社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EB, SOC200EC, SOC200ED（社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200）演習１Seminar 1
鈴木 宗徳Munenori SUZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | L1787 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 専門演習 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
Course Outline and Objectives
This seminar explores the contemporary potential of critical social theories.
Learning Activities outside of Classroom
Students will be expected to put all effort into creating a great resume. Students should also take "Democracy and the Public Sphere I, II" taught by the same lecturer if the timetable permits. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours understanding the seminar content.
Grading Criteria / Policy
Grading will be decided based on resume and oral presentation(30%), in-class participation(30%), final paper(40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
現代における批判的社会理論の可能性
到達目標Goal
社会理論を精密に読解する力を養うとともに、現代の社会問題および社会変動を説明し批判する上でどのような理論枠組みが必要かについて、考察を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP2・DP3・DP4・DP11・DP12・DP13に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
担当教員の専門はドイツを中心とする社会学理論で、ゼミでも社会科学の主要な理論的著作の輪読をおこなう。ただし「理論のための理論」を探求することが目的ではなく、あくまで、われわれが直面する社会問題や社会変動を説明する枠組みとしてどのような理論が要請されているかを考えながら、それぞれの理論の可能性と限界について検討したい。
春学期はテキスト講読が中心となる。夏休みは研修旅行（フィールドワーク）を行ない、秋学期に各自が成果を報告書にまとめるとともに、学部研究発表会で発表を行なう。2011年は静岡県御前崎市の浜岡原発周辺を訪ね、反対運動家や市議会議員をはじめ地域の様々なアクターに話を伺った。2012年は被災地の復興を視察するため宮城県石巻市を訪ね、市議会議員、漁協、病院等に話を伺った。2013年は、大阪市釜ヶ崎の高齢の日雇労働者が集住する地域を訪ね、ホームレス支援、子どもの支援、高齢者への仕事の斡旋を行うNPO等で話を伺った。2年間の在外研究をはさみ、2016年は大阪市と京都市を訪ね、ヘイトスピーチ問題に取り組む在日朝鮮人の団体やジャーナリストらに話を伺った。2017年度は福島県福島市や郡山市を訪れ、原発事故被害への補償や被ばくの不安の問題にとり組む被害者団体や母親たちのグループ、農業団体等で話を伺った。2018年度は静岡県浜松市の日系ブラジル人労働者が集住する地域を訪ね、多文化共生政策や日本語学習支援の担当者、ブラジル人学校や保育園で話を伺った。2019年度は日雇い労働者が多かった横浜市寿町で、医療、ホームレス支援、就労支援に携わる方々に話を伺った。2020年度は朝鮮学校をとりまく情勢と自治体による多文化共生施策について、横浜と川崎で話を伺った。2021年度は、失踪者が多発する技能実習生問題について、送り出し（ベトナム）と受け入れ双方の担当者や支援団体・労働組合で話を伺った
今年度のテーマは、三月に決めて演習説明会で発表する。
秋学期は、二冊目のテキスト講読と並行して、個人研究報告を行なってもらう。個人研究は教員と相談しながら進めてもらうが、どのようなテーマを選ぶかは（そのテーマについて指導できるより適切なゼミがほかにある場合を除いて）基本的に自由である。
「演習1」（2年）と「演習2・3」（3・4年）を連続する時間帯に設定し、もう一方のゼミにも（単位にはならないが）出席することを義務とする（毎週100分×2コマの出席）。議論が充実するため、ゼミ生には好評である。授業時間割を計画する上で制約が生じることを理解した上で、希望票を提出してほしい。演習説明会に出席することを、希望票を提出する要件とする。
提出物については、翌週の演習もしくはメールを使ってフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス（1）
自己紹介など
第2回[対面/face to face]：ガイダンス（2）
研究の進め方について
第3回[対面/face to face]：3年生の研究報告
（1）（2）
第4回[対面/face to face]：3年生の研究報告
（3）（4）
第5回[対面/face to face]：テキスト講読（1）
並行して研修旅行の準備（1）
第6回[対面/face to face]：テキスト講読（2）
並行して研修旅行の準備（2）
第7回[対面/face to face]：テキスト講読（3）
並行して研修旅行の準備（3）
第8回[対面/face to face]：テキスト講読（4）
並行して研修旅行の準備（4）
第9回[対面/face to face]：テキスト講読（5）
並行して研修旅行の準備（5）
第10回[対面/face to face]：秋学期の研究計画の発表
2・4年生による
第11回[対面/face to face]：テキスト講読（6）
並行して研修旅行の準備（6）
第12回[対面/face to face]：テキスト講読（7）
並行して研修旅行の準備（7）
第13回[対面/face to face]：テキスト講読（8）
並行して研修旅行の準備（8）
第14回[対面/face to face]：テキスト講読（9）
並行して研修旅行の準備（9）
第15回[対面/face to face]：テキスト講読（1）
並行して2年生の研究報告（1）
第16回[対面/face to face]：テキスト講読（2）
並行して2年生の研究報告（2）
第17回[対面/face to face]：テキスト講読（3）
並行して2年生の研究報告（3）
第18回[対面/face to face]：テキスト講読（4）
並行して2年生の研究報告（4）
第19回[対面/face to face]：2年生の研究報告（5）
並行して学部研究発表会の準備（1）
第20回[対面/face to face]：2年生の研究報告（6）
並行して学部研究発表会の準備（2）
第21回[対面/face to face]：4年生の研究報告（1）
並行して学部研究発表会の準備（3）
第22回[対面/face to face]：4年生の研究報告（2）
並行して学部研究発表会の準備（4）
第23回[対面/face to face]：4年生の研究報告（3）
並行して学部研究発表会の準備（5）
第24回[対面/face to face]：4年生の研究報告（4）
並行して学部研究発表会の準備（6）
第25回[対面/face to face]：3年生の研究報告
（1）（2）
第26回[対面/face to face]：3年生の研究報告
（3）（4）
第27回[対面/face to face]：テキスト講読
（5）（6）
第28回[対面/face to face]：テキスト講読
（7）（8）
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
素晴らしいレジュメを作ることに全力を注いでほしい。また、時間割が許すならば、鈴木が担当する「公共性と民主主義Ⅰ・Ⅱ」を履修すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
春学期のテキストは、5冊程度の候補を三月の演習説明会で発表し、参加者と相談した上で第一回目のゼミで決める。
これまでも毎年2～3冊ずつ、ラトゥール『虚構の「近代」』、ホックシールド『管理される心』、アーレント『全体主義の起源 3』、ヴェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』、バウマン『コミュニティ』、ファノン『黒い皮膚・白い仮面』、石田勇治『過去の克服』、アンダーソン『想像の共同体』、ブルデュー『ディスタンクシオン』、ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、ドゥルーズ『差異と反復』、フロム『自由からの逃走』、フーコー『生政治・統治』などを、講読してきた。
参考書References
必要な参考書は、授業内で適宜指示する。履修希望者は、担当教員が執筆した論文をDropBoxからダウンロードし（http://ur0.link/sZeb）、選考までに必ず一つ以上読んでおくこと。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レジュメと口頭発表の内容（30％）、議論への参加姿勢（30％）、ゼミ論文（40％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。
その他の重要事項Others
質問は担当教員にメールで連絡すること（munenori@hosei.ac.jp）。