政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
MAN520R1（経営学 / Management 500）ESG投資と企業経営ESG Investing and Business Management
小方 信幸Nobuyuki OGATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | XW136 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| カテゴリーCategory |
（修士課程）プログラム科目 地域産業・企業創造群 |
| 所属群１Affiliation group 1 | |
| 経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
| 所属群２Affiliation group 2 | |
| 文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
| 所属群３Affiliation group 3 | 地域産業・企業 |
| 地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
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Outline (in English)
In this class, students will understand that constructive dialogue between ESG investors and corporate management will enable companies to achieve sustainable growth and investors to realize higher returns on their long-term investments. As a result, they will understand how sustainability is enhanced.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
当授業では、ESG投資家と企業経営者が建設的な対話を行うことにより、企業は持続可能な成長を実現し、投資家は長期投資で高いリターンを実現することを理解する。その結果、社会の持続可能性が高まる仕組みを理解する。
到達目標Goal
（１）投資の意思決定の際に、環境（Environment, E）、社会(Social, S）、ガバナンス（Governance, G）の３つの非財務要因（ESG要因）を考慮するESG投資と、ESG投資市場について理解できる。
（２）ESG投資が生まれた歴史的背景を理解できる。
（３）ESG投資家と企業経営者がESG要因について建設的な対話を行うことにより、持続可能な社会を実現できる論理を理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業の前半では理論と事例についての講義を行い、後半では講義の内容に沿った内容でグループ討議と全体討議を行う。講義とグループ討議を通じ、ESG投資と企業経営の関係を理解できるように授業を進める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[未定/undecided]：イントロダクション
（１）講義の進め方
（２）講義：ESG投資の概要と歴史
（３）欧米と日本のESG投資市場の概要
2[未定/undecided]：ESG投資家の企業評価のポイント
（１）企業評価の基礎
（２）証券投資理論の基礎
3[未定/undecided]：ESG投資市場におけるアセットオーナーの役割
（１）講義：欧米と日本の年金基金の比較
（２）ケース：わが国の年金基金の課題
4[未定/undecided]：ESG投資市場にけるアセットマネジャーの役割
ESG投資を行うアセットマネジャーの具体的な取り組みを学ぶ
5[未定/undecided]：統合報告書
ESG投資家と企業経営の建設的対話のツールである統合報告書について学ぶ
6[未定/undecided]：ESG投資家によるエンゲージメント
欧米と日本のESG投資によるエンゲージメントの実際
7[未定/undecided]：インパクト投資
社会的インパクトの評価方法
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
（１）配布資料を事前に読んで、授業で発言できるよう準備する。
（２）授業を振り返り、論点を整理する。
本授業の準備学習および復習の時間は各２時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
毎回資料を配布する。
参考書References
小方信幸（2016）『社会的責任投資の投資哲学とパフォーマンス ーESG投資の本質を歴史からたどる―』同文舘出版
アムンディ・ジャパン（2021）『社会を変える投資 ESG入門（新版）』日本経済新聞出版
その他の参考書は都度紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 ４０％、期末レポート ６０％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生から講義とグループ討議の組み合わせが理解を深めるとのフィードバックがあったので、本年度も同様の授業スタイルを継続する。
その他の重要事項Others
ゲストスピーカー招聘を検討する。ゲストスピーカー招聘の場合は、授業計画を一部変更することがある。