文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）人格心理学Personality Psychology
杉山 崇Takashi SUGIYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3724 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
（Learning Objectives）
You will learn the normal and abnormal state of the personality and the mechanism of the mind, and will be able to express self-understanding, understanding of others, and understanding of human society in your own words through personality psychology.
（Learning activities outside of classroom）
Preparation: Read the specified range of handouts and texts, and search for technical terms for about 2 hours.
Review: A review task of about 2 hours will be imposed each time, and a report for review will be imposed as needed.
(Grading Criteria/Policy)
Normal score (review task + class attitude) 30% and report (achievement of achievement goal) 70%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では「人格（パーソナリティ）」を手がかりに、人間と社会に関する心理学的理解を深めましょう。さらに、ワークやレポートを通して自己理解、他者理解、人間関係の理解を深めましょう。
人格には1）人間の心理的な個人差（特徴）、2）個人の社会相互作用（社会適応）の様式、3）生得的な生理・反応・行動傾向、4）後天的な認知構造・信念・スキーマの様式、などさまざまな側面があります。これは、人間が非常に多面的な存在であることを意味しています。この授業では、まず心理学的な「人格」の考え方、人格心理学の基礎的な方法論を学びます。続いて人格心理学の応用や実際問題について実例を交えて学び、「人」を見る視点に幅を持たせましょう。
到達目標Goal
１）「人格＝パーソナリティ」の基礎知識・基礎用語を身につける
２）人格心理学を通じた自己理解と他者理解を自分の言葉で語れるようになる。
３）人格心理学を通して人間と人間社会の理解を深め，自分の言葉で語れるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・「学習支援システムHopii」を活用します。授業時間に必ずHopiiにアクセスし、「お知らせ」の支持に従って学修を進めて下さい。
・担当教員が配布した講義動画の視聴、または講義資料を熟読した後、課題を提出する形で行います。
・課題には「より深く学ぶための質問」も可能にしています。このシステムを活用して双方型授業として行います。
・課題の提出がない場合は欠席とみなします。
なお、課題として毎回、リアクションペーパーの提出（またはそれに代わる
オンライン上での記入）を貸し、その内容については次回の授業内でフィー
ドバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：人格とは
ガイダンスと人格心理学の人間観
第2回[未定/undecided]：人格の理論①
精神分析的アプローチ
第3回[対面/face to face]：人格の理論②
学習理論、自己理論
第4回[未定/undecided]：人格の病理
パーソナリティ障害
第5回[対面/face to face]：類型論①
ユングのタイプ論：パーソナリティと職業
第6回[未定/undecided]：類型論②
ミロンの類型論
第7回[対面/face to face]：特性論①
因子分析と特性５因子論
第8回[未定/undecided]：特性論②
生物学的特性論
第9回[対面/face to face]：パーソナリティと欲求，恋愛
パーソナリティの偏り
第10回[未定/undecided]：人格の発達と統合①
遺伝行動学と生涯発達心理学
第11回[対面/face to face]：人格の発達と統合②
人格（スキーマ）形成と初期経験，スキーマ療法と人格の最適化
第12回[未定/undecided]：人格の発達と統合③
心理－社会的要因による情動調整
第13回[対面/face to face]：人格と進化論①
扁桃体の3Fとその統制の進化論
第14回[未定/undecided]：人格と進化論②
日本文化と謙遜
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【予習】次回授業のキーワードを2時間ほど調べ理解しておくこと。なお，キーワードを事前に知らせます。
【事後学習】人格心理学を通した2時間程度の自己理解の課題を毎回課す。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない。必要に応じて資料やスライドを活用して実施する。
なお，資料はwebで配布するので授業支援システムにアクセスできる環境が必須である。
参考書References
『心理学要論』培風館
『心理学ビジュアル百科』創元社
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（各授業における課題の提出）50%とレポート（到達目標の達成度）50%
レポートは授業内で指示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生諸君の忌憚のないご意見を伺い、次年度の改善に役立てたい。みなさんのご意見を楽しみにしています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムで資料配布し課題を出すためPC、インターネットを活用できる環境が必須。また、動画を配信する場合もあります。詳しくは授業支援システムで指示します。
その他の重要事項Others
この授業では人格について知識を深め、自己理解、および他者理解が深まることを目指しましょう。
人格心理学は一つの応用的な心理学の一分野です。心理学には個人差を誤差として、万人共通のメカニズムや法則を探るアプローチ（たとえば学習心理学）や、個人内ではなく環境や状況に人間の行動や感情、認知を変容させる仕組みがあるとするアプローチ（たとえば社会心理学）がありますが、人格心理学には個人内の過程に注目して、個人差の測定を行う観点もあります。応用的な心理学を学ぶための前提として、認知心理学、学習心理学、神経－生理心理学、社会心理学などの基礎的な心理学をある程度理解していることが必要です。
担当教員HP： sugys-lab.com