経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA（経営学 / Management 300）演習3Seminar 3
安藤 直紀Naoki ANDO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A4653 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 演習 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
(Course outline) This seminar deals with a range of topics in global business strategy. Particularly, the seminar focuses on multinational enterprises’ strategy in emerging economies and cross-cultural management. Students learn through research and discussion how firms enter foreign markets, compete with local rivals, mitigate cultural and language barriers, and gain competitive advantages.
(Learning objectives) The goals of this seminar are to understand global business environments, global business strategy, theories behind global business strategy, and methods of social science. At the end of this seminar, students are expected to develop an ability to investigate and analyze firms’ success and failure in global markets.
(Learning activities outside of classroom) Students are required to work on group and individual research and data analysis, read assigned reading materials, and complete assignments. Study time will be more than two hours for a class.
(Grading Criteria/Policies) Students will be evaluated on in-class contribution (60%) and group and individual projects (40%). In-class contribution includes discussion, investigation, and presentation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習は国際企業戦略をテーマとします。多国籍企業にとって重要性を増している新興国市場への参入や現地市場での競争戦略を中心的なトピックとします。また、海外進出した企業が必ず直面することになる文化や言語の障壁という重要なトピックも扱います。学生は、企業がどのように外国市場に参入し、現地のライバル企業と競争し、文化や言語の違いを克服し、競争優位を獲得するのかを、調査や議論を通して学びます。
到達目標Goal
１．学生は、国際企業戦略に関する理論を習得します。
２．外国で企業がとる戦略に関する理解を深めます。
３．企業が外国で直面するビジネス環境、特に新興経済に関する理解を深めます。
４．社会科学の調査方法を習得します。
５．データ分析の手法を習得します。
６．ディスカッションする能力、調査する能力、論理的に考察する能力、プレゼンテーションする能力を向上させます。
７．自ら問題を設定し、企業を調査、分析できるようになることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この講義は、対面形式（ハイフレックス）で行います。
グループによる調査とディスカッションを中心に演習を進めます。提示された課題のもとで、各グループが研究テーマを設定します。研究テーマについて調査し、考察し、議論し、そして成果をプレゼンテーションします。進捗状況の報告は、適宜行ってもらいます。
グループによる研究のほかに、４年生は個人研究を行います。個人研究については、中間発表および最終発表をします。
国際企業戦略について理解を深めるために、輪読を行います。担当者が、担当部分について読み、簡潔な報告をします。
統計ソフトウエアを使って、企業の海外進出のデータセットを作成し、分析する演習をします。
課題等は、講義内あるいはEメールで提出し、それに対するフィードバックは適宜講義内で行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：講義概要
講義概要とオリエンテーション
2[対面/face to face]：グループ研究①（１）
グループ研究のテーマ設定
3[対面/face to face]：方法論
社会科学の研究方法
質的研究
4[対面/face to face]：グループ研究①（２）
研究テーマに関する文献調査（１）
教材の輪読（１）
5[対面/face to face]：グループ研究①（３）
研究テーマに関する文献調査（２）
教材の輪読（２）
6[対面/face to face]：データ分析（１）
統計学の基礎
ソフトウエアの操作方法
データセットの作成
7[対面/face to face]：データ分析（２）
データセットの分析
8[対面/face to face]：ケース・スタディ
企業の事例研究
9[対面/face to face]：グループ研究①（４）
研究テーマに関する資料収集（１）
教材の輪読（３）
10[対面/face to face]：グループ研究①（５）
研究テーマに関する資料収集（２）
教材の輪読（４）
11[対面/face to face]：グループ研究①（６）
これまでの調査をもとにした考察
教材の輪読（５）
12[対面/face to face]：グループ研究①（７）
グループ研究の発表準備
13[対面/face to face]：グループ研究①（８）
グループ研究の発表
14[対面/face to face]：中間発表
個人研究の中間発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
グループ研究、データ分析、輪読、課題等のための準備・復習時間は、各回２時間を標準とします。
1-2回：グループ研究のテーマを考える
3回：質的研究方法について調べる
4-5回：グループで研究テーマに関連した文献を調べる
6-7回：表計算ソフトウエアと統計ソフトウエアの使い方を調べる
8回：ケースとして扱う企業を調べる
9-10回：グループで研究テーマに関連した資料を収集する
11回：これまでの調査をもとに、グループで議論する
12-13回：グループで研究発表の準備をする
14回：個人研究の中間発表の準備をする
テキスト（教科書）Textbooks
輪読の教材に関する詳細は、第1週目の授業内で指示します。
参考書References
浅川和宏『グローバル経営入門』日本経済新聞社、2003年
高根正昭（１９７９） 創造の方法学 講談社現代新書
その他参考文献に関しては、講義内に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
下の比率で評価します。
クラスへの貢献：60％
グループまたは個人によるレポート：40％
クラスへの貢献とは、クラスでの調査、ディスカッション、プレゼンテーションなどです。出席しているだけでは、クラスへの貢献にはならないことを理解して臨んでください。
レポートについては、設定したテーマについてどれだけ深い思考ができているかを重視して評価します。文献に書かれていることを整理しただけでは高い評価になりません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
国際企業戦略を考えるために必要な理論、企業研究をするために必要な調査方法に関して議論する時間を増やします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
データ分析の演習を行うときは、情報センターからパソコンの貸し出しを受けてください。
対面（ハイフレックス）で行いますので、オンラインで講義を受講できる情報機器を準備しておいてください。
その他の重要事項Others
グローバル経営戦略論Ⅰ/Ⅱは必ず履修してください。
関連科目
グローバル経営戦略論Ⅰ/Ⅱ、経営戦略論Ⅰ/Ⅱ