政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
BSP520R1(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 500)フィールドワーク論Theory of Fieldwork
須藤 廣Hiroshi SUDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | XW123 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6,金7/Fri.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
カテゴリーCategory |
(修士課程)プログラム科目 文化・都市・観光創造群 |
所属群1Affiliation group 1 | |
経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
所属群2Affiliation group 2 | 文化・都市・観光 |
文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
所属群3Affiliation group 3 | |
地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, we aim to acquire the concept and basic skills of field work (field survey). Basically we focus on qualitative research.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、フィールドワーク(現地調査)の考え方と基本技術を身に付けることを目的とする。基本的に質的調査に軸足を置く。
到達目標Goal
フィールドワークの技法にはさまざまな種類があるが、まずはそれらを体系的に理解し、最終的には各自の研究テーマに合った調査法を選択すべきである。論文執筆にあたり、全体構成の中でフィールドワークの役割と位置づけを構築し、実践できるようになることが到達目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
フィールドワークには様々なアプローチがあるが、論文執筆にそれをどう生かすかについて学んでもらう。前半は講師のこれまでの研究実績を基にして、座学にて行い、後半は各自の研究テーマに沿った形で実際にフィールドワークを行ってもらい報告してもらう。また、新型コロナ感染の状況次第であるが、合同でフィールドワークも実践する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回目[未定/undecided]:ガイダンフィールドワークの基本
授業の目的
フィールドワークを資料を用いて理解してもらう理解
2回目[未定/undecided]:質的調査と量的調査の考え方と方法
社会調査の事例をみながら、質的と量的調査の基礎的な考え方と位置づけ、それぞれの分析手法を理解する。その上で、調査の全体構成の中で、量的と質的をどのように位置づけていくかについて学ぶ
3回目[未定/undecided]:質的調査の実際
質的調査の手順と手法
4回目[未定/undecided]:参与観察とは何か
調査の事前準備
参与観察の実例から学ぶ
各自調査の事前準備状況を報告
5回目[未定/undecided]:調査論文の実例から学ぶ(学外のゲストスピーカーを呼ぶ予定)
調査論文、報告書の書き方を身につける
特に、観光関係の書籍、論文から、調査の実際について学ぶ
6回目[未定/undecided]:各自調査の発表
それぞれが調査結果についてプレゼンテーションを行う
7回目[未定/undecided]:まとめー質的調査とは何か
調査の困難な点、問題点について討議をし、解決法を見いだす
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
受講者に座学及び実践を通じてフィールドワークの考え方及び技術を習得してもらうことを目的にするため、事前準備の重要性が極めて重要であることから、授業時間以外に様々な知識や情報を得る努力をしてほしい。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
遠藤英樹(編著)(須藤廣が一部著)『フィールドワークの現代思想』ナカニシヤ出版、2022年。
参考書References
佐藤郁也(2008)「質的データ分析法―原理・方法・実践」新曜社
須藤廣(2008)『観光化する社会ー観光社会学の理論と応用』ナカニシヤ出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点30%、レポート70%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の感想・意見を聞きながら授業を行う