人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW700J3（社会福祉学 / Social Welfare 700）人間福祉特別演習ⅠSeminar on Human Well-Being I
丹羽 郁夫Ikuo NIWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 必修科目 |
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Outline (in English)
Course outline
In the research area, to instruct students to set themes and survey methods in order to create students with originality and cutting edge doctoral thesis.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to set the theme of the highest doctoral dissertation in the study domain where there is originality, and has high clinical psychological value and can set an investigation method most suitable for it.
Learning activities outside of classroom
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policies
Final grade will be decided based on the approach to doctoral dissertation making.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
研究領域において、オリジナリティがあり、最先端である博士論文を学生が作成するために、テーマと調査方法を設定するように指導すること。
到達目標Goal
オリジナリティがあり、臨床心理的価値の高い、研究領域における最先端の博士論文のテーマを設定でき、それに最も適した調査方法を設定できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
上記の目標に到達するため、関心領域の検討からはじめ、先行研究の検索と読み込みを通して、研究テーマを絞り込み、テーマと研究方法の決定までを指導する。課題などのフィードバックは個別指導（対面、場合によっては学習支援システムやズーム等のオンライン）によって行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
博士論文のテーマと研究方法決定までのタイムテーブルについて説明。
第2回[対面/face to face]：関心領域の検討①
関心領域の探索
第3回[対面/face to face]：関心領域の検討②
関心領域の検討
第4回[対面/face to face]：関心領域の検討③
関心領域の明確化
第5回[対面/face to face]：先行研究の検索と読み込み①
明確になった関心領域に関する先行研究の検索
第6回[対面/face to face]：先行研究の検索と読み込み②
関心領域に関する先行研究の収集
第7回[対面/face to face]：先行研究の検索と読み込み③
関心領域に関する先行研究の読み込み
第8回[対面/face to face]：先行研究の検索と読み込み④
再収集する必要のある文献の収集と読み込み
第9回[対面/face to face]：先行研究の検索と読み込み⑤
関連する先行研究をほぼ全て読み込む
第10回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み①
先行研究の検討から研究テーマの可能性の検討
第11回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み②
研究テーマの検討
第12回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み③
研究テーマの明確化
第13回[対面/face to face]：研究テーマの設定①
研究テーマの設定
第14回[対面/face to face]：研究テーマの設定②
研究テーマの設定を検討して再設定
第15回[対面/face to face]：先行研究のレビュー①
研究テーマに関する先行研究のレビューの準備
第16回[対面/face to face]：先行研究のレビュー②
先行研究のレビューに着手
第17回[対面/face to face]：先行研究のレビュー③
先行研究のレビューの経過報告
第18回[対面/face to face]：先行研究のレビュー④
先行研究のレビューを進める
第19回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑤
先行研究のレビューの検討
第20回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑥
再検討から必要だと気づいた文献の再収集
第21回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑦
先行研究のレビューの作成
第22回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑧
先行研究のレビューの検討
第23回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑨
先行研究のレビューの再作成
第24回[対面/face to face]：先行研究のレビュー⑩
先行研究のレビューの完成
第25回[対面/face to face]：研究テーマの明確化
先行研究の詳細なレビューに基づいてさらに研究テーマの明確化
第26回[対面/face to face]：研究方法の検討①
研究方法の検討
第27回[対面/face to face]：研究方法の検討②
研究方法についてさらに検討
第28回[対面/face to face]：研究方法の決定
研究方法の決定
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習の前は、研究テーマに関連する国内外の専門図書と研究雑誌を検索して読み、博士論文作成の準備を進め、その進行状況と疑問点などを報告できる用意をすることが求められます。演習の後は、教員からの助言やコメントを博士論文の作成に反映させることが求められます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
論文のテーマと方法に応じて適切な参考図書を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
論文作成への取り組み(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2021年度はアンケートを実施しておりません。
担当教員の専門領域
臨床心理学（子どもの心理療法、D.W.ウィニコット、移行対象など）とコミュニティ心理学（コンサルテーション、ストレス、ソーシャルサポートなど）
＜主要研究業績＞
『ジェラルド・キャプランのメンタルへルスコンサルテーションの概観』（単著、コミュニティ心理学研究18(2)、2015年）
『コミュニティ心理学ハンドブック』（共著、東京大学出版社、2007年）
『中国帰国者におけるソーシャル・サポート利用の精神健康への影響』（共著、コミュニティ心理学研究）2(2)、1999年）