課題
第14回[対面/face to face]：まとめ
要点の整理
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各４時間を標準とします。】輪講形式で論文を読む場合は、担当する部分を予習して、授業でその内容を解説できるように準備すること。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は用いない。プロジェクターや板書による授業と、選択した論文を輪講形式で読み込む。
参考書References
渡辺 正 「電子移動の化学 電気化学入門」 朝倉書店
玉虫 伶太、高橋 勝緒 「エッセンシャル 電気化学」 東京化学同人
その他、電気化学関連の参考書
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(100%)：輪講の担当部分の理解度、レポートなどを総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基礎から応用まで電気化学が習得できる授業にしている。