政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design
ECN520R1（経済学 / Economics 500）実証分析入門Introduction to Empirical Research
柿野 成美Shigemi KAKINO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 政策創造研究科Graduate School of Regional Policy Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | XW103 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| カテゴリーCategory |
（修士課程）プログラム科目 経済・社会・雇用創造群 |
| 所属群１Affiliation group 1 | 経済・社会・雇用 |
| 経済・社会・雇用創造群Economic/Social/Employment/ Creation Group | |
| 所属群２Affiliation group 2 | |
| 文化・都市・観光創造群Culture/City/Tourism/ Creation Group | |
| 所属群３Affiliation group 3 | |
| 地域産業・企業創造群Regional Industry and Business Creation Group |
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Outline (in English)
This course aims to enhance the ability to understand a paper through fast reading by familiarizing students with the structures and research methods of reviewed papers. Course materials will be mostly selected from established journals in Japanese focusing on empirical research on human resources, education, welfare, living economy, and consumer life.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
論文執筆においては先行研究を丁寧に読み解くことが不可欠である。本講義は、実証研究を行っている雑誌掲載論文を教材として取り上げ、論文の作法と分析の手法に慣れるとともに、論文ポイントを把握するための読解力を養成することが目的である。
到達目標Goal
１．実証研究論文の構成と作法を理解すること、２．先行研究の分析結果の読み方を習得すること、３．各自が今後執筆する論文に関わる実証研究の先行研究を読み進められるようになること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
政策創造研究科修士課程のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
実証分析を行っている査読論文を選び、グループで論文のポイントとなる分析手法や結論の読み方を紐解き、論点を明確にする。授業で扱う論文を事前に配布するので、受講者は目を通してから講義に臨むこと。なお、データ分析の実習は行わない。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[未定/undecided]：ガイダンス
実証分析の基礎
実証分析の基本的な考え方について理解する。
2[未定/undecided]：人材育成・教育に関する実証分析論文の検討
人材育成・教育に関する論文を用いて、分析手法及び内容の検討を行う。
3[未定/undecided]：福祉に関する実証分析論文の検討
福祉に関する論文を用いて、分析手法及び内容の検討を行う。
4[未定/undecided]：生活経済に関する実証分析論文の検討
生活経済に関する論文を用いて、分析手法及び内容の検討を行う。
5[未定/undecided]：消費生活に関する実証分析論文の検討
消費生活に関する論文を用いて、分析手法及び内容の検討を行う。
6[未定/undecided]：先行研究論文の発表と討議
自身の執筆論文に関連した、実証研究で構成された論文を選び、その分析手法、内容検討結果を発表、討議する。
7[未定/undecided]：先行研究論文の発表と討議
自身の執筆論文に関連した、実証研究で構成された論文を選び、その分析手法、内容検討結果を発表、討議する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間を標準とする。事前に配布する論文を読んでから講義に出席することを前提とする。各自の研究分野に関する雑誌（査読論文が望ましい）にアクセスし、論文を検索する習慣を身につけることを勧める。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書はなく、教材を毎回配布する。教材は優れた実証分析で構成された学術論文を予定している。
参考書References
大湾秀雄（2017）『日本の人事を科学する』日本経済新聞出版社
中室牧子、津川友介（2017）『「原因と結果」の経済学』ダイヤモンド社
森田果（2014）『実証分析入門』日本評論社
山口慎太郎（2019）『「家族の幸せ」の経済学』光文社新書
山本勲（2015）『実証分析のための計量経済学』中央経済社
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 ５０％
期末レポート ５０％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学術雑誌にアクセスし論文検索ができるパソコン。
その他の重要事項Others
教材で取り上げる論文は、回帰分析、個票分析、プロビット分析などの量的分析手法を用いる研究が多いので、それらの考え方に慣れてほしい。