イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN510F2(経営学 / Management 500)創業・ベンチャー起業論創業・ベンチャー起業論
丹下 英明
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | W0101 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3,土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 共通選択科目、MBA特別必修 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
専門科目 共通選択科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this lecture is to acquire skills that can give practical advice to startups.
In addition, in order to acquire support skills, you will be asked to create a business plan in a group.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
【目的】
本講義では、創業・ベンチャー起業について、企業の成長ステージに応じた特有の経営課題(ビジネスモデルの構築、経営資源の確保・充実など)について、総合的かつ実践的な指導・支援・アドバイスができるスキルを修得することを目的としています。
また本講義では、支援スキル習得のため、実際にグループでビジネスプランを策定していただきます。そのため、本講義は、創業に関⼼のある⽅だけでなく、⼤企業内で新事業開発を⽬指す⽅や、⼤企業から独⽴しての起業を⽬指す⽅など、⼤企業向けも想定した講義内容となっております。幅広い⽅の受講をお待ちしております。
【概要】
第1~4回講義では、創業・ベンチャーのビジネスモデル構築、経営資源の確保・充実、ビジネスプラン作成等における成功要因について学んでいただきます。
第5~14回講義では、創業・ベンチャーの課題発見・解決のための助言の進め方について学んでいただきます。
また講義全体を通じて、グループでビジネスプランを策定していただきます。
以上を通じて、創業を成功させるためのビジネスモデルの構築や、経営資源の確保・充実について的確な助言ができるようになることを目指します。
到達目標Goal
1. 創業を成功させるためのビジネスモデルの構築や経営資源の確保・充実について的確な助言ができる。
2. 創業プロセスを理解したうえで、みずからビジネスプランを作成し、プレゼンテーションすることができる。
3. 創業・ベンチャー支援における中小企業支援施策の活用を必要に応じてガイドできる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」 に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業形態、授業内での発表】
講義では、基本的知識や理論の説明を⾏い、みなさんとディスカッションを行います。
また、グループに分かれてビジネスプランを作成していただきます。第7回の講義ではグループで作成したビジネスプランの中間発表を、第13回の講義では、最終発表をしていただきます。
【課題提出とフィードバック】
講義終了後は、感想や意⾒、質問をまとめた「講義レポート」を毎回提出いただきます。次回講義の冒頭に、講義レポートのなかから、皆様の感想や意⾒をいくつか紹介するとともに、質問に回答することで、フィードバックを⾏います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
・授業計画、授業内容および成績評価について説明する。
・グループによるビジネスプラン作成の進め⽅について説明する。
2[対面/face to face]:創業・ベンチャーのビジネスモデル構築支援:どのようなビジネスアイデア・プランが成功につながるのか
・どのようなビジネスアイデア・プランが成功につながるのか、議論する。
・ゲスト講師による講演・担当教員によるまとめを⾏う。
3[対面/face to face]:創業・ベンチャーのビジネスモデル構築支援:ビジネスプラン作成のポイント
・前回講義への質問に回答する。
・ビジネスプラン作成のポイントについて、説明する。
4[対面/face to face]:創業・ベンチャーのビジネスモデル構築支援:経営資源の確保・充実
・ビジネスプラン作成のポイントや経営資源の確保・充実について、説明する。
・グループを決定し、各グループでビジネスプラン作成を進める。
5[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力の養成:起業事例を通じた創業・ベンチャーに対する課題発見・解決
・前回講義への質問に回答する。
・起業事例から、創業・ベンチャーの課題発見・解決に向けた助言の進め方を学ぶ。
・ゲスト講師による講演・担当教員によるまとめを⾏う。
6[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力養成:ディスカッション
・ゲスト講師による講演を踏まえて、創業・ベンチャーへの助言についてグループでディスカッションを行う。
・各グループでビジネスプラン作成を進める。
7[対面/face to face]:ビジネスプラン中間発表
・前回講義への質問に回答する。
・各グループで考えたビジネスプランについて、中間発表を⾏う。
8[対面/face to face]:ビジネスプラン中間発表への講評
・各グループで考えたビジネスプランについて、中間発表を⾏う。
・教員よりビジネスプラン中間発表への講評を行う。
・各グループでビジネスプラン作成を進める。
9[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力養成:支援機関の事例を通じた創業・ベンチャーに対する課題発見・解決
・前回講義への質問に回答する。
・支援機関の事例から、創業・ベンチャーの課題発見・解決に向けた助言の進め方を学ぶ。
・ゲスト講師による講演・担当教員によるまとめを⾏う。
10[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力養成:ディスカッション
・ゲスト講師による講演を踏まえて、創業・ベンチャーへの助言についてグループでディスカッションを行う。
・各グループでビジネスプラン作成を進める。
11[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力養成:金融機関の事例を通じた創業・ベンチャーに対する課題発見・解決
・前回講義への質問に回答する。
・金融機関の事例から、創業・ベンチャーの課題発見・解決に向けた助言の進め方を学ぶ。
・ゲスト講師による講演・担当教員によるまとめを⾏う。
12[対面/face to face]:創業・ベンチャーへの助言能力養成:ディスカッション
・ゲスト講師による講演を踏まえて、創業・ベンチャーへの助言についてグループでディスカッションを行う。
・各グループでビジネスプラン作成を進める。
13[対面/face to face]:ビジネスプラン最終発表
・前回講義への質問に回答する。
・各グループで作成したビジネスプランをパワーポイントまたはワードを⽤いて発表してもらう。
14[対面/face to face]:ビジネスプラン最終発表
総括
・各グループで作成したビジネスプランをパワーポイントまたはワードを⽤いて発表してもらう。
・教員よりビジネスプランの講評を行う。
・最後に、講義の振り返りと質疑応答を⾏う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・毎回授業前にレジュメや関連⽂献に必ず⽬を通したうえで出席してください。
・授業終了後は、教科書の該当部分を確認し、復習をおこなってください。
・講義レポートや課題は、必ず期限までに提出してください。
・グループでのビジネスプラン作成に取り組むための準備(関連⽂献の調査・精読など)を必ず⾏ってください。
・グループによるビジネスプラン作成ついては、授業時間内だけでなく、授業時間外も活⽤して進めてください。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・グロービス経営⼤学院『グロービスMBAビジネスプラン』ダイヤモンド社、2010年
参考書References
・⻑⾕川博和『ベンチャー経営論』東洋経済新報社、2018年
・柳孝⼀『ベンチャー経営論: 創造的破壊と⽭盾のマネジメント』⽇本経済新聞社、2004年
成績評価の方法と基準Grading criteria
・個⼈による成果・講義への参加姿勢(講義への貢献、グループワークへの貢献、レポート課題など)︓50%
・グループによるビジネスプラン作成の成果:50%
・60 %以上で合格。
・最終講義時までに、各チームで作成したビジネスプラン(データ)を合わせて提出すること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・パワーポイントによる資料作成など、グループワークではPCを使いますので、ご準備ください。
・講義資料は、原則、2⽇前までに学習⽀援システムに掲⽰します。
・課題提出は、学習⽀援システムを利⽤します。
その他の重要事項Others
・教員の実務経験︓株式会社⽇本政策⾦融公庫において、中⼩企業向け融資・審査業務に従事。その後、同公庫総合研究所に異動し、中⼩企業経営に関する様々な研究を⾏う。本授業では、これらの実務経験を踏まえて、実際の企業事例を活⽤した授業を⾏います。