人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW600J1（社会福祉学 / Social Welfare 600）実践研究演習ⅡField Study Practicum II
佐藤 繭美Mayumi SATO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S0218 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 演習科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】This course focuses specifically on the necessary skills and methods according to the students' research topics.
【Learning Objectives】The goal is to acquire research methods
【Learning activities outside of classroom】The standard preparation and review time for this lecture is 4 hours each.
【Grading Criteria /Policy】The grades are the content of the presentation（50％） and the master's thesis（50％）.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
修士論文の執筆に向けて、調査データの多角的な分析を実施する。
到達目標Goal
研究テーマに即したデータ分析手法を使用して、自らの研究に応用できることを目標とする。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期は、研究データの分析作業に取りかかり、分析結果について、先行研究との比較を行う。それに基づいてオリジナリティを明確化していく。秋学期は、参考文献をあらためて確認し、その上で、データの文章化を開始する。各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
年間スケジュールの確認
第2回[対面/face to face]：データ分析方法の検討①
逐語記録の整理
第3回[対面/face to face]：データ分析方法の検討②
逐語記録の確認
第4回[対面/face to face]：データ分析方法の検討③
逐語記録の読み込み
第5回[対面/face to face]：データの質的分析①
カテゴリーの生成について
第6回[対面/face to face]：データの質的分析②
カテゴリーの生成の実際
第7回[対面/face to face]：データの質的分析③
分析手順の確認
第8回[対面/face to face]：データの質的分析④
カテゴリカルコンテント分析
第9回[対面/face to face]：データの質的分析⑤
ホリスティックフォーム分析
第10回[対面/face to face]：先行データとの比較①
隣接領域文献との比較
第11回[対面/face to face]：先行データとの比較②
関連領域文献との比較
第12回[対面/face to face]：先行データとの比較③
文献検討
第13回[対面/face to face]：先行データとの比較④
オリジナリティの明確化
第14回[対面/face to face]：中間総括
秋学期に向けた課題の確認
第15回[対面/face to face]：オリエンテーション
執筆スケジュールの確認
第16回[対面/face to face]：データの確認
論文データの確認
第17回[対面/face to face]：分析結果の最終確認①
分析結果と結論について
第18回[対面/face to face]：分析結果の最終確認②
分析結果と考察について
第19回[対面/face to face]：分析結果の最終確認③
全体にわたっての確認
第20回[対面/face to face]：論文執筆指導①
質的データの逐語録について
第21回[対面/face to face]：論文執筆指導②
質的データの分析結果について
第22回[対面/face to face]：論文執筆指導③
分析結果の妥当性について
第23回[対面/face to face]：論文執筆指導④
分析結果の信頼性について
第24回[対面/face to face]：論文執筆指導⑤
質的データに基づく考察
第25回[対面/face to face]：論文執筆指導⑥
質的データの逐語録
第26回[対面/face to face]：論文執筆指導⑦
質的データのＭ－ＧＴＡ分析結果
第27回[対面/face to face]：論文執筆指導⑧
質的データのＣＣ・ＨＦ分析結果
第28回[対面/face to face]：総括
論文の仕上げと要旨の確認
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回報告を求めるので、担当する報告内容については、入念な準備を行い、予行を終えておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各回4時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特に定めず、毎回資料を配付する。
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．授業内でのテーマ報告（50％）。
２．修士論文（50％）。
なお、授業回数の３分の１を超える欠席は成績評価の対象としない。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者の論文課題について指導を行うとともに、論文内で使用しているデータの課題などをともに洗い出し、論文の完成までのサポートを行うよう努めていく。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ソーシャルワーク論、死別ケア
＜研究テーマ＞
・ソーシャルワークにおける死別ケアとACP
・セルフヘルプ・グループ論（特に自閉症者と家族）
＜主要研究業績＞
①自閉症の人の死別経験とソーシャルワーク.明石書店 2011年
②医療ソーシャルワーカーと精神保健福祉士のグリーフとその対応 : 共通性と相違性.ホスピスケアと在宅ケア 25(1)2017.
③アドバンス・ケア・プランニング先進国の状況とわが国における課題.医療ソーシャルワーク67号.2019