通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning)

中等教育における国語科教育の目標、すなわち、国語を適切に表現し、正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い、言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め、国語を尊重する態度を育てるという目標を的確に理解し、生徒たちの資質・能力の育成をめざす。国語科教育における様々な学習指導理論を踏まえ、具体的な授業場面を想定した学習指導案を作成し、授業を行うことができるようになる。

日本語 / Japanese

テキストに沿って、国語科教師として必要な教材の研究と授業づくりの方法について習得する。

リポートおよび単位修得試験

　
テキスト
テキスト①町田守弘編著『実践国語科教育法「楽しく、力のつく」授業の創造』（学文社）第三版、2019年、￥2,200+税
※第二版（2016年）も使用できるが、2017年告示「中学校学習指導要領」、2018年告示「高等学校学習指導要領」に関する学習が必須のため第三版を使用することが望ましい。
テキスト②遠藤野ゆり『教職課程におけるICT機器の活用・教材研究・模擬授業』（法政大学通信教育部）第１版、2019年
参考書・参考資料等　文部科学省「学習指導要領」（中学・高等学校　国語科　最新版）

通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
第1回：「国語科教育法」で何を学ぶか（テキスト①序章）
第2回：国語科の制度―学習指導要領と教科書（テキスト①第1章）
第3回：発問・指示、板書・ノート指導・ワークシート（テキスト①第2・3章）
第4回：「話すこと・聞くことの」の授業（テキスト①第4章）
第5回：「書くこと」の授業（テキスト①第5章）
第6回：「読むこと」の授業（テキスト①第6章）
第7回：韻文教材の授業（テキスト①第7章）
第8回：古典の授業（テキスト①第8章）
第9回：効果的な学習指導の進め方―主体的・対話的で深い学びを求めて（テキスト①第9章）
第10回：国語科の評価（テキスト①第10章）
第11回：指導計画・学習指導案の作成（テキスト①第11章）
第12回：模擬授業の意義とその構築（テキスト①第12章・テキスト②第3章）
第13回：知識・技能をいかに活用するか（テキスト①第13章）
第14回：新しい時代の国語科教育―ヴィジュアル・リテラシーとICT教育を考える（テキスト①第14章・テキスト②第1章）
第15回：国語科教育の課題と展望、効果的な教育実習のために（テキスト①第15章・終章）
単位修得試験