文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）心理学特殊講義ⅡSpecial Lecture on Psychology II
越智 啓太Keita OCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3727 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
Theme: Learn how to study psychology through marketing psychology
The goal of this class is to acquire various psychological methods such as questionnaire, experiments, big data analysis, multivariate analysis, machine learning, psycho-physiological method and case studies, mainly using marketing psychology and consumer behavior study.
【Learning Objectives】
(1) To be able to explain the definition of the basic concept of marketing psychology and psychological research methods.
（2）To be able to analyze human behavior in real-life situations using various methods and make evidence-based proposals.
【Learning activities outside of classroom】
Each lesson requires 2 hours of preparation and 2 hours of review.
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Report (70%) + contribution to class(discussion and comments) (30%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
テーマ：マーケティング心理学を通じて心理学の研究方法を学ぶ
この授業では、おもにマーケティング心理学、消費者行動論などの研究を用いて、調査、実験、ビッグデータ解析，多変量解析、機械学習、生理心理学的方法、ケース研究などのさまざまな人間行動についての研究手法を理解し、身につけることを目標とする。ペット茶飲料、スターバックス、ディズニーランドまでさまざまな具体例をとりあげる
到達目標Goal
(1）マーケティング心理学の基本概念と心理学の研究手法について理解し、記憶し、使いこなせるようになる。
（2）実際の場面における人間行動について、さまざまな方法を用いて分析し、エビデンスに基づいた提案ができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は、基本的には講義形式で行うが、授業内で調査の実習や分析の実習、企画の立案などの演習も何回か取り入れる。
毎回リアクションペーパーを授業支援システムなどで提出させ、直接またはWEB上でフィードバックを行う。また、発表などの際にはその場、あるいは授業終了後に詳細なフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：オリエンテーション
授業方針についての説明など
第2回[対面/face to face]：プライシング（1）
価格設定についての実験心理学的研究、店舗内行動解析、眼球運動指標、サーモグラフィー
第3回[対面/face to face]：プライシング（2）
価格設定についての質問紙調査と行動経済学的な研究
第4回[対面/face to face]：プライシング（3）
ID-POSなどのビッグデータを使用した分析、機械学習（教師なし学習）
第5回[対面/face to face]：プライシング（4）
価格設定、価格戦略についてのケース研究、ゲーム理論
第6回[対面/face to face]：マーケットセグメンテーション（1）
市場についての調査研究とその分析手法、主要な理論、定点分析、調査におけるバイアス
第7回[対面/face to face]：マーケットセグメンテーション（2）
コレスポンデンス分析や因子分析を用いた市場や消費者の分析、二次元マッピング、ケース研究
第8回[対面/face to face]：ブランディング（1）
ブランディングについての諸理論、ブランドイメージの測定、SD法,
生理心理学的手法、ニューロマーケティング
第9回[対面/face to face]：ブランディング（2）
ブランドパーソナリティ理論とその測定、分析、ケース研究
第10回[対面/face to face]：アドバタイジング
広告媒体の種類と心理学的特徴、ランダムフォレスト、到達率、認知率の予測
第11回[対面/face to face]：デザイン（1）
パッケージデザインの評価手法と分析
感性的マーケティング手法、デザインと心理変数についての実験的研究、プライミング、潜在学習とマーケティング
第12回[対面/face to face]：デザイン（2）
受講生によるデザイン分析の実習と発表
第13回[対面/face to face]：コンシューマーパーソナリティ
消費者行動の個人差、心理尺度の構成、因子分析、行動によるマーケットセグメンテーション、重回帰分析、機械学習、ランダムフォレスト
第14回[対面/face to face]：全体のレビューとまとめ
エビデンスに基づいたマーケットリサーチと提案
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、2時間以上の準備と2時間程度の復習が必要となる。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない。プリントをWEBを通じて配布する。
参考書References
各自、適切なものを自分で選択する。選択のサポートは行う。第1回の授業で文献と資料の収集方法について詳述する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート（70％）＋授業内での発言、ディスカッション（30％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
この授業は、本年、大幅に内容が変更されたので、昨年のフィードバックはない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
可能なら自己保有のPC
その他の重要事項Others
（１）広告や市場調査、商品企画、に興味のある学生、その種の業界に就職を希望する学生、パッケージデザインなどの商業デザインに興味のある学生、消費行動に関連したテーマで卒論を書きたい学生などに向いている。
（２）受講に当たっては統計の基本的な知識を習得していることが望ましいが（1年次の統計法で学んだ範囲）だが、それほど難しくはない。どうしてもわからない場合は個別指導する。統計的な内容に触れる場合も数学的な証明などは省略し、統計ソフトの使用とデータの読み方を中心に講義する。
（３）できるだけたくさん、具体的ケースや心理学の実験を紹介する。