社会学部Faculty of Social Sciences
PSY200EA(心理学 / Psychology 200)心理学ⅡPsychology II
山下 大厚Daikou YAMASHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | L0052 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
〔Course Outline〕
This course introduces the problematic raised by anti/critical psychiatry or critical history of psychoanalysis and psychiatry to students taking this course.
〔Learning Objectives〕
By the end of the course, students should be able to do the followings:
・Understand and recall major terms and concepts in psychoanalysis and psychiatry,
・Outline the birth of psychiatric notion of illness from the viewpoint of historical and social contexts,
・Apply theories of critical psychiatry to the phenomenon of real world.
〔Learning activities outside of classroom〕
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to prepare and review the course content with handouts, recorded lectures, and reference books.
〔Grading Criteria〕
Your final grade will be calculated according to the following process: mid-term report (50%), term-end examination (50%), and a fraction of in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心や精神の問題は、個人の失調や病理とみなされがちだが、社会的、文化的構造の問題が滲み出たものだともいわれる。いくつかの事象の検討を通じて、このように指摘される根拠や歴史的経緯、背景について理解を深める。
到達目標Goal
心や精神の障害・病理の処遇にかかわる社会的・歴史的な事件や現代の専門的制度の枠組みなどについて、基本的な知識を持ち理解すること。これらの諸問題に、自ら興味を持ち今後の動向にも関心を持つこと。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は配布資料、映像資料を用いて行なう。授業のはじめに前回提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行なう。レポートやテストなどに対する講評、解説は採点後、学習支援システムに掲載するが、個別の質問にも応じたい。また授業計画は適宜変更がありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:講義ガイダンス
講義の展開予定と受講上の留意事項
第2回[オンライン/online]:心理主義とグローバル化
国際診断基準/エビデンス/向精神薬
第3回[オンライン/online]:メンタルヘルスと予防精神医学
労災としてのうつ病/ストレス・チェック
第4回[オンライン/online]:期待される行動療法と認知療法について
精神分析、薬物療法に代わる心理療法としての側面と、その批判的検討
第5回[オンライン/online]:狂気の歴史 と 反精神医学
その問題提起をどう引き継ぐか
第6回[オンライン/online]:バザーリアの精神病院廃絶の挑戦
イタリア・トリエステの脱施設化と地域精神保健
第7回[オンライン/online]:わが国の精神病院問題
宇都宮事件/社会的入院/身体拘束
第8回[オンライン/online]:フェミニズムと精神分析
フェミニストはフロイトをどう読むか
第9回[オンライン/online]:優生思想 と 精神病者
生きるに値しない命とは
第10回[オンライン/online]:発達障害が提起するもの
自閉症スペクトラムとアスペルガー
第11回[オンライン/online]:性・心・身体
性同一性障害/ジェンダーと心の病
第12回[オンライン/online]:戦争神経症 と PTSD
歴史的背景と現代における諸問題
第13回[オンライン/online]:夢について
フロイト、ユングの夢研究/夢の仕事
第14回[オンライン/online]:司法と精神医学
保安処分と医療観察法
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
難解なこともかみ砕いて説明していくが、漫然と受け身で聞いて理解できる内容ばかりではない。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。配布資料、講義の録画、参考文献を活用した復習により理解を深めること。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。各回の講義で必要な資料を配布する。
参考書References
必要があれば、その都度に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法とウェイト:中間レポート(50%)と期末テスト(50%)、および授業への貢献を加味する。評価の基準:中間レポートについては、出題されたテーマを適切に理解し、自らの疑問、見解が述べられているか評価し、期末テストは、学習内容の理解度を確認する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度は受講生の要望を受け、オンデマンドに対応したが、録画を見た人はほとんどいなかった。講義毎にいただいた質問や感想にも答えていくので、リアルタイムで多くの方が参加することを期待する。こちらもオンラインでの授業の改善に努めるが、オンデマンド受講の方は、早送りでもいいので録画を見るように努力すべきだし、自らの学ぶ姿勢についても改めて点検して欲しい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムの利用が不可欠である。また学習支援システムの受講者名簿には必ず連絡の取れるメールアドレスを登録すること。
その他の重要事項Others
この科目は心理学Ⅰと併せて履修することが望ましい。質問などはメールや学習支援システムの掲示板で受け付けます。