政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
MAN520R1(経営学 / Management 500)人材育成論Human Resource Development
石山 恒貴Nobutaka ISHIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | XW108 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6,木7/Thu.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
カテゴリーCategory |
(修士課程)プログラム科目 経済・社会・雇用創造群 |
所属群1Affiliation group 1 | 経済・社会・雇用 |
経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
所属群2Affiliation group 2 | |
文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
所属群3Affiliation group 3 | |
地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire
an understanding of the fundamental principles of Human Resource Development. At the end of the course, participants are
expected to explain the essential concepts of Human Resource Development.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営学における人材育成という観点で、キャリア理論も含めて幅広く議論する授業である。不確実で変化の激しい環境化において、従来のような長期的な安定を全体にした人材育成の考え方は通用しなくなってきている。そのような不確実な環境における人材育成のあり方を、人材育成理論とキャリア理論を踏まえて考察していく授業。
参加型とし、受講生自身が選択した人材育成に関する事例(企業、非営利組織、地域事例、諸外国の事例など)について報告することを求める。
到達目標Goal
不確実で変化の激しい環境化において、従来のような長期的な安定を全体にした人材育成の考え方は通用しなくなってきている。そのような不確実な環境における人材育成のあり方を、人材育成理論とキャリア理論を踏まえて考察できる視点を確立することを目的とする。また国際的な人材育成の視点を確立することも目的とする。
At the end of the course, students are expected to gain an overall perspective on human resource development theory and career theory.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
人材育成とキャリアに関する幅広い理論と議論を紹介しつつ,日本の現在における人材育成を考える。また国際的な視点も考慮する。
各回の授業は、講義と議論の両者を併用して進める。毎回のテーマにそって講義をしたのち、関連した課題をめぐり、受講生がいくつかのグループをつくって議論し、その結果を報告し、相互に批判的な検討を加えるなどのディスカッションを行う。
参加型とし、受講生自身が選択した人材育成に関する事例(企業、非営利組織、地域事例、諸外国の事例など)について報告することを求める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:人材育成の定義と能力開発
人材育成について議論を進めていくために、それらの基本的な考え方、基本用語の定義、理論枠組みなどを考える。また、能力開発の詳細についても、検討する。
2[対面/face to face]:キャリア理論
人材育成におけるキャリア理論の位置づけ、実務への応用、発展性について考える。
3[対面/face to face]:リーダーシップ理論
人材育成におけるリーダーシップ論の位置づけ、実務への応用、発展性について考える。
4[対面/face to face]:実践共同体と越境的学習
学習理論の発展とも深い関係がある実践共同体と越境学習について、特に状況学習論との関係で考える。
5[対面/face to face]:経験学習とジョブ・クラフティングおよび事例発表
学習理論において大きな比重を占める経験学習、および近年注目されるジョブ・クラフティングについて考える。さらに、受講者が、人材育成に関する事例を発表し、発表し、議論する。
6[対面/face to face]:事例発表
受講者が、人材育成に関する事例を発表し、議論する。
7[対面/face to face]:事例発表および人材育成の未来とまとめ
受講者が、人材育成に関する事例を発表し、発表し、議論する、および授業の総括として、人材育成の未来について考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
いずれかの人材育成に関する事例(企業、非営利組織、地域事例、諸外国の事例など)について調査し、授業内で発表する。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とします。
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
テキスト(教科書)Textbooks
毎回、授業で配布するパワーポイントをテキストとして使用する。
参考書References
労働政策研究・研修機構『新時代のキャリアコンサルティング』2016年
石山恒貴『越境的学習のメカニズム』福村出版、2018年
石山恒貴『パラレルキャリアを始めよう』ダイヤモンド社、2015年
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は,①授業における議論の実施状況による得点(1回当たり5点満点で計35点満点),②各自が分担する事例発表の得点(65点満点)で,両者を足した総得点による。
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
Presentation of case study assigned by each student: 65%、in class contribution: 35%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理論の実務面への応用に受講者の興味・関心があるため、その点を重視して進める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業でパワーポイントを使うことがある。
その他の重要事項Others
受講者の事例発表が求められることにご留意いただきたい。