社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EB, SOC300EC, SOC300ED（社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300）演習２・３（卒業論文）Seminar 2・3
小林 直毅Naoki KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | L1785 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | 専門演習 |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
Course outline:
In this course, you will be able to understand contemporary society as media representation.
Learning objectives:
The goal of this course is to break away from the narrow media theory and to delicately and precisely illuminate the characteristics of the events represented in the media as the state of modern history and modern society.
Learning activities outside of classroom:
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policies:
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Sharing report: 25%. Participation in discussion: 25%, Term-end report: 50%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「メディア表象としての現代社会を読み解く」が、この演習のテーマです。粗雑な言葉と論理を振り回したり、狭苦しい世界に引きこもったりする「メディア論」から脱却して、描かれ、語られた出来事を繊細かつ緻密に読み解くことを目指します。その上で、現代社会が避けて通ることのできない重要な出来事の記憶を、時間的空間的な広がりのもとで再構成していきます。
到達目標Goal
現代社会を特徴づける出来事の、何が、どのように顕著に描かれ、語られ、記憶が共有されるのか、逆に、何が描かれず、語られず、忘却されていくのかを問うことから研究を出発します。そこから、描かれ、語られ、記憶されている出来事の特性と、逆に、描かれず、語られず、忘却されている出来事の特性を現代史や現代社会の在り様として解明できるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP2・DP3・DP4・DP11・DP12・DP13に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期はテキストクリティークを中心に進めます。秋学期はフィールドワークによる研究成果を共同研究発表に集約していく作業が中心になります。なお、授業計画は授業の展開によって、若干の変更がありえます。
課題等へのフィードバックは、各回の授業内で行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
問題関心の共有
第2回[対面/face to face]：問題構成
課題の見取り図を作る
第3回[対面/face to face]：テーマ概説
テキストと関連文献の概説
第4回[対面/face to face]：野蛮な西洋文明
春学期テキストの第１章の報告と討論
第5回[対面/face to face]：すれちがい、集まる眼差し
春学期テキストの第２章の報告と討論
第6回[対面/face to face]：水俣から流浪の風景へ
春学期テキストの第３章の報告と討論
第7回[対面/face to face]：「天然の美」という音楽を追って
春学期テキストの第４章の報告と討論
第8回[対面/face to face]：フィールドワークの準備（１）
フィールドワークのラフデザインの検討
第9回[対面/face to face]：演歌の源流
春学期テキストの第５章の報告と討論
第10回[対面/face to face]：大衆文化の肉体
春学期テキストの第６章の報告と討論
第11回[対面/face to face]：亡命ロシア人の東アジア
春学期テキストの第７章の報告と討論
第12回[対面/face to face]：インディ・ジョーンズとバンスキング
春学期テキストの第８章の報告と討論
第13回[対面/face to face]：映画と想像力
春学期テキストの第９章の報告と討論
第14回[対面/face to face]：フィールドワークの準備（２）
フィールドワークの計画の検討
第15回[対面/face to face]：共同研究のテーマ設定
フィールドワークの結果の確認と共同研究の準備
第16回[対面/face to face]：誰が語るのか
秋学期テキストの序章の報告と討論
第17回[対面/face to face]：批判的想像力の危機
秋学期テキストの第１章の報告と討論
第18回[対面/face to face]：東アジアにおける歴史をめぐる戦い
秋学期テキストの第２章の報告と討論
第19回[対面/face to face]：不穏な墓標／「悼み」の政治学と「対抗」記念碑
秋学期テキストの第３章の報告と討論
第20回[対面/face to face]：新たな市場に出荷された古い偏見
秋学期テキストの第４章の報告と討論
第21回[対面/face to face]：無害な君主制として天皇制は生き延びられるか
秋学期テキストの第５章の報告と討論
第22回[対面/face to face]：現代日本における移民と市民権
秋学期テキストの第６章の報告と討論
第23回[対面/face to face]：平和への準備のために
秋学期テキストの第７章の報告と討論
第24回[対面/face to face]：グローバルな記憶・ナショナルな記述
秋学期テキストの第８章の報告と討論
第25回[対面/face to face]：文化・多様性・デモクラシー
秋学期テキストの第９章の報告と討論
第26回[対面/face to face]：共同研究の分担報告２
分担した研究成果の報告と検討
第27回[対面/face to face]：共同研究の取りまとめ
分担した研究成果の集約と検討
第28回[対面/face to face]：共同研究発表の総括
共同研究発表の評価と反省
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
文献を読んで出席することは必須です。積極的な発言、討論への参加を求めます。本授業の準備学習・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
春学期：姜信子（2002）『安住しない私たちの文化──東アジア流浪──』晶文社
秋学期：テッサ・モーリス=スズキ（2013）『批判的想像力のために──グローバル化時代の日本──』平凡社ライブラリー
参考書References
年度初めに、「参考文献リスト」を配布します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
分担報告25％、討論への参加の度合い25％、学年末のゼミ論文50％によって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業改善アンケートは実施していません。