文学部Faculty of Letters
PSY300BG（心理学 / Psychology 300）研究法Ⅱ（１）Research Practicum II (1)
高橋 敏治Toshiharu TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3651 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Based on the knowledge and methodology of psychology we have learned so far, we will acquire the required abilities to conduct graduation research.
Lively discussions will be held on problems and corrections based on actual survey and experimental data. Discuss and modify it many times to complete your bachelor thesis.
It takes 2 hours to prepare and 2 hours to review for each lesson.
Final grade will be calculated according to the following process: in-class contribution (40%), presentations (40%), and reports (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
今まで学んできた心理学の知識と方法論をベースに，卒業研究を実施する上での必要な能力を習得します。論文作成上の問題点を，ゼミ形式で検討します。
到達目標Goal
実際の調査や実験を行い，論文の執筆に結び付けた問題点や修正点について活発な議論をします。まとめに至る段階で何回か，議論し，修正し，卒論を準備します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基本的には受講生自身が準備してきたことを発表してもらい，それを討論するということを繰り返します。 各自の発表の準備および実際の発表を通じて，自分の考えを整理して，そこで提出されたコメントを参考にしながら，客観的に自分の研究を検討する姿勢を獲得していきます。 また，質問紙の作成や実際に実験を実施する際の教示や説明の練習の場として活用します。授業時間内に，必ず質疑応答の時間を設け，生じた疑問や問題を討論します。発表後には，振り返りレポートを提出してもらい，疑問点などを授業内でフィードバックします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
秋学期の授業計画説明と順序・役割決め
第2回[対面/face to face]：研究発表【3-1】
順番を決めた上で計画の吟味検討1
第3回[対面/face to face]：研究発表【3-2】
順番を決めた上で計画の吟味検討2
第4回[対面/face to face]：研究発表【3-3】
順番を決めた上で計画の吟味検討3
第5回[対面/face to face]：データ整理
Excelの使い方、データの扱い方など
第6回[対面/face to face]：研究相談1
問題点や疑問点の整理
第7回[対面/face to face]：データ処理
データ処理，統計分析など
第8回[対面/face to face]：研究相談2
問題点や疑問点の整理
第9回[対面/face to face]：図表のまとめかた
記述統計表やグラフの適応の仕方など
第10回[対面/face to face]：研究相談3
論文の記載上の問題
第11回[対面/face to face]：研究発表【4-1】
順番を決めた上で計画の吟味検討1
第12回[対面/face to face]：研究発表【4-2】
順番を決めた上で計画の吟味検討2，卒論仮提出
第13回[対面/face to face]：研究発表【4-3】
順番を決めた上で計画の吟味検討3
第14回[対面/face to face]：よく見かける論文記載上の間違い（実例）
総括・まとめ
仮提出論文フィードバック
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は, 各2時間合計4時間を設定しています。
第1回 3回目研究発表の原稿作成1
第2回 3回目研究発表の原稿作成2と発表後の修正版レポート作成
第3回 3回目研究発表の原稿作成3と発表後の修正版レポート作成
第4回 3回目研究発表の原稿作成4と発表後の修正版レポート作成
第5回 卒論データの入力上の問題や作成上の問題点レポート作成1
第6回 卒論データの統計上の問題点レポート作成
第7回 卒論仮説と対応させた統計分析の問題点レポート作成
第8回 卒論図表作成上の問題点レポート作成
第9回 卒論作成上の問題点レポート作成1
第10回 4回目研究発表の原稿作成1と発表後の修正版レポート作成，卒論仮提出用原稿作成
第11回 4回目研究発表の原稿作成2と発表後の修正版レポート作成，卒論仮提出用原稿作成
第12回 4回目研究発表の原稿作成3と発表後の修正版レポート作成，卒論仮提出用原稿作成
第13回 4回目研究発表の原稿作成3と発表後の修正版レポート作成
第14回 卒論仮提出用原稿修正版の作成
要旨原稿の作成
テキスト（教科書）Textbooks
特に，テキストは用いません。 各自が自らのテーマに関連する資料を用意していきます。
参考書References
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（40％），発表（40％），レポート課題（20%）によって総合的に評価します。 発表については，発表原稿だけでなく，発表時に議論された問題点や修正点を反映した振り返りレポートとして，それを提出して下さい。必要に応じて，次の授業で議論します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
16名の受講者中4名から回答を頂きました。4-5の段階は授業の工夫では75％，理解できたかは75％でした。授業外学習は2時間以上の人と3時間未満の人が75％と大半でした。3年は卒論の準備，4年生には卒論制作に専念するように授業や課題の内容を別々に進行しました。自由記述では，「授業後に他の受講生からのコメントを公開していただける点」「発表，資料作成などこの講義で培った経験」などの評価するコメントがありました。一方で，「自由度や自主性が高く，各々の設定したテーマについて時間的幅を持たせて研究していく」ことに戸惑った学生もいました。今後は，授業の内容の工夫や進行を考えたいと思います。対面でも飲み会などはできないため，昨年度に約束したようにオンラインの懇親会（３年生）を開きました。しかし対面の交流に，勝るものはないと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPC，パワーポイントを使用しますので，ノートPC準備係とプロジェクター係を決めます。授業支援システムを利用して，資料配布やお知らせします. 必ずファイルが添付できるメイルを授業支援システムに登録して下さい。
その他の重要事項Others
新型コロナ肺炎に関する状況を考えて授業形態をオンライン授業などに変更する場合があります。初回の授業には必ず出席して下さい。
【オフィスアワー】シラバスの教員紹介に記載してあります。卒論で脳波などの心理生理機器を使用する場合は，生理心理学・生理心理学実習を履修することをお勧めします。また，卒論で睡眠や眠気に関する研究を希望される場合は，精神生理学特講の履修をお勧めします。担当教員は，厚生労働省精神保健指定医，日本精神学会精神科専門医および日本睡眠学会専門医として30年以上精神科の臨床に携わっています。この経験を生かして，一緒に考えて行きます。