通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
教育原理Principles of Education
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:遠藤 野ゆりNoyuri ENDO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 遠藤 野ゆり |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 教職に関する科目 |
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Outline (in English)
In this class we will think about "what kind of existence is a child, education, and school" from the two levels of history and thought in principle. The goal is to acquire basic knowledge of child theory, development theory, and school theory, and while reflecting on one's childhood, growth and development trajectory, and school experience, the future of Japanese children, education, and school. Develop the ability to think about issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
「子ども、教育、学校とは、どんな存在か」を、歴史と思想の二つのレベルから原理的に考える。目標としては、子ども論、発達論、学校論の基礎知識の習得した上で、自らの子ども時代、成長発達の軌跡、学校体験を省察しながら、日本の子ども、教育、学校のこれからのあり方や課題を考える活用力を養う。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
まず導入として、教育原理や教職課程における学びのスタイルについて考える。その後、子ども、学校や公教育の歴史を、欧米と日本を素材に概説する。特に、今日の教育や学校の起点となる、近代学校が進化するプロセスに注目する。と同時に、子どもー大人の近代的二分法を検討する。最後に、学校を構成する諸要素(教科指導や生活指導など)を紹介し、他の教職科目への学びの入口にする。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと。)
リポートは、次の二つの基準から評価する。まず、設問にたいして、どれだけ試行錯誤もしながら、的確に事実や論理を駆使して回答しているか。次に、自らの子どもや学校の体験を省察しながら、設題を自らのコトとして受け止めて考え論述しているかである。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『教育を原理する-自己にたち返る学び』筒井美紀、遠藤野ゆり、法政大学出版局、2013年、¥2,400+税
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。 テキストを通読するだけでなく、設題に掲げられた参考書を1冊でもよいから読んでほしい。アマゾンなどの書籍販売サイトで検索すれば、さらに最新の書誌情報も得られる。また、インターネットからは、最新の生の情報やデータが入手できるし、子どもや学校などを紹介し論評した新聞記事も手に入るので、これらも積極的に活用してほしい。
なお、ウイキペディアなどの辞典的な記事も入手できるが、これはあくまでも参考に過ぎず、必ず自らの手と頭を使って、テーマ(主題)を咀嚼し、思索を深める学習をしてほしい。文章として形だけ整った論述よりも、どれだけ思索において試行錯誤や省察をしたのか、このことが教師や社会人の資質として問われている。