社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EA(社会学 / Sociology 200)アメリカのジャーナリズムJournalism in the U.S.
荒木 暢也Nobuya ARAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LL001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Course outline)
In this course, students will be introduced to the major issues and themes in the history of American journalism from the pre-Revolutionary War period up to the present. The lecture will be given in Japanese.
(Learning Objectives)
The main objectives of the course are:
a. to help students learn core historical knowledge about American journalism.
b. to help students understand American journalism in a broader historical context.
c. to help students understand the relationships between Japanese and American journalism.
(Learning activities outside of classroom)
Students will be expected to have completed the recommended reading after each class meeting. Their study time will be more than four hours for a meeting.
(Grading Criteria)
Grading will be decided by the results of the final examination (100%).
The information described herein is subject to change.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
第二次大戦後、日本の報道メディア界に多大な影響を与えてきたアメリカのジャーナリズムを概観していきます。米国ジャーナリズム歴史的経緯と現状、そして種々の問題点を指摘し、常に日本の報道メディアの現状や問題点との関連性を念頭に講義を進めていきます。加えて、ネット時代のジャーナリズムについて、SNSを含めた諸課題を扱います。
到達目標Goal
日本のジャーナリズムに多大な影響を与えてきた米国ジャーナリズムの歴史と現状、そして未来を適切に理解していくこと。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・講義形式による。
・毎回の講義内容(重要事項、キーワード等)を記した講義レジュメ(A4プリント)を、事前に「学習支援システム」に掲示する。受講生はこのレジュメに沿って聴講することにより、各ポイントでの要点を効率的に理解できる。
・レジュメは、全てを綴じていくことによって、一冊の講義ノートになるよう工夫されている。大いに活用して欲しい。
・米国のジャーナリズムを概説する性格から、英語情報は常時利用されるが、これら英語情報に関しては、Audio&Visual教材の活用とともに、適宜日本語解説を行い(逐次通訳)、受講学生の語学力への不安を解消していく。
・毎回、リアクション・ペーパーを配布し、受講生の理解度と反応を確認し、良いコメントは授業内で紹介し、講義内容の相互コミュニケーションに生かしていく。
・「学習支援システム」を利用した質問等も受け付ける。
(授業形態についての注意事項)
対面授業を基本とするが、Covid-19感染状況等に伴い、急遽、変更(オンデマンド授業への変更)もあり得る。
その場合は、「学習支援システム」に、事前掲示する。
授業計画は授業の展開によって、若干の変更があり得る。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
4/13[対面/face to face]:①講義内容の概観と講義の目的
②米国のジャーナリズムとは
①講義の全計画(講義シラバス)をプリント配布する。
②計画講義概要説明、成績評価方法説明
③米国のジャーナリズムの概観
4/20[対面/face to face]:パーソナル・ジャーナリズムの時代①
・植民地時代のジャーナリズム
・植民地と新聞発行
・独立の気運とジャーナリズム
4/27[対面/face to face]:パーソナル・ジャーナリズムの時代②
・独立、建国とジャーナリズム
・手作りの国作りとジャーナリズム
5/11[対面/face to face]:大衆紙の時代①
・大衆社会の到来とジャーナリズム①
・急速な工業発展と移民
5/18[対面/face to face]:大衆紙の時代②
・大衆社会の到来とジャーナリズム②
・移民とジャーナリズム
5/25[対面/face to face]:調査ジャーナリズムの時代①
・社会変革とジャーナリズム
・労働運動
・社会の矛盾とジャーナリズム
6/1[対面/face to face]:調査ジャーナリズムの時代②
・権力とジャーナリズム①
・ウォーター・ゲート事件
6/8[対面/face to face]:調査ジャーナリズムの時代③
・権力とジャーナリズム②
・調査ジャーナリズムと日本
6/15[対面/face to face]:市場ジャーナリズムの台頭と隆盛①
・テレビの台頭と情報娯楽
・メディア産業の巨大化
6/22[対面/face to face]:市場ジャーナリズムの台頭と隆盛②
・大統領選挙と市場ジャーナリズム
・市場とデモクラシー
6/29[対面/face to face]:市場ジャーナリズムの台頭と隆盛③
・ネットジャーナリズムと市場ジャーナリズム
・Fake News
・トランプ現象
7/6[対面/face to face]:ジャーナリズムの今後
・ネット社会とジャーナリズム
・SNSとジャーナリズム
・SNSと世論
・多様性と分断
7/13[対面/face to face]:日米のジャーナリズム
・WWII敗戦と日本のジャーナリズム
・日本のジャーナリズムとアメリカ
7/20[対面/face to face]:講義のまとめ
期末筆記試験
講義内容のまとめ
期末筆記試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は合わせて4時間以上とします。
テキスト(教科書)Textbooks
毎回の講義内容(重要事項、キーワード等)を記した講義レジュメ(A4プリント)を、事前に「学習支援システム」に掲示する。このレジュメは、全てを綴じていくことによって、一冊の講義ノートになるよう工夫されている。大いに活用して欲しい。
・テキストを購入する必要はない。
参考書References
『メディア・コミュニケーション-その構造と機能』、法政大学出版局
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末筆記試験100%
100~90: S
89~87: A+
86~83: A
82~80: A-
79~77: B+
76~73:B
72~70:B-
69~67:C+
66~63:C
62~60:C-
59以下:D
未受験、採点不能: E
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の理解度にあわせる授業を心がける。
具体的には以下の五点。
①毎回の講義概要(重要事項、キーワード等)を記した講義レジュメ(A4プリント)を、事前に「学習支援システム」に掲示する。受講生はこのレジュメに沿って聴講することにより、各ポイントでの要点を効率的に理解できる。
②全てを綴じていくことによって、上記レジュメが一冊の講義ノートになるよう工夫した。
③米国のジャーナリズムを概説する性格から、英語情報は常時利用されるが、これら英語情報に関しては、Audio&Visual教材の活用とともに、教員自らが適宜日本語解説を行い(逐次通訳を含む)、受講生の語学力への不安を解消する。
④毎回、リアクション・ペーパーを配布し、受講生の理解度を確認し、次回以降の講義内容に反映させる。
⑤「学習支援システム」を利用した受講生の質問を歓迎する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PC等のネット端末持参が便利