理工学研究科Graduate School of Science and Engineering
MTL500X1(材料工学 / Material engineering 500)材料強度学特論Strength of Materials
香川 豊Yutaka KAGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学研究科Graduate School of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | YA003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期集中/Intensive(Spring) |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 機械工学専攻 |
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Outline (in English)
【COURSE OUTLINE】
The goal of this course is understanding of multiscale failure mechanism of solids, and application of the mechanism to explain failure behavior of solids, such as metals, polymers, ceramics, composites, and hybrid material systems.
【LEARNING OBJECTS】
At the end of the course, students are expected to achieve the objects of the class and to acquire preliminary understanding and knowledge of strength and fracture of materials.
【LEARNING ACTIVITIES OUTSIDE OF CLASSROOM】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend 4 hours to understand the course content.
【GRADING CRITERIA/POLICY】
The total score of 60 or more out of 100 is considered acceptable. The grading will be decided based on reports, and presentations/discussions in the class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
材料強度学の基礎を理解し、基礎知識を用いて社会で発生している材料強度学が適用できる材料やデバイスなどの破壊現象をミクロからマクロのスケールで理解することができ、より安全安心に材料やデバイスを利用することを行うための方法を考えることができるようになることを目的とする。
到達目標Goal
1. 材料の破壊現象やデバイスの破壊などについて原因を説明できるようになること。
2. 材料やデバイスを安全安心に利用するために留意するべき基礎知識が身につくこと。
3. 材料強度学という知識を利用して材料やデバイスの破壊現象を他の人に説明できること。
4. 材料の破壊をミクロとマクロのスケールから考えることができること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の前半では材料強度学の基礎知識の中から重要なものを説明する。また、説明した基礎知識を、金属、プラスチックス、セラミックス、複合材料などへ適用するための方法を説明する。授業の後半では前半で説明した知識を用いて材料やデバイスの破壊現象について技術的なレポートを作成する方法を説明する。受講生が特定のテーマでレポートを作成し、授業の中でレポートの内容を発表し、他の受講生との間で討論を行う。討論するために不足していることに関しては、必要に応じて説明を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[未定/undecided]:材料強度学概論
材料強度学とは何かを説明、各種材料から電子デバイスなど広範囲で利用することができることを説明する。
2[未定/undecided]:材料の破壊-1
材料の破壊現象を分類し、分類に従って現象と破壊の機構を説明する。脆性破壊と延性破壊など破壊現象ごとに説明する。
3[未定/undecided]:材料の破壊-2
材料の破壊現象を分類し、分類に従って現象と破壊の機構の一般論をミクロとマクロな立場から説明する。
4[未定/undecided]:工業材料の破壊-1
金属、プラスチックス、セラミックス、複合材料の破壊の特徴を説明する。金属を主に説明する。
5[未定/undecided]:工業材料の破壊-2
金属、プラスチックス、セラミックス、複合材料の破壊の特徴を説明する。プラスチックスを主に説明する。
6[未定/undecided]:工業材料の破壊-3
金属、プラスチックス、セラミックス、複合材料の破壊の特徴を説明する。セラミックスを主に説明する。
7[未定/undecided]:工業材料の破壊-4
金属、プラスチックス、セラミックス、複合材料の破壊の特徴を説明する。複合材料を主に説明する。
8[未定/undecided]:デバイスの破壊
電子デバイスやLSIなどで生じる破壊現象の原因と破壊現象と破壊に対する対策を説明する。
9[未定/undecided]:材料システムの破壊
材料を組み合わせて利用する場合の破壊現象について説明し、破壊を発生させないための対策を説明する。
10[未定/undecided]:材料強度レポート-1
材料強度が関係する問題を第三者に説明できるレポートを作成する方法を説明する。
11[未定/undecided]:材料強度レポート-2
材料強度が関係する授業で与えられる問題を受講生自身が考えレポートを作成する。問題は全員が異なるものを行う。
12[未定/undecided]:材料強度に関する討論-1
材料強度が関係する問題を受講生がレポートにしたものを用いて受講生が一人ずつ発表を行う。
13[未定/undecided]:材料強度に関する討論-2
受講生の発表に対して受講生が質問を行い理解を深める。内容について不足している部分や誤りのある場合は説明を行う。
14[未定/undecided]:材料強度のまとめ
授業で行うものをまとめて全体を体系化する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。】レポート作成は授業時間を利用して行う予定であるが、授業時間内で終了しない場合は授業時間外に対応する必要がある。
対面授業が難しい場合にはWEBを利用したオンデマンド方式の授業やZOOMを用いた授業を行う。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
必要に応じて授業でプリントを配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中に行うレポート作成、レポートを用いた発表と討論(合計80%)により評価する。平常点も考慮する(20%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
提出されたレポートでコメントを求められた場合には個別に対応する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
授業に出席し、レポート発表に対し活発に議論する姿勢を期待する。学外での見学等(東京近郊)が好ましいと考えられる場合には授業開始前までに連絡する。