人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW600J1（社会福祉学 / Social Welfare 600）論文研究演習ⅠMaster's Thesis Research I
岩田 美香Mika IWATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | S0103 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 演習科目 |
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Outline (in English)
This course focuses specifically on the process to elaborate the idea of the students’ thesis. Students will be enhancing their necessary knowledge and skills to write their thesis.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend eight hours to understand the course content. Grading will be decided based on reports (60%), presentation (20%), and in-class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
修士論文執筆に向けての研究手法を学ぶ。
到達目標Goal
研究テーマを設定し、その研究テーマに即した先行研究のレビュー、仮説の設定・検証、フィールドワークや調査によるデータ収集など、適切な研究方法の選定を行い、論文作成のための研究デザインを構築する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP3」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・上記の到達目標を達成するために、①論文を作成するための基礎的なスキルの獲得、②先行研究のレビューと課題の設定、③仮説の構築と検証の手続きの検討、④研究資料（データ）の収集と分析の具体的方法の獲得、を通して次年度の修士論文作成が計画的に進められるように備える。また、これらの成果と今後の研究の進展を確認するために、修士論文構想発表会が位置づいている。
・課題等のフィードバックは、直接に返却あるいは学習支援システム等を通じて行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
研究指導の説明、これまでの学習成果の発表
第2回[対面/face to face]：論文とは何か
「論文」とは何かについての再確認
第3回[対面/face to face]：論文作成の基礎
論文作成の基礎的スキルについての確認
第4回[対面/face to face]：論文作成の実践基礎
論文作成の基礎的スキルの獲得
第5回[対面/face to face]：問題関心の問い直し：社会状況
自身の問題関心を社会的現状の中で検討する
第6回[対面/face to face]：問題関心の問い直し：文献
問題関心に関する文献から検討する
第7回[対面/face to face]：問題関心と研究領域
研究領域における自身の問題関心の位置づけを確認する
第8回[対面/face to face]：研究領域（フィールド）の検討
研究領域に関するフィールドの現状を探る
第9回[対面/face to face]：論文テーマの検討
論文のテーマを絞り込む
第10回[対面/face to face]：先行研究のレビュー：文献収集
論文テーマに関する先行研究を収集する
第11回[対面/face to face]：先行研究のレビュー：方法
先行研究の読み方と整理の仕方
第12回[対面/face to face]：レビュー論文
先行研究のレビューを書いてみる
第13回[対面/face to face]：レビュー論文の検討
レビュー論文を検討する
第14回[対面/face to face]：中間総括
春学期での総括を発表する
第15回[対面/face to face]：オリエンテーション
夏期休暇中の研究成果の発表
第16回[対面/face to face]：テーマの明確化：課題設定
先行研究のレビューをもとに、課題を設定する
第17回[対面/face to face]：テーマの明確化：研究方法
先行研究のレビューをもとに、研究方法を検討する
第18回[対面/face to face]：論文構想発表の準備
発表会原稿の作成
第19回[対面/face to face]：発表会原稿の検討
作成した発表原稿の検討
第20回[対面/face to face]：発表会原稿の完成
検討をもとに論文構想発表原稿を完成させる
第21回[対面/face to face]：発表会リハーサル
論文構想発表会のリハーサルと内容検討
第22回[対面/face to face]：論文構想発表会
自身の論文構想を発表する
第23回[対面/face to face]：発表会の振り返り
発表会全体での質疑応答をを振り返る
第24回[対面/face to face]：論文構想の明確化：課題の再設定
課題の再設定
第25回[対面/face to face]：論文構想の明確化：方法論の検討
論文における方法論の検討
第26回[対面/face to face]：論文構想の明確化：仮説の設定
仮説を設定する
第27回[対面/face to face]：論文構想の明確化：仮説の検証
仮説を検証する
第28回[対面/face to face]：総括
到達点と課題のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・履修者は、計画的に修士論文作成を進めると同時に、毎回、必ず検討するためのレジュメや資料を用意して演習に臨むこと。
・本授業の準備・復習時間は、各回８時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
履修者の研究テーマおよび研究方法に応じて適宜紹介する。
参考書References
履修者の研究テーマおよび研究方法に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
演習への積極的参加（20％）、演習内課題（60％）、論文構想発表会（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
担当教員の専門分野
〈専門領域〉子ども・家族福祉論、教育福祉論
〈研究テーマ〉
１．子育て・子育ちの社会的不平等
２．子どもと家族へのソーシャルワーク